【SWIM】 3月14日 東京体育館 1h 2300m(10:30start、5名/コース) 「平井コーチの愛情と公共プールでのジュニア練習について」


レースまで残り1週間。
体重も67kg台、順調に落ちてきました。
(練習後の新宿ヒルトン・ランチバイキングにより1kg増は堅いですが。)


それにしても、今日の東京体育館は雨にも拘らず、いつになく混んでいました。


中学校の水泳部やスクール単位で練習に来ている中高生が非常に多く見受けられました。
夏のシーズンに向けた長水路の練習をしていたのかもしれません。


彼らにとってこの時期は7月頃から始まるシーズンに向けての最後の強化期に当たります。
ジュニアのトップ選手であれば、2週間後に控えている春のジュニアオリンピックに向けた最後の調整期間です。
もしかしたらその先のジャパンに向けた調整かもしれません。


ビート版に練習メニューを張り、皆で練習をこなしているようでしたが、
非常に集中力が低く、おしゃべりばかり。
マナーも悪く、ターンができるように壁を空けない、後ろが詰まっていてもバタ足を続ける、
集団心理でしょうか、非常に横柄。


監督者がいる様子はありませんでした。
個人的にはジュニアレベルでの監督者不在の練習は意味が無いと思います。
特別に意識の高い選手がいない限り、選手は監督下に置かれないと練習しないと思います。
意識的な部分もそうですが、フォームの客観視もできないですし。
今日の彼らの様子を見ていても、今日の練習は全く意味が無いだろうな、と感じました。


この集中力の低さでも許されるトレーニングがあるとすれば、
 ・ウェイトトレーニング後のLSD
 ・オフシーズン中の体慣らし
 ・試合前日の長期移動後の体慣らし
くらいでしょう。


それぞれ理由はあるでしょうが、一般人が泳ぎ、プールコンディションが整いにくい公共プールで、
ジュニア選手の貴重な時間を十分なトレーニングにあてることは難しいのではないでしょうか。


彼らはどうなりたいのか。
速くなりたいのか?
シーズンの目標タイムはあるのか?
今の時期の泳ぐ目的はあるのか?


監督者はどう思っているのか。
速くなってほしいのか?
シーズンの行動計画はあるのか?
シーズンの各選手の目標はあるのか?
今の時期の泳ぐ目的はあるのか?
公共プールでの環境リスク(選手および周囲への影響)を考えているのか?


そんな疑問を勝手に持ちながら泳いでいました。


北島康介選手や中村礼子選手のコーチ、平井伯昌コーチのblogをよく拝見させて頂きますが、
選手のことを本当に深く、真剣に考えていらっしゃることが文面から十分に伺うことができます。
「愛」ともとれます。
以前、私が現役時代、確か02年か03年の日本選手権かインカレだったと思いますが、
ちょうど東京SCの応援席が近く、私の上の席に平井先生がいらっしゃって、お話がよく聞こえてきたのですが、
北島選手を中心に、ご自身が監督されている選手の話ばかりが聞こえてきました。
「康介は予選は〜」
「○○の調子は〜」


■新・チーム平井練習日記
http://nori38053101.blog114.fc2.com/


どんなにつらい練習であっても、これだけ真剣に考えてもらっていれば、選手は幸せでしょう。
選手もこのblog見るでしょうし。
(blogを通じての選手・コーチの日常的なコミュニケーション、練習のフィードバックって新しいかも!)
他のコーチのblogも拝見させて頂きますが、
選手が見て一番うれしいblogはどのblogよりも平井先生のblogだと思います。


中高生の彼らに主体的な環境コンディショニングを求めるのは無理があります。
監督者には彼らの選手として人間としての成長を真剣に考え、
環境コンディショニングに対して本気で取り組んで頂きたいと思います。
その義務もあると思いますし。



こんな小言を考えながら、自分が歳を取ったことを実感。



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