水野敬也氏の悲劇を乗り越えて
少し真面目な話になってしまうんですが、僕の好きな作家に水野敬也という方がいます。
「夢をかなえるゾウ」、「四つ話のクローバー」、「温厚な上司の怒らせ方シリーズ」などで知られるベストセラー作家です。
水野氏の事を知ったのは最近で、友人に「水野敬也のブログが面白い」と教えてもらったのがキッカケ。
その時初めて読んだのが【オナニー事件】というタイトルの記事でした。
とある日、自身の事務所でこっそりオナニーに取り組んでいた水野氏の姿が等身大に描かれ、そんな水野氏のオナニーにひょんな事から巻き込まれることとなるアシスタント達との珠玉のオナニー物語。
要は水野氏がアシスタントの方に自分のオナニーを見られてしまうという内容なんですが、
僕はこのブログを読んでただただ“感動”しました。
これほど著名な方がブログという公の場で、堂々と「オナニー」について言及されている事に並々ならぬオナニー愛を感じたからです。
これには僕も同じ現役オナニストとしてかなりの刺激をもらえたし、
このブログを書かれた事によって水野氏が一躍日本のオナニーシーンを牽引するカリスマとしてスターダムに躍り出た事は誰の目から見ても明らかでした。
が、しかし。
そんな【オナニー事件】の感動から数日経ったある日、
オナニー界に激震が走る一つの出来事が起こりました。
この【オナニー事件】の内容があまりにも過激な下ネタだと判断したブログサイト側が、
この記事を強制削除してしまったのです。
削除後、水野氏のブログにはこう書かれていました。
[当ブログ内において不適切な表現が含まれていた為、記事を削除させていただきました。 アメーバブログ]
正直これを読んだ時、とうとうメディアの圧力もここまできたかと思いました。
このアメーバブログに限らず、テレビや雑誌などのメディアが「オナニー」という言葉を禁止用語にして強制的に規制する事で、
『オナニー=駄目な大人の象徴的行為』という間違ったイメージをティーンに植え付け、
オナニーに対する罪悪感を強めさせた上でティーンからオナニーを奪おうとしてるのが容易に想像できます。
要するにメディアは一部のアンチオナニー派のクレームを恐れ、大多数である親オナニー派の声を黙らせたのです。
しかし、親オナニー派の一人としてこれだけはハッキリと断言出来ます。
「オナニーは終わらない。」
そう、仮にこの水野先輩のブログが削除されたところで、これからもティーンを中心に新しいオナニーは世界中で産声を上げ続けるし、
これから思春期を迎え、オナニーを覚えるであろう何の罪も無いティーンとティーンのオティーンティーンからオナニーを奪う事があっては絶対にならない。
そして僕は気付いたんです。
自由に「オナニー」と発言する事も許されず、あたかもそれがタブーかのように扱われてしまう今のこの間違った世の中で、
次世代の若きオナニスト達にテンガという名のバトンを繋ぐ為には、
まず今あまりにも低い不当な評価を受けているオナニーの価値を高めるのが最優先であり、
簡単な話、オナニーの尊さを世間が再認識して、オナニーの価値を高める事が出来れば、
テレビや雑誌などのメディア、勿論ブログでも、誰でも堂々と「オナニー」と叫べる時代が来るんじゃないかと。
そうなれば、やがて朝のニュース番組『とくダネ』で小倉さんが開口一番、
「いやぁぁ笠井君!昨日のオナニーは最高でしたよ!」
と、あの強い眼光で真面目に話されてる姿を見る事だって近い将来充分あり得るし、
お固いNHKで、
「明日から大型連休が始まるということで、全国各地でオナニーラッシュが予想され、深刻なティッシュ不足が懸念されます。」
というニュースが流れるのも決して夢ではなく、
英語の教科書に、
[問1.「Mary play masturbation, yesterday」を訳しなさい。]
という問題が出てくるなんてことも時間の問題だと思います。
そして今日の僕は冴え渡っているのか、夢中でブログを書き進めている内に更に気付いたんです。
今こうしてオナニーの価値を懸念する前に、
今すぐこのブログを書く手を止めるのが最優先であるということに。
とりあえず、
このブログを書いた事によって底辺まで下がるであろう、
自分自身の価値を高めることが急務になりそうです。
=live information=
10月末、渋谷7th floorにて東京の大切な友達でもありイベンターのハータン主催「音キッチン vol.5」でのakira kosemuraさん、no.9のjoeさんとの共演、
その翌日、ハマの兄貴ことサマさんのお店横浜Grassrootsにてゆるい雰囲気の中での2セットライブ、
先週末、京都磔磔にて10代の頃から憧れ続けてきたthe band apartとの悲願の共演、
翌日、千葉の中滝アートヴィレッジという森の中での最高に素敵なフェス、
その翌日、京都メトロでの日本を代表するポストロックバンドLITEのイベント「parabolica jam」、
そしてシングルのレコーディングと、
バタバタしながらも幸せな日々を送らせてもらってました。
遊びに来てくれた皆さん、ありがとうございました。
そんなライブ三昧な日々も今年は残すところ後3本。
12月17日のは初ワンマンまで全力で楽しんでいきたいと思ってるので、良かったらぜひ遊びに来て下さい!
2011.11.20(日)@京都 丸太町Club METRO
【pasteur “5/0wΣave”release tour 〜psycholeptic shel.ta〜】
[LIVE]pasteur / LOW-PASS / ときめき☆ジャンボジャンボ / LAGITAGIDA / lattice / jizue
open17:00 / start 17:30
前売¥2,000 / 当日¥2,500
前売はチケットぴあ (0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード:149-257) 、
ローソンチケット (ローソンLoppi、Lコード:56326)、e+ (http://eplus.jp/)
※前売発売場所:ぴあカウンター、セブンイレブン、サークルKサンクス、ローソン、e+
2011.11.27(日)@神戸 三宮 太陽と虎
【TRADITION DIES SLOWLY vol.19〜K.R.S 8周年】
[Live]NOTIIBELIKESOMEONE / BURNING SIGN / RE-BUILD / DANYTIME / MASTERPEACE / ATEOTO
/ theorem / RUNNER / jizue
OPEN / START 16:00
ADV 2000yen
2011.12.17(土)@京都 三条 Cafe independants
【jizue new single「Chaser」release oneman live】
Live :jizue 2ステージ制
open 19:00 / start 19:30
adv:2,000yen / door:2,500yen
チケットのご予約はこちらから
http://www.budmusic.org/schedule/712.html
info :
jizue web
jizue.com
bud music web
www.budmusic.org
cafe independants
075-255-4312
cafe-independants.com