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Yam.の日記

2009-01-23

『うさぎドロップ』第5巻を読んだ

雑誌ですでに読んでいた話だが、まとめて読むといいねえ。個人的には4巻までの第一部よりも好きかも。第一部が良くも悪くも30代のおっさんの子育てというある意味で描きやすい話だったのに対して、ある意味で王道の恋愛ものだってのはいっそいさぎよい。子供の頃から成長を知っている子たちが、大人になっていくのをただ見守っているだけ、って雰囲気で読んでいる。

まとめて読むと、りんがコウキを好きだったのがはっきりとわかって愕然とする。いやあ、連載で読んでいるときっていうか結構忘れてしまっていた。それでも、好きに流されないりんってすごく強いな。生きにくい強さなのかもしれないが。時に考えずに流された方が、いろいろ進展っていうか変化もあるだろうに、好きであるとしても冷静に見つめられるってのは、それはそれで大変な性格のような気がする。ここまでくると、おっさんたちの恋愛ってなさそうだなあ。それはそれでちょっと残念だが、今後の二人が楽しみすぎる。

7.0

うさぎドロップ 5 (5) (Feelコミックス)

うさぎドロップ 5 (5) (Feelコミックス)

[追記] 変化とマンネリ

昔、papa told meが好きだった。いまだに連載は続いているようだが、現在は私はまったく読まなくなっている。スノッブなちょっときどった親子の話って、段々、同じ話の繰り返しでつまらなく感じるようになったのだ。成長しない子供。すでに子供でさえなく、何か作者の主張とか美とかを肩代わりした存在でしかないのかもしれない。

いや、それが悪いっていうんではなくて、そういったある意味売れた作品を継続していくことに比べて、宇仁田ゆみの潔さ、あきらかに人気があって売れている設定をすぱっと変更ししまうという作家性にしびれてしまう。それは作者の業でしかないのかもしれないが、ベスト10とかで人気のある状況を平気で変更してしまうってのはすなおにすげーなーと思う。もちろん、それが既存読者に受け入れられるとは限らないわけだけれど、私はおもしろく読んでいるからいいのだ。

どこへ向かっているのかはわからないけれど、正直、一生ついていくって気分になっている。

2008-12-22

『もやしもん』7巻を読んだ。

すでに雑誌では読んでいたが、単行本を購入。いやあ、さすがに6巻の熱気っていうか神巻? 的なすごみはないが普通におもしろい。菌の蘊蓄は割とどうでもいい私だが、それでもへー、って気分で読ませるのはさすが。ストーリーは紆余屈折ばかりで、本筋はどこだって感じだが、それはそれで深い気もする。きちんと謎を残したのは、パターンだけれどさすが。大人っていうか年寄りって、結構いい人要素だけじゃなくて怖さももってないとな。

女性があいかわらず魅力的だが、単純にそれは私の好みってだけかもしれない。ただ、誰も彼も恋愛要素はなさそうだなあ。三里と長谷川も残念ながら? お友達ってだけみたいだしなあ。あーあ、つまらん。

6.0

もやしもん(7) (イブニングKC)

もやしもん(7) (イブニングKC)

もやしもん 7  限定版  ~nano~ (プレミアムKC イブニング)

もやしもん 7 限定版 ~nano~ (プレミアムKC イブニング)

2008-11-28

『3月のライオン』2巻を読んだ

羽海野チカ、白泉社。こんなに熱い話だったとは。熱いとはいっても、熱血とは違う。主人公はもっとクールなのかと勘違いしていた。だが、それではプロ棋士になんてなれるはずもないもんなあ。なぜか理由さえわからない勝利へのこだわり。才能があるのは、当たり前なんだよなあ。努力できる才能、勝負にこだわる才能、たぶんそういったものがなければなんでも、一流になることなんてできやしない。

ただ、恋愛とかあるのかなあ? なんか、関係なさそうだよなあ。まあ、でもそれがいい? なんで、俺、疑問系?

7.0

3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)

ついでにヤングアニマルを立ち読みして、すぐに続く話も読んだ。っていうか、そっちを先に読んでしまった。まあ、あまり順番は関係ない話だったような気もするけれど。ただ、風邪の時にわざわざ看病におしかける、インフルエンザでなければ自宅にまで連れて行く、ってそういった親切って、そんなに簡単にしていいものなんだろうかってことをちょっと思った。家族、恋人くらいまでじゃないのかな。友人はやめておいた方がいい気がする。親友は微妙。まあ、マンガゆえの美しい(かどうかは人によるのだろうけれど)話ってことなのかもしれないけれど。

2008-10-15

『Fellows!』掲載、森薫の『乙嫁語り』連載第1回を読んだ

「コミックビーム」誌も、2ちゃんねるの「森薫」スレもまったくチェックしていなかったので、いきなり、森薫の『乙嫁語り』のアミル・ハルカルのポスターを書店で見てびびった。びびったというよりは、しびれた。即座に「Fellows!」購入。歩き読み(するな>俺)。19世紀のカスピ海沿岸の街を舞台にしたお話。20歳の花嫁と12歳の花婿(おのれの12歳の頃をいろいろ考えてしまったのは秘密だ)と大家族。いやあ、描写を見ているだけでしびれる。姿形、全体像を見るだけでドキドキしてしまう。恋でもしているんじゃないかと勘違いしてしまうほどに。描写がていねいで美しい。疾走感がある。いやあ、いいもんを見せてもらった。

なんていうか、ディテールを楽しむ話なんだと思う。骨太なストーリーとかじゃなくて。個々のストーリーは整合性はあるし、それなりに美しい物語だとは思うけれど、描きたいシーンがあってそれにあわせてストーリーの方の都合をつけたんじゃないか、という気がどうしてもしてしまっている。そのため、個々の描写描写を楽しめないと、いろいろ引っかかってしまうのかもしれない。

いやあ、しかし隔月間なので続きは2ヶ月後とは……。それだけが大不満だな。

それから、9ページ分、サンプルをWebで視聴することができる。他の作品でも結構おもしろい作品はあるのだけれど、今はただ森薫作品しか目に入っていない。すまん。

7.5

Fellows! 2008-OCTOBER volume 1 (BEAM COMIX)

Fellows! 2008-OCTOBER volume 1 (BEAM COMIX)

2008-10-14

『海街diary 2 』を読んだ。

吉田秋生が『月刊flowers』に不定期連載している鎌倉を舞台にした4人姉妹の物語。『ラヴァーズ・キス』と一部登場人物が重なる。とても楽しみに読んだけれど、すでに雑誌で読んだ話ばかりだったので、新たな感激とかはなかったかな。とても好きなマンガだ。淡々とした描写と、とぼけたギャグ、人生の痛さが、ミックスされたある意味で、いつもの吉田秋生だ。いつものっていうか、BANANA FISH以前の、とでもいうべきかもしれない。

異母妹を含めた姉妹の関係がいい。人に優しくもなく突き放すでもない距離感がいい。基本的には優しい人たちが多いし、空気を読める人も多いのだけれど。

7.0

海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)

海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)