微妙な2枚

 

  • ELECTRIC WIZARD: THE PROCESSEAN (12" / Rise Above RISE12/111)
  • NADJA: CLINGING TO THE EDGE OF THE SKY (12" / Vendetta+Adagio830 XMESSERX03)



両方とも500枚限定アナログ・オンリー12"。両方とも片面のみ収録。
ELECTRIC WIZARDの方は2008年12月13日、ロンドンのULUで行われたRise Above Recordsの20周年記念ライヴでのみ販売されたもの。でも実際にはバンドがかなりの数を抱え込んで、ebayで売りさばいています。「The Processean」はキーボードの調べに乗せてドンドコドンドコいうリズムが延々と続く、魔導師の行進曲。ボーナス・トラックとかならいいけど、これだけ単独だとかなり割高に感じます。ヘヴィなギターも入っていないし、ELECTRIC WIZARDコンプリートを目指す人のみ押さえれば良いです。ライヴ当日のポスター付き。
NADJAの方はポスト・ロックの静かなパートのみが延々と続く、NADJAらしからぬ曲。エイダン・ベイカーのソロともまた異なっています。別にヘヴィでラウドじゃなきゃいけないと言うつもりはありませんが、これ1曲のみのために代金+送料を払うのはちょっとキツイです。いずれ『NUMBNESS』みたいなコンピレーションに収録されるといいですね。なおプリオーダー盤100枚はシルバー、通常盤400枚は黒盤です。