前世のパターン解析

今回は、見た前世の内容の話はしません。
 
 
数えてみたら、このブログ(?)に載せた
「前世らしきもの」だけで、25個あった。
 
前世を知ることで現在が改善する
という話がある。
 
私の感想では、本当かどうかは良くわからない。
沢山私は見ているほうだと思うけど、
実は、それが前世かについてはあんまり信じていないところもある。
 
私自身は夢をよく見る人間であるし、
いわゆるファンタジーを好んで集中的に読んでいた時期があるので
想像力が豊かなほうだと思う。
 
だからといって、全部を否定しようというわけではない。
 
 
物事には、比喩が付き物だ。
自分の中にはさまざまな思考が存在していて、
その色んな部分をその思考が担っているだろうと私は思っている。
そういった、言ってみれば副人格に当たるものが
私に前世として見せている可能性も高いと感じている。
  
たとえば、今まで周囲に押し付けられてきた価値観に苦しんでいた私の「部分」は
その状況が苦しいということに「私」が気づいておらず、
しかし確実に「私」に悪影響を与えていて、
無駄な荷物である、といいたい場合、
前世として表れて見せる可能性がある。
上記は、私が見た江戸〜明治時代の「なお」として生きた前世を例にしている。
 
これはこれで、非常に意味があって、
自分自身に気づいていない「部分」を見る絶好の機会だと思っている。
自覚が無い問題を解消する、有効な技術だ。
 
ただ、これが本当に前世なのかどうか、は別の話だ。
今の知り合いが前世に出てきたことが何回かあるが、
それも、私にとってのその人の存在がどういうものか、その人との関係性を
私自身にわかりやすい形で見せているだけかもしれない。
 
どんなことも、素直に受け入れるというのは美徳だ。
けれど、鵜呑みにしては本質から離れてしまう場合があることを
忘れてはいけないと思っている。
今生きているのは、今の私でしかない。
 
しかし、前世を見るのは面白い。
何を見ても、夢と同じで自分自身であるから。

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