セキュリティ&プログラミングキャンプ2010 レポート

「自分の発言」
『他者の発言』
(自分の心の中の発言)


8/11(水)
0日目。事前準備。
LISPのマクロを普通の言語に実装したって感じです』 『はあ…』 (オレが通訳だったら「私は変態です」って訳すだろうな…。)


8/12(木)
1日目。11時集合でヌルゲー。昼ごろから生徒が到着し始める。はずだったが、強風で京葉線がガーキャン*1したため早速良ゲー状態に。生徒数人に講師とチューター1人ずつがついてランチミーティング(普通に昼食)。最近になっ必要にかられてやっとJavaバイトコードに手を出したと話したら変態扱いされた。なんでやねん。セキュリティ組との距離は遠い…。
コース共通(セ・プ)基本科目のあと、特別ゲスト首藤先生による特別講義。個人的には自分のこれまでと非常によく似ていた。まあ誰かのこれまでの生き方を聞く機会なんてそんなに回数ないし、そのまま同じことをしようなんて思わないけどね。

Binary Hacks ―ハッカー秘伝のテクニック100選

Binary Hacks ―ハッカー秘伝のテクニック100選

自己書き換えコードなどの暗黒面担当だそうで(笑)。
夕食後、こっち系の検事と弁護士さんを読んで架空の愛知県岡崎市の架空の図書館のシステムで起きた架空の事件について議論。ちょっと時間と内容がマッチしてなかったかな?
交流企画1。事前に言われていた名刺100枚をがんばって交換する。が、そのうち誰と交換したか分からなくなって無理ゲーに。結果は40枚ちょっと。名前とメールアドレスとこのブログのURLとうにょうにょ*2の絵くらいしか書かれてなくてごめんなさい!少なくともプログラミングコースOS自作組チューターとは書いておくべきだった。


8/13(金)
2日目。
朝、プログラミングコース共通専門科目。セキュリティコースは企業見学に行きました。遅刻者2人の部屋にチューター3人が行くという良ゲー開始。このキャンプ、朝が無駄にクソいんだよなあ…(6:30起床推奨)。コンピュータの仕組み(基礎)・ソースコードの読み方。オープンソースソフトウェアの触り方・コミュニティの歩き方・デバッグの仕方・バージョン管理入門 などって書いてある(おいおいおいおい)。
『Gitしてますか』 「やっぱりGitなんですか」 『Gitですね〜』 『バージョン管理はどうしてますか』 「Subversionです」 『あー』 「やっぱり最近はGitなんですか」 『Gitですね〜』
OS組チューターtechnoくんとの会話より。キャンプ終了後のタスク追加。2年前プログラミングコースで一緒だったらしい。全然覚えてない(おいおいおいおい)。
昼・夜、組別コース開始。自己紹介のあと、進度ごとに4班に分けて今まで進んだところから続きをやり始める。OS自作組初体験ということで、人数の少ない(2人)C班担当になりました(爆笑)。10日目ちょっと前付近の重ね合わせシステムからウィンドウを描くあたりだったかな。メインのOS組チューター業務については別に書くかなあ。


8/14(木)
3日目。
朝・昼、OS自作続き。夜、交流企画2。先生たちが4つに分かれて発表をするから好きなところに行こう。まあ生徒は前もって第3希望まで出して人数が偏り過ぎないようにされてるんだけどね。チューターが放置されてるだけやん。
川合先生のOSのやつが準備でぐだっていたので言語組の先生による「50年前のプログラミング言語、50年後のプログラミング言語」にうねうねと移動しました。いやなんかこっちのほうがおもしろそうだttすみませんでしたァーッ!
なお、間にチューターによる発表がありました。実はキャンプ開始3日前とかそのくらいにプログラミングコースのチューターから誰も発表希望がないとかで、全員資料を用意するというクソゲーが発動していました。必死で教科書に目を通しているときに。まあtechnoくんが素晴らしい発表をしてくれたので耐えたことにしましょう。
モナドを実装してみた(スクリーンに映ったスライドの表紙)』 (…だめだなこれは) (Cyanの開発者か!言語組のチューターをやっていたのか。ここで会うことになるとは…。)
モナドがよくわからないのでモナドを実装するための言語を作って実装し、理解する」という無茶苦茶な目標を提示し、訳の分らぬコードを実行して成功していました。最初の方の関数型くさいところまでと、静的型付けでコードがひどいことになって型推論が重要というところまでしか分かりませんでした。
インタビュー記事かなんかを読んでただ者ではないなとは思っていたけど、リアルでこういうのを見るとやはり本物だな…と。精強を誇るRubyの講師が完全に白旗、Fatal K.O.*3されていました。やはり本物だな…と。


8/15(金)
4日目。朝・昼、OS自作続き。夕食付近から明日の発表会の準備。班(朝の調整で3人になりました)の改造の成果をマージすることと、発表資料の作成が命じられる。修羅場の予感がプンプンしてまいります。
あと30分とかそういうところでD班から緊急要請。FPUを使えるようにして遊んでいたマンデルブロ集合のフラクタルをデスクトップにやってみたい、と。突貫で中学生であることを無視した無茶な説明をしてすみません。でもできました!むっちゃ疲れた…。
(昼食にて)『(講師)みんなこれが終わったら次からチューターになれる気でいるみたいだけど、キャンプが終わった後何もしなかったらチューターになんてなれないからね』 「えっ」 (オレなんかやったっけ…。うーん…。ああそうか、あれから北斗がんばったんだった。北斗なら仕方ないな。)


8/16(土)
5日目。最終日。発表会してすぐ帰るため、発表準備のための前日夜の生徒の粘り+発表と閉会式のためのいつもより早い集合時間+部屋の片づけと荷物の運び出しで朝が超良ゲー。
閉会式の後は恒例の講師陣が出版社にゴネてもらってきた本のプレゼント。チューターにはまともな本が残りませんでした☆。残当
外に出ると…。うおっまぶしっ*4!んであっづー!2年前もこうだったな…。

*1:自分で書いてて意味不明。安全鈍足運行。

*2:左上の「プロフィール」のぞうさんのこと。みんな知ってるよね!!

*3:非北斗勢のために言っておくと北斗の拳っていう、すごくいいゲームだよ。

*4:5日間ずっと室内でカタカタやってました。