バイオグラフィ・チャンネルで放映されたFLEETWOOD MAC特番が面白かったです。
インタビューを受けている元メンバーがボブ・ウェルチ、リック・ヴィトー、ビリー・バーネット、ベッカ・ブラムレットという顔ぶれで、使われている音楽も「The Green Manalishiみたいな曲」「Oh Wellみたいな曲」という内容ですが、そんな微妙さ漂うアンオフィシャル番組ゆえに初代マネージャーのクリフォード・デイヴィスが出演しており、初めて顔を見ることが出来ました。
1974年にバンドが不倫の泥沼で崩壊したとき、セッション・ミュージシャンをかき集めてFLEETWOOD MAC名義で北米ツアーを行ったということで極悪人扱いされているデイヴィスですが、ピーター・グリーンが若き日のゲイリー・ムーアを気に入って紹介したため、SKID ROWのマネージャーも務めたことがあります。そんな繋がりで、偽FLEETWOOD MACツアーのメンバーをかき集める際、ゲイリーにも声をかけています。ゲイリーは「No fucking way!」と断ったとのことです。
デイヴィスはミッチ・レイノルズさんと結婚していましたが(既に離婚済)、彼女は1996年にピーターが奇跡の復活を遂げた際の後見人でした。で、70年代にピーターと一緒にシングルを2枚を出し、90年代にSPLINTER GROUPで彼をバックアップしたナイジェル・ワトソンはミッチさんの弟です。
ナイジェルは70年代に赤坂ムゲンでハウス・バンドの一員だったこともあるそうです。
ちなみにDEEP PURPLEやIRON MAIDENのプロデュースで知られるマーティン・バーチも不倫の泥沼の渦中におり、クリスティン・マクヴィーと付き合っていました。