児童書読書日記

2009-06-02

[]日本の児童文学に魅力的なキャラクターがいないわけがない 日本の児童文学に魅力的なキャラクターがいないわけがないを含むブックマーク

まずは現状を説明します。発端は丸山高弘さんのブログの5月31日の記事と6月1日の記事で、現在の日本の児童文学ではゾロリをのぞいて魅力的なキャラクターが絶滅状態にあるという問題提起がなされたことです。そこへわたしが反対する立場からコメント欄にお邪魔した次第です。詳細はリンク先を参照してください。

そちらのコメント欄でわたしは丸山さんの論拠を確認しているばかりで、自分から積極的な意見発信をしていません。それではフェアではないので、こちらから「日本の児童文学に魅力的なキャラクターはいる」という論拠を提示したいと思います。なお、コメント欄でわたしは「魅力的かどうかという問題の立て方は主観的すぎるので、ある程度目に見える指標を導入しないと議論は平行線になってしまう」と指摘しているので、論拠は客観的なものを提示することを心がけます。

まずは、書店に行って平台にある人気のシリーズを見てください。そこには10巻をこえる長いシリーズものがいくつもあるはずです。

マリア探偵社 秘密のマニュアル (フォア文庫)

マリア探偵社 秘密のマニュアル (フォア文庫)

2009年5月現在で「マリア探偵社」は18巻、「若おかみ」は13巻、「黒魔女さん」は10巻(11巻は7月刊行予定)刊行されています。「夢水清志郎」は全14巻で2009年3月に完結しました。これだけの長いシリーズを子供が読み続ける理由はなんでしょうか。ストーリー展開が面白いので、先を知りたいという理由はもちろん考えられます。しかし、上に挙げた人気作4作は事実上一話完結方式で、ストーリーで次の巻につなぐという要素は強くはありません。となると次に考えられるのは、「大好きなあのキャラクターにまた会いたい」という動機です。つまり、これらの作品のキャラクターはまた会いたいと思わせるだけの魅力を持っているということです。これらの本が出続けて売れているというのが、わたしの提示する目に見える指標です。反論をお待ちしています。

maruyama_takahiromaruyama_takahiro 2009/06/02 19:03 ありがとうございます。
だいぶ見えてきました。

...というわけで、第二弾は「日本の児童文学には『魅力的な場所』がない」と言ってみたりしてます。
では。

yamada5yamada5 2009/06/03 02:13 コメントありがとうございます。
やりとりをしているうちに、丸山さんが独特の言葉の使い方をされる方だということがわかってきました。丸山さんにとって、自分が知らないことは「ない」ことになるんですね。
「仮説」という言葉の使い方も独特です。丸山さんにとって「仮説」という言葉は、この言葉さえ使えば根拠もなくなにかを貶める発言をしてもOKな、とても便利な言葉なんですね。もう少し一般的な言葉の使い方をしないと、いらない誤解を受けることになってしまうと思いますよ。
日本の児童文学の「魅力的な場所」が知りたいのであれば、いくらでも例を挙げて差し上げます。ただしその前に、「魅力的な場所」の定義を明確にして、魅力を測定する客観的な指標を提示してください。でないとわたしは自分の主観で例を挙げることしかできず、それが丸山さんに満足していただけるか判断することができませんので。

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