誰でも年収1,000万円稼げる仕事術


私の提唱する「誰でも年収1,000万円稼げる仕事術」は実に簡単だ。


毎日15時間、パソコンの前で働けばいいのだ。
行儀は悪いが、ご飯も頬張りながらパソコンで仕事に励もう。
テレビは見たければ横でつけておいてもいい。


これにより、15時間×30日 = 450時間働くことが出来る。8×月20日=160時間の3倍近い数字だ。つまり、月160時間働いて月給30万円のエンジニアならば、450時間働けば、月に84万3750円になり、年収で1012万5千円になる。このように簡単に年収1000万が達成できる。


だけどそんなことを言うと「毎日15時間も働いたら過労死しちゃうよ!」なんて声が聞こえてくる。


それは全くの間違いだ。


例えば、毎日寝っ転がりながら15時間漫画を読み続けたら、果たして疲労で死ぬだろうか?死なないだろう。何故、それで死なないのに、仕事だと15時間すると、過労で死ぬのだろう?


それはストレスである。精神的なストレスはもちろんのことだが、実際に15時間ぶっ続けでやると身体的なストレスを感じ始める。15時間椅子に座っているのは結構きついし、15時間キーボードを打ち続けていると腱鞘炎になったり、15時間画面を見続けていると目がしょぼしょぼしてきたり、ひどいと眼精疲労で頭痛や吐き気がしたりする。また机や椅子の高さが適切でないと肩が凝ったりする。


姿勢が悪いまま長時間作業をしていると背骨を痛めたり、それが原因でひどい肩こりに悩まされたり、運動不足から心臓疾患・動脈硬化を起こしたりする。


こういうことを一つ一つ理解して、改善しておかなければ毎日15時間も作業できない。


まず、キーボードだが、腱鞘炎にならないようにソフトタッチのキーボード(私はiMac用を用いている)を限りなく弱い力で撫でるように押せるように努力する。キーボードを打鍵したときに出る音を限りなく小さくするように心がける。ピアノをやっている人ならピアニッシモを心がける。


この努力により手や腕、肩への負担がずいぶん減るし、肩こりが減るはずだ。


次にモニターだが、なるべく高コントラストの良い液晶モニターを使う。液晶の反応速度は速いもののほうが目が疲れなくて良い。輝度はなるべく下げて使う。明るすぎると長時間見続けていると頭の芯が痛くなったりする。



一番大事なのは椅子。椅子で高さを調整して、肩に力の入らない自然な位置でキーボードを打鍵できなければならない。高さの調整できない椅子は論外である。絶対に使用してはならない。また手首を固定するために場合によってはパームレストも用いると良い。


あと、椅子には大きくカーブしている背もたれが必要だ。これがないと長時間作業をしていると背骨に負担がかかるし、姿勢を正した状態で後ろにもたれることが出来ない。あと必ず肘つきのものを選ぼう。肘もそこに乗せておいたほうが、肩への負担が減るからである。


しかしこの条件を満たす椅子はそれほど多くなく、私が良いと思ったのは、左の椅子だけだ。この椅子は疲れてきたら後ろにだらーんともたれて背筋のストレッチが出来るので非常に気に入っている。


ちなみにこの椅子、先日Bicカメラで購入したら、11,990円(10%ポイント還元)だったのだが、アマゾンで値段を確認すると、8,840円とずいぶん安い。(私は買ってからアマゾンのほうが安いことに気づいた。)


体格には個人差があるのでこの椅子を万人に勧めるわけではないが、大手家電量販店で実際に座ってみて良いと思ったら是非(アマゾンで)買っていただきたい。


あと、このエントリに触発されたからと言って、1日8時間しか働いてこなかった人がいきなり15時間休みなしに働くことは絶対にやめていただきたい。そんなことをすれば本当に死んでしまうだろう。精神的・身体的に負担にならない方法を模索しながらストレスを感じなければ少しずつ作業時間を増やすような形で取り組んでみていただきたい。なお、過労死しても私は何の責任も取らないのであしからず…。


以上、毎日15時間以上デスクワークをしている私からのアドバイスでした。