マ・マ・マ
「フォトカノ Sweet Snap」第7話感想。
あらすじ
クラスメイトの噂話を聞いてしまい、遙佳との関係について悩む一也。
その態度がつい遙佳に対しても出てしまう。
遙佳の想いを顧みて、普通に接しようとするが…。
「遙佳と釣り合っていない」という噂話と、幼馴染が告白されるところを目撃…
遙佳に対して壁を作ってしまっている一也がさらに壁を作る結果となってしまう。
畳み込みに拍車をかけている、そんな展開。
一也がドン、ドン、ドンッ!ってな感じで落ち込んでいるのが分かる。
一也、そして遙佳ともにショックを受けているシーンで大ゴマ使うほど、
二人の衝撃がより強調され、ホント、畳み掛けているなぁ…と感じさせられる。
一也の感情も一度浮上しかけて落として、グッと引き込まれるものもあったり。
展開的には原作からほとんどいじっているところは多くはないのだけど、
描くべきところをキチンと引き抜いて、
前述したコマの使い方だけでなく、表情とか仕草とか漫画ならではの描写で
新見遙佳の物語を面白く描いている。
(原作通りなのだが)ここしばらく、一也が落ち込んでばかりの展開で
少々、同じ展開続きだなぁ…とは思うが、
主人公に与えられる衝撃が毎回あるおかげか、ダラダラ続いている感じもないし、
私は気にならない。逆に畳み掛ける展開は好き。
どん底にどん底を重ねたら…次にいかに浮上するのか、楽しみだからね。
そんなこんなでフォトカノSSは最初の話であるためか、
原作から大きく逸脱することはないが、そこに漫画の要素が付け加えられ、
まさにフォトカノの「コミカライズ」であろう。
とりあえず、次回が楽しみですね。