毎回毎回。

ティンバレス子が障害2戦目となるOPに挑戦。調教から、初戦までを手がけてくれた草野騎手が負傷中と言うことで、キング石神起用となりました。

 

24日は美浦Wコースで追い切りました(84秒2-67秒9-52秒6-37秒9-11秒9)。「併せると気持ちが乗ってしまいがちなところがあるので、実戦で如何にリラックスし、最後まで集中して走れるかを考えて、今週も単走での追い切りを行いました。動きは良く、両手前とも出すことができていましたね。右をあまり出したがらないところがありますが、今回は鞍上の指示に応えて出すことができていましたから、見た目からもいいなと思えました。体については右の弱さは相変わらずありますが、ケアしてきたことで入場時よりはいくらかいいかなと思えるので、この状態でどのくらいやれるかですね。障害戦は未勝利とオープンとでだいぶ違いはありますが、前走のような競馬ができれば楽しみと思えますから期待しています。今のところこの後の状態をしっかりと確認して対応できれば明日新潟へ移動させ、金曜日に現地で石神さんを乗せて飛ばしてレースへ臨もうと考えています」(田中博師)27日の新潟競馬(4歳上障害OP・芝2890m)に石神一騎手で出走を予定しています。

 

なんというか、コメントを見てると初戦以上に不安になりますね…。初戦は良い意味での驚きが詰まってましたけど、今回はどうなるか。まあ、将来性は高いことは立証済なので、心身共にダメージの少ないレースを。

今週の出走馬

  • コンドライト(きりた)04/27 東京5R未勝利(モレイラ)
  • キャネル(きりた)04/27 東京3R未勝利(武豊
  • シュネルラウフェン(ササメユキ)04/28 東京11RスイートピーS(津村)
  • ハミング(ササメユキ)04/27 京都5R未勝利(西村淳)

 

コメント欄でも書きましたが、解放&改革元年の地方クラシック第1弾は歴史的大スベりのお寒い興行になってしまいましたね。ケンタッキーダービーに向かう2頭の不在は仕方ないのですが、他の中央勢も、早めに賞金を稼いだ、というだけで恐らく現時点でダートで魅力ある馬、と言う見方で挙げると10傑ギリギリくらいの馬たち。迎え撃つ地方勢も大将格のサントノーレが故障、対抗格のダテノショウグンは復調間に合わず、各地区で怪物級のパフォーマンスを見せているフジユージーン(東京ダービーの可能性はあるようですが)とプリフロオールインは見向きもせず。週末のユニコーンの方が余程ワクワクします。問題は大量にあって、どうしようもない気がするのですが、ひとまず出来る対処としては、3歳2月以降に1勝クラスが参加できるトライアルを数鞍設けて、年明けに頭角を現してきたり休み明けの中央馬にも参戦ルートを作ることと、南関以外の地区の馬に優先出走権+参戦ボーナスを付けること。まあ、私的には元のローカル戦に戻す、でも良いと思います。JRAは全然やる気無さそうですし。

 

前置き長くなりましたが今週は春天&青葉賞。青葉は分かりやすいプロフィール&戦績の有力馬が人気になりそうで、どうせなのでそれに応えるパフォーマンスを見せて欲しいですね。春天はまあ、羽田盃のこと言えないくらい残念興行になってますけど、好きな人向けのレースとしては存続すべきでしょうし、せっかくなら中距離実績乏しいステイヤーに強い勝ち方をして貰って、引退時にまた物議を醸せばいいなと思います。

 

それと、次年度POGの件については、自分的な私情の区切りが付く来週までお待ちください。

久々ですね。

今週はシャーンゴッセが出走。前回の一口出走は船橋フォーヴィスムでしたので、本当に久々。実際、ここ1月、私生活で大変大きな出来事があり、バタバタしていたので、馬が空気を読んでくれて助かりました。馬券は以前も言いました通り、GW入るまで自粛しますけど、レースは楽しみに見ます。

 

距離も1400に戻して走りやすくなるでしょうし、和生君がルメールの騎乗をイメージしてくれれば良い内容になりそうです。

 

4月14日(日)には美浦坂路コースにて4ハロン55.9-40.4-26.1-12.8の時計をマークしました。本日4月17日(水)は美浦ウッドチップコース併せ馬にて追い切られ、6ハロンから84.6-68.8-53.7-38.5-24.1-11.5の時計を馬なりでマークし、僚馬(3歳1勝クラス)に併入しています。4月20日(土)東京・4歳以上1勝クラス(ダート1400m)に横山和生騎手で出走を予定しています。想定時点ではフルゲート16頭の所に本馬を含め15頭が出走を予定しています。

「今日は助手が乗ってウッドチップコース併せ馬でやりました。馬なりでしたが終い11.5を楽にきていました。良い動きでしたし順調にきています。以前に比べてひ弱さや硬さがない印象です。去勢手術明けのレースになりますが勝っているクラスですので何とかして欲しいと思っています」(蛯名正義調教師)

 

今週の出走馬

  • アッシュルバニパル(きりた)04/20 東京6R1勝C(浜中)
  • マウリノ(ルドルフ2世)04/21 東京5R未勝利(内田博)
  • アールアンドビー(ルドルフ2世)04/21 京都5R未勝利(坂井)
  • シトラール(ササメユキ)04/20 東京6R1勝C(津村)

 

皐月賞は非常に見応えのあるレースでしたね。私が主役の一角と期待したビザンチンドリームは大出遅れ以上に4角の大きな不利が響いてしまいましたが、一方でスムーズな競馬で力を出し切った上位3頭、特にキャリア2戦であの競馬が出来るジャスティンミラノの将来性は輝かしい。後方からイマイチスムーズさを欠いたアーバンシックとダービーは一騎打ちでしょうか。取り消しになったダノンデサイルも復調すれば。桜花賞にも言えることですが、路線別の実力比較をする際に、派手なレースや、後の評価で相対的に向上してしまうレースの扱いは、このキャリアの馬たちに対しては疑って掛かるべきですよね。そこに謙虚さを欠く姿勢が乗っかっていたら尚更。しっかし、本当に一握りの絹馬以外にはことごとく味噌を付ける調教師だな。もう専属になれば良いのに。

今週は土曜東京のダート1勝クラスに楽しみな馬アッシュルバニパルが戻ってきました。既に次週に1冠目を控え、ここからの合流は至難だと思いますが、是非良い競馬を見せて欲しいです。ユニコーン……も来週なんだな。なんだろう、この、整ったようで相変わらずガチャガチャなダート路線は。ケンタッキーダービーの有力候補がいるお陰で目先が逸れてますけど、改革初年度としては中央地方共に結構な失敗してますよね。せめて本命不在の羽田盃からスター候補が出てきますように。

今週の出走馬

  • ホウオウプロサンゲ(きりた)04/14 日曜中山11R皐月賞G1(菱田)
  • レガレイラ(ルドルフ2世)04/14 日曜中山11R皐月賞G1(北村宏)
  • ミッキーキャンドル(ルドルフ2世)04/13 土曜福島5R未勝利(菊沢)
  • シヴァース(ルドルフ2世)04/13 土曜阪神11RアーリントンCG3(川田)
  • ジャズ(ササメユキ)04/13 土曜阪神4R未勝利(西村淳)
  • サンライズジパング(ササメユキ)04/14 日曜中山11R皐月賞G1(菅原明)

 

立て続けに辛い事故が起きますね。ジョッキーに対しては、馬券や一口を通じての好き嫌いは強く持っていますが、それもあくまで、皆が元気にレースに乗ってこその話。人馬共に命を賭けた大変な仕事です。そのことを噛み締めながら、今週も競馬開催があることに感謝したいです。

 

桜花賞は厩舎力と騎手の差が出てしまいました。と言ってもアスコリ陣営が悪いというのではなく、調教師も騎手も最善は尽くしてくれたと思いますが、それ以上にノウハウを豊潤に蓄えた国枝厩舎の力と、4コーナーで勝負を決めに行ったモレイラの技術が光りました。それこそ、事故のあった後でアグレッシブな騎乗に対しては否定的な見方もあるかもしれないですが、だからといって全員がセパレートにセーフティにプレーしたら、それは何の面白みもないですからね。アスコリ自身は府中のNHKに回れば筆頭候補でしょうし、別路線組も合流するオークスもますます楽しみ。個人的にはライトバック本命予定です。

 

からの、今週は皐月賞。牡馬路線については、昨年から言っていますが私はホープフルのレベルにはやや懐疑的。無論、牝馬路線の府中マイル実績と違って、本番に直結するレースではあるのですが、きさらぎと共同通信の方がレベルは上なのかなと。レガレイラが先行であの勝ちっぷりだったら、白旗なんですけどね。そんなわけで、そこの上位勢から京成杯の1・2着が本線、あとは馬には敬意を表してレガを抑え、というイメージです。

 

あとついでに、ホウオウプロサンゲに皐月枠移しておきます。

今週の出走馬

  • アスコリピチェーノ(きりた)04/07 日曜11R桜花賞(北村宏)
  • クイーンズウォーク(ササメユキ)04/07 日曜11R桜花賞(川田)

 

桜花賞阪神JFの勢力図は余程のことが無い限り覆らないレース。アスコリとステレンで安定かな。この2頭はソダシとレイナスだと思ってるので、ステレンの人気が上がれば上がるほどアスコリ鉄板とみていたのですが、どうなるかなー。今年の国枝厩舎は新馬勝ち馬多く、過去例のないレベルの豊作ですよね。

ルメール騎乗予定だったチェルはムルザバエフ。この乗り代わりは影響少ないと思いますが、そもそもこの厩舎のエースはアルセナールでしょうし、新馬から続く謎の過剰人気ムーブで、除外になったボンド共々、人気吸い要員とみていたので、4人気くらいになると不気味。

それ以上に逆転の目を秘めるクイーンズはオークスが本番だとは思いますが、ここで3着以内に入るようなら不動のポジションにまで浮上しますし、勝とうものならもう、前年の3冠馬との比較となる馬ですね。

穴としてはワイド、セキトバ、ライト辺りが楽しみ。

 

追記:すみません早い時間しか投稿できず桜花賞出走馬しかアップしませんでしたが、先程成績は全馬反映しました。アスコvsステレンは馬の力ではなく騎手で決してしまいましたね。コーナーから直線立ち上がりの動きが全てだった。勿論キー坊もちゃんとしっかり乗ってはいますけど、スポーツ的な「ちゃんとしっかり」であり勝負事のそれではないんですよね。でも地方と中央で大きな事故も続いてますし、日本の競馬くらいセーフティファーストでも、と言う思いも。難しい。。。

明日から木曜まで、家事で留守にするため、今週の更新は金曜予定です。皐月賞牝馬参戦で盛り上がりそうですが、過去の挑戦はあくまで牝馬>牡馬というレベルの年のケースだった気もしますし、今年も牝馬のレベルこそ高いですが、牡馬もきさらぎ・共同通信の2頭は優にクラシック級だと思うので、どうなんでしょ。

 

UAEダービー賞金メモ

ドバイ開催は日本馬の勝利なし。サウジが草刈り場と化した分、目標としての照準が少し甘くなっていて、本気度の高い地元勢欧米勢に気迫負けしてる感じはありますね。それでも様々な展開、様々なお釣り状態から2着にバンバン持ってくるクリデムの異常性が目立ちました。

馬券は先日お知らせした通り自粛中なのですが、シーマクラシックのレベルスロマンスは前々からここで、止めを付けてた馬だったので、あのオッズ口惜しかったなあ。

あと、何度考えてもドウとリバティは選ぶレース逆でしょ。前者は夢物語でも凱旋門を口に出すなら尚更ね。マイラーの馬体で長距離馬の切れ無さ+持続力がドウな訳で、短縮良いはずが無い。

 

前置き長くなりましたが、恒例?のフォーエバーヤング賞金メモ。

 

  • ①賞金58万ドル=(141.4円換算)8201万=820pt
  • ②倍付け種牡馬(獲得賞金2倍)=820pt
  • ③海外遠征ポイント=1000pt
  • ④海外勝利ポイント(3倍)=600(G2)×3=1800pt
  • 計:4440pt

です。これで1頭で計12770pt。もうこうなったら、歴代最多ポイント目指して突っ走って貰いましょう。

 

レースも振り返ると、サウジ後に言った通り、200伸びるここは隙の無い競馬。大外枠のロスは心配でしたが、除外も出てむしろ走りやすくなりましたね。あとは、これもサウジ後に言った通り、直前に楽なレースで勝った分、劇的に厳しい流れになりそうな本番で人馬共に対応出来るか。勝利のためには、ここで躓いて、本番は外人ジョッキー、と言うのが必須だったように思えますが、ここまで来たら坂井くんを背に克服する姿を見たいものです。

 

解放初年度にトップホースが海外に行って不在、と言うのもざんない話ではありますが、その分混戦の南関クラシックも見もの。中央勢はほぼ出走枠固まった中、どうもぱっとしませんし、地方最右翼のサントノーレも故障。フジユージーン、プリフロオールインら他地区の超大物候補も不参戦濃厚。まだ見ぬ馬にミックファイアのような怪物がいるかどうか。楽しみです。

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