PRESENT: BARBARO (MA NON TROPPO)


元UNIVERS ZEROのRoger Trigauxが息子とやっているPRESENTの8年ぶりだとかの新作『BARBARO (MA NON TROPPO)』がヌオヴォ・メタルしていて良いです。
ヌオヴォ・メタルというのはロバート・フリップ翁が21世紀KING CRIMSONの音楽性を表現するのに用いた概念ですが、いわゆるメタルでもNuメタルでもなく、金属的で重いヘヴィ・プログレッシヴ・ロックというかなんというか、フリップいわくTOOLもヌオヴォ・メタルなのだそうです。たぶんPRESENTもかなり当てはまるのではないかと思います。もっともPRESENTとTOOLは似ていません。
定価7,140円は高けえよ!と二の足を踏む方も少なくなさそうですが、全45分のCDと全3時間近くのDVDという2枚組で、コスト・パフォーマンスは高いです。まだDVDは最後まで見ていませんが、かなり満腹感を伴います。しかも今日現在でアマゾンでは6,069円と、千円引き。
UNIVERS ZERO『HERESIE』初出の「Jack The Ripper」を思い切りヌオヴォ・メタル風にアレンジしたリメイク(CD・DVD別テイクで共に16分オーヴァー)も収録されています。