今週のお題「センチメンタルな秋」
私のセンチメンタルな秋は無職でもセンチメンタルな気分になる…ということをツラツラと書いたのですが、お題に寄せられたエントリーを見ていると…
「センチメンタルって何?」
というエントリを何件か見ました。ヒーロー、ヒロイン等と違って、自然と抽象的な回答になると思うので、他に共通した回答は見つけにくかったです。まぁ、統計でもとれば、出ますけどね。
差て。センチメンタルって何?ェ…なんというか、『センチメンタル』という言葉が語彙に入っている私は、最初はそれらのエントリを見た時は、「ええぇ!?」という気持ちになりました。しかし、よくよく考えると、「センチメンタルって何だろう?」という気持ちになってきました。
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例えば、『センチメンタルジャーニー』というタイトルを知っていれば、その人は、なんとなく、「センチメンタル」という言葉を知っている筈です。日本語の良いところは、外国の言葉を無理矢理日本語に置き換えなくて、片仮名で読んで、そして、感覚的に使う…という部分にあると思うのですが。
思うのですが。
しかし、「日本語に直せ」と言われると、急に困りだしたりします。センチメンタル?秋になって悲しくなること?物悲しくなること?情緒が高まる?物思いにふける?私が感覚的に理解しているのを言葉に置き換えると、こんな感じですが、きっと、辞書的な意味とは間違っている部分もあるでしょう。
で、話を最初に戻すと、「センチメンタルって何?」って書かれていたダイアラーさんは、年齢までは分かりませんが、きっと私よりも若い人なんだと思います。だからとて、「最近の若者はセンチメンタルも分からんのか!嘆かわしい!わろすわろすわろす!」には、決してならないのだな…と思いました。最初に訪れた感情は、それに近い気がしますが…。
でも、知っているか知っていないかは、人生経験的な意味を考えたら、若いほど不利になりますからね。そして、そもそも、日本語じゃなくて英語。私は、まだ「センチメンタル」だから、余裕をかましてお題に参加できましたけど、もし、お題が…
「イノベーションの秋」
とかだったりしたら、きっと、もっと多くの大人が巻き込まれて、「イノベーションって何だ!?」というエントリが増えたのじゃあないかと思います。私も感覚的にイノベーションという言葉を理解してますが、日本語に置き換えられません。こまねち。