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2016-10-01

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2016-09-20

[]お知らせ

更新再開。リーフの記事書きたかったので。続くかは知らん。

[]日産「リーフ」に乗ってみた

マイナーチェンジ後モデルの、容量の少ないほう(初期モデルと同じ)のバッテリーを積んだモデルをお借りしたので、下道〜高速まで35kmほど乗ってみた。

外観

ボディカラーはマイチェン後のイメージカラーであるホワイト。EVの特別感を演出したデザインは好みが分かれるだろうが、個人的には全く欲しくない。これが「カッコイイ!」って人は少数派だろうなぁ。まぁ、遠目にも「あ、リーフだ」と判るのは確かで、貸主曰く「乗ってしまえば慣れるしリアは悪くないヨ!」とのこと。風切り音を低減するためのヘッドライト形状など、技術的に面白い部分はある。

内装

微妙。センターコンソールやドア回り多用されている、艶のあるプラスチックの安物感が居た堪れない。ディスカウントストアのドン○・ホーテに売っているアクティブスピーカーの如し。情報過多のメーター類も、今となってはレトロ・フューチャーの類でスマートでない。シートはコンパクトカーのそれ。ちょっとサイズが小さいし座面が柔らかすぎる。リアシートは狭くなく、4人乗りとして普段使いできるレベルの室内空間が確保されている。

シフト操作を省き、操作系統は今時の普及価格帯の車と変わらない。シフトレバーは、真ん中のボタンを押すと「P」、下げると「D」と「B(Low相当)」のトグル、上げると「R」だ。フニャっと動き、操作の節度感などという議論とは無縁の代物。DとBの切り替えが同じ方向であるのが不自然な気もするが、慣れの問題か。「P」が独立ボタンになっている事の有難味はほとんどない。なにせパーキング・ブレーキは普通に「足踏み式」だ。普通のシフトレバーで良かったんじゃね?

パワートレイン等

どの回転数でも最大トルクを発揮するモーターの特性から、ゼロ加速はやはり特筆もの。当たり前だが走行中もエンジン...もといモーターはスムーズで静か。90km/h位までは快適だ。しかし、それ以上に加速しようとすると、それまでのパワフルさとのギャップもあって非常に鈍く感じる。というか実際鈍い。もっとも、安全運転の範囲なら追い越しできる程度は加速するので、国内で不満が出ることはあるまい。停車中も無音だが、アイドリング・ストップが普通になった現在では大したメリットではないかも。

ブレーキは、回生協調ブレーキである。NV350から乗り換えた直後には「ぐわ、カックンブレーキだ」思ったが、実は現行マーチ(もちろんただのエンジン車)に乗った時にも全く同じことを思ったので、回生ブレーキだから...というものではないだろう。最近の日産のコンパクトカーは、全部この味付けなのかねぇ。慣れて以降は全く違和感なく操作できた。協調制御は非常に優れていると言える。

乗り心地は褒められたものじゃない。凹凸を素直にトレースして突き上げる安物の日本車そのもの。また、静粛性には相当気を使っているということだったが、荒れた路面でのロードノイズは多少気になるレベル。ハンドリングは良い。フロントヘビーのFF車とは一線を画する。ただ、コーナリングでは大してロールしないうちにリアが腰砕け。重心は低いのだが、エコタイヤが要因?剛性も低いのかも。

全体として「エンジン音がない」のと「信号ダッシュが得意」を省けば、普及価格帯のエンジン車との差はあまり感じられない。もっと「普通と違う何か」を勝手に期待していたのだが、正直「初めてのアイドリング・ストップ車」のほうが遥かに違和感とインパクトがあった。リーフは、ごくごく普通の運転で、ごくごく普通に走ってくれる、ごくごく普通のコンパクトカーなのである。

「ああ、これはEVが普通になるかも」と思わせるある種の物足りなさが、逆に衝撃だった。

電費について

スペック上は満充電で「228km」走れるのだが(大容量バッテリのモデルは「280km」)、エアコン入れたりして安心して走れるのは多分150kmくらいじゃなかろうか?高速の合流でガーっと加速すると、1回で2%ほどバッテリー残量が減るのがなんとも。50回しか合流できねー(笑)。とはいえ、近所を回って戻るだけだから...とガンガン飛ばして35km強を楽しんてきた結果、バッテリ残量75%だった。頭の悪い運転でも100km位なら余裕と言える訳で、多くのガソリン車を代替できるパフォーマンスはあるよね。

遠出趣味がある我が家には基本的に向かないけど、そこいらで充電しながらリーフで遠出してみたい衝動には駆られますなぁ...。

総評

EVの未来は多分明るいけど、リーフは少なくともモデルチェンジするまで低空飛行だね。

リーフの開発陣が目指したところは、恐らく「普通の車」なのだ。それは高いレベルで達成できている。乗り心地は普通に良くないし(苦笑)、パッケージングも極めて普通で、内装の高級感とも縁はない。しかしながら、普通に運転出来て、普通に走って、ガソリン車から違和感なく乗り換えられるのだから、「EVを普通にしたいんだよ!」という日産の意図は十分に伝わる。

一方、それは「特別感の喪失」でもあっただろう。燃料費が圧倒的に抑えられるとはいえ、航続距離が短く充電が必要という点で、運用に一工夫必要なのは事実だ。その上で「平凡な車」としては少々高すぎる価格。はて?ではリーフを買う意味とは何だ?かくして、EVとしての「特別感の演出」が必要となった。全体的に妙なチグハグ感が漂うのは、その結果なのだと思う。

プリウスは上手であった。乗ってみれば判るように、プリウスも普通に乗り心地が良くない、平凡なパッケージングの、ちょっと割高に感じる、はっきり言って「平均マイナスα」の車だ。にもかかわらず、ハイブリッドが「特別」であることを存分に生かした戦略で売れに売れたワケだ。その結果、もはやハイブリッドは「普通」になったのである。ハイブリッドで出遅れ、EVを普通にしたい日産にとっては、なかなか皮肉な現実だ。

もちろん、従来のインフラ(ガソリン)で走るハイブリッドと、新しインフラ(電気)が必要なEVでは、敷居の高さが段違いなのは事実だ。「いい燃費」は一目で判るが、「燃料費が安い」は計算しないと判らないし、「電費」では比較対象がない。原発の問題もあって、電気がホントにエコなのか疑う人もいる。このような状況下で、販売戦略が巧いとは言えない日産が「平均マイナスα」の車であるリーフをヒットさせるのは難しいかもしれない。

いずれにせよ、今回の乗車でEVへの印象は180度変化した。EVは、もはや特別な存在ではなかった。あまりに普通だった。ロードサイドの充電インフラは想像以上に充実している(これは日産の働きが本当に大きい)し、車両価格の問題も航続距離の問題も、まだまだ良いほうに向かうだろう。自分がEVに乗る時代は、そう遠くない未来になった気がする。とりあえず「格好よくて特別な」次のリーフを期待して待ちたい。

ちなみに、2万キロ走行の中古リーフはコミコミ170万程度だそう(某ディーラにて)。この値段ならコスパ良い。中古は不人気車に限るってのは間違いない。面白い選択かもなぁ(涎)

2016-09-16

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