SIG-Indie 第6回研究会「同人シューティングゲームの潮流」
2/20 に行われた研究会のメモ兼レポ。
SIG-Indie 初のSTG研究会。80年代, 90年代, 00年代という区切り方で、各世代の講演者が自身のゲーム制作に関して話していく形式。
どの講演も面白かったけど、特にicewind 氏の講演が素晴らしかった。参加者に何かを伝えようという意識が最も感じられる、これからゲームを作ろうと思っている人にぜひ読んで欲しい講演です。
今回最も印象に残ったのは、ハードのスペックが進化していく過程での「制限の中で表現を模索するのではなく、表現を後押しする方向で性能が進化した」という発言。ここが一つの世代間差なんじゃないかなと。「ゲーム性こそ重要。システムが面白ければ良い!」という世代と、演出まで含めたトータルバランスを意識するという世代の差があると思う。
個人的な印象としては、80年代・90年代・00年代。それぞれの環境や表現の違いは伝わってきたけど、世代の違いがあまり感じられなかった気がするので、次回があれば世代間差にフォーカスを置くと面白そう。盛り上がるかどうか分からないけど。
以下レポート。今回は技術的な話が多かったりペースが早かったりで、けっこう取りこぼしがあります。話題が急に飛んだりする可能性もあるので、そのつもりで読んでください。
続きを読むSIG-Indie5 ノベルゲーム制作実践テクニック
1/23 に行われた研究会のメモ兼レポ。
内容的には前回と変わらず、「ゲームを完成させるにはどうするか」「多人数プロジェクト運営のコツ」「創作活動を続けるには」などの講演が多くて、ノベルゲーに特化しているというほどでもなかった。畑違いの人でもそれなりに楽しめたんじゃないかな。
ひとつだけ宣伝に終始している講演があって、これにはかなりうんざりさせられたけどね。
あと、前回のノベル回であれだけ居た学生がほとんど居なくなっていたのは残念だったな。同人ソフト界はおっさんばかりになっている気が。
そうそう。次回 SIG-Indie6「同人ゲームシューティングの潮流」が2/20 に行われるらしいです。
ついに動的ゲームがテーマの研究会が行われるということで楽しみだ
SIG-Indie4 Xbox360向けゲーム開発環境 XNAにまつわるインディーズゲームシーン
10/10 に行われた研究会のメモ兼レポ。
XNA Live インディーゲームで配信するという形態のせいか、作品自体よりもプラットフォームに対するノウハウや苦労話が多かった印象。
作品・制作者がメインだった過去3回のSIG-Indie とはかなり毛色が違っていた。
講演というより、半分くらいマイクロソフトへの意見上申会になってて非常に面白かった(笑
それ以外にも、ライターの罰帝氏による面白いインディーゲーム紹介コーナーも楽しかったし、イベント的には大満足。
あと米国の税手続き周りの話はかなりためになった。iPhone系サイトに書いてあるやり方は古いという情報も含めて。
MS社員の1時間近い宣伝タイムが相当つまらなかったのが俺的には唯一の不満。
でも会場にXNA開発者少なめみたいだし、あまり詳しくないけど知りに来た的な層には好評だったのかもしれない。
SIG-Indie3 シナリオ作成技法とメイキング
9/12 に行われた研究会のメモ兼レポ。
ノベル系全く興味ないのであまり期待してなかったんだけど、予想に反してかなり面白かった。
ノベル作家じゃなくても結構楽しめたんで、次回ノベルゲーの回にも行くことにしよう。
一応まとめたけど、今回かなり長かったので手落ちが多いかも。
ノベルということもあって会場の雰囲気が普段とは異なるノリで、文章では伝わりにくいかもしれない。
面白く話すことが上手な人が多かったり、スライドを使わない人も何人か居たりと、普段のSIG とはずいぶん違う印象を受けた。
学生も3,4割いて、20〜25代も今までのSig-Indie と比べるとかなり多い。ノベルゲー業界は若者が多くてうらやましいな。