アマノパークス敷島店

アマノパークス敷島店

節電実態調査の報告です。今回はアマノパークス敷島店についての報告ですが、実際に店舗に入ると照明の減灯や営業時間の短縮など多くの節電対策を見かけました。しかし、アマノパークスの節電対策の実態はそれだけにとどまらず、実は大がかりな節電対策を講じていたのです。

アマノパークス敷島店での具体的な節電対策としては、

・店内照明および誘導看板の減灯と同時に省エネ電球への転換

・空調やチルドケースの温度設定の見直し食品衛生管理上ぎりぎりまで温度を調整

・売上減覚悟で閉店時間の1時間短縮

ワークシェアリング制度の導入

・電力消費の高い白熱灯から消費電力の少ないLED電球への転換

・巨額な設備投資による自家発電施設の購入

サマータイム制度の導入

・店舗外装に冷却効果のある塗料を散布

・屋上に冷水を利用した冷却設備の設置

が挙げられます。

以上のような大がかりな節電投資と努力によって電力の震災前比20%を実現しているとのことです。

感想

店員が一丸となって節電に親身になって取り組むと同時に、大がかりな設備投資を行うことで、より環境に配慮した店舗運営体制を構築しているところにアマノパークスの特徴がうかがえました。環境・顧客に配慮しつつ、熾烈な店舗間競争に打ち勝つために講じている様々な計戦略にアマノパークス特有の工夫が見ることができ、大変勉強になりました。