Hatena::ブログ(Diary)

フリーライター井上理津子のなんだかんだ日記

2017-08-26

なめたらアカン。

そういうわけで(⇩)、
まだまだ「靭帯損傷・実はあとから骨折も判明・足引きずり・杖生活」を送ってますが、
昨日、あれ(⇩)以来2度目の電車乗車。ちょっと、どうしてものコトがあって。

前回、ああこの国も捨てたもんじゃないな、と思った、
その舌の根も乾かぬうち(?)なんだけど。

帰り道。東西線木場駅から、JR乗り入れ三鷹行きに乗ったら、
ほどほど混んでいた。
あたしはなんとなく杖をアピールしたつもりなんだけど、
だれも席をかわってくれないから、杖ついて、しんどそうに立ってたわけ。
(だって、ほんとにしんどかったんだもん)

で、ようやく、大手町かどこかそのへんで、あたしの目の前の席が空いたわけ。
やれやれ、やっと座れるぞ、と思ったそのとき、
右隣に立ってた、ストライプのポロシャツ着た青年が、あたしを押しのけ、さっとその席に滑り込みやがった。どへ〜。
座ったそのストライプのポロシャツの青年、スマホでゲームだよ。どへ〜。
もちろん他の人もかわってくれないし。

たしか飯田橋で、4人ほど向こうの席が空き、
でももういいさ。とあたしは拗ねてた。
と、そのとき、空いた席の前に立ってらした、白髪まじりの男性が、
「ここ、どうぞ」と大きな声で、手招いてくださって。
ありがたいありがたい。ありがたかった。

と、オチにもなんないですが、
前回(⇩)がたまたま良かっただけなのか。なめたらアカンな、と思った次第です。

(あ。前回。ケガして初めて電車に乗ったら、優先座席でもないのに、ささっとお二人が席を立ってくださった。という話を書いたつもりだったが、なぜか消えてた。しつれいしました)

2017-08-14

ステッキとリズム音痴

大きな声では言えないのですが、
先週、自転車で転んで、、、(お察しのとおり、やっちゃいけない酔っ払い運転で)
靭帯損傷をやってしまい、
人生初のギプスと松葉杖生活に。

やっちまったのは左足首。
「骨折よりやっかいかも。ギプスは3週間」とのことで、、
最初のうちは、どんな動作しても「いたたたたた」で暗澹たる気持ちだったんだけど。

いえ、我ながらなかなかの回復力。結構もう大丈夫で、
松葉杖より、登山用のステッキ一本のほうが使い勝手がいいので、
このところはそちらを使ってるんですが。

慣れないもので、下手くそなのです。
傷んでいる左足を前に出すときに、ステッキつくべきなのに、
気がつけば、その反対をやってる自分に苦笑い。
つまり、大丈夫な足をかばって、傷んだ足を自立(?)させて。
意味ないでしょ。というか、ダメでしょ、それ。

で、ああこういうことあるよな、
と、(こういうの人生初のくせに)思い出したのが、
コンサートやライブに行ったときの、手拍子。

ほら、ノってきたら、手拍子するじゃないですか。
ふと気づいたら、周りの人たちと反対のタイミングで叩いていて、ハッとすることある。
のは、あたしだけですかね。リズム音痴だからですかね。昔から。
そういうとき、ハッとしたあと、アチャーと思って、シラっと直してきたのよ。

ああ。あれと一緒だわ。
と、今日も、ポストまで20メートル歩く間にステッキをつくタイミングを、変えたのだった。
誰にも見られていませんように、とちっちゃいこと思いながら。

2017-07-14

アホちゃう。

超久しぶりに、更新。
今日初めてお会いしたS社のSさんが「ブログ面白いですね」なんて言ってくださって、うれしかったから(単純)。

今月(7月)のトピックは、「作家ごっこ」したこと。
あまりにも進まない、とある原稿を前に、「環境変えたら進む」とよぎり、
「こういうときに、おすすめある?」と飯島さんに聞くと、
「⭕️温泉の⭕️ホテル」と即答が。
あ、飯島さんとは飯塚さんともいう、なが〜いおつきあいの旅行作家さん。

「ぼくの行きつけ」という飯島さんの口利きで、思い切って7泊予約。
ダンボール箱2つの資料を宅配便で送り、さっそくレッツゴーした。

それは山梨県のほう。中央線の車窓から、ぶどう畑が見えてきて、おお。
富士山も、いつもの新幹線と反対側から見えて、おお。
もう気分変わったぞ。もうするする書ける気分。

⭕️ホテルに着いて、源泉掛け流しのツルツルのお湯に入って、
ますます、もうばっちりの気分。
翌日は、2、3枚に終わり、「ま、徐々にエンジンかかるはず」。
翌々日は、1枚そこそこに終わり、「あれ? おかしいな」。
その翌日は、構成練り直しし、「これでいける、明日から」。
そしてその翌日は、「いや、きっと明日から」と思おうとするも、ぶつくさその状況のあら探し。。。

体重がめきめき1・5キロ増を確認。だって、食べて、動かないんだもん。
やっぱ、家で執筆・ときどきプール。のほうがいいかも。とかなんとか。
現地のショッピングセンターへ行き、水着を買う。

ちょうど一本、「用事あり」の連絡が入ったのをいいことに(のばせるのに)、
尻尾を巻いて、5泊で切り上げ、帰京した。

で、戻って飯島さんに報告すると、「前回、ぼくも戻ってから3週間かかったよ」って、
なんでそれを先に言ってくれなかったの。と、また人のせいにする。

⭕️温泉が悪いわけでも、⭕️ホテルが悪いわけでも、飯島さんが悪いわけでもない。
ぜんぶぜんぶあたしがダメ子だから。わかってる。わかってる。。。

「いいベンキョウできたじゃない」
と、心やさしき友人は言ってくれたが、
娘に報告すると「アホちゃう」とにべもない。

「作家ごっこ」おしまいの巻。

2016-12-09

小冊子

ついこのあいだ。
「久しぶり」の3人で食事して、飲んで、、、。
ひとしきりアレやコレやの話に思い切り花が咲いたあと、出るのはアッチ方面の話。
おふたりはお年頃なわけです。親のケアの。
あたしは2008年にたったの4カ月間で終わったわけで、
「ケアできるって、うらやましいよ」などと、ちょっと上から目線(?)にコメントなどして。

途中(19時半から24時半)、Mさんに何度か着信。
彼女は1度だけ「今まだ仕事中だからあとでかけるね」と小声で返してたけど、
あと何度かは電話とらず。「もう、ほんとにいい加減にしてほしいのよ」と。
何度ホームに体験入居しても「いやだ」と帰ってきて、一人暮らしだというお母さんのこと。

で、お開きになって、同じ方向なのでMさんとふたりでタクシーに乗った。
「ごめん、電話させてね。長くなるだろうけど、ごめんね」
「どうぞどうぞ」

聞くともなし、聞こえるわ、そりゃあ。
「大丈夫よお母さん。玄関のドアをロックした? 誰も入ってこないから安心して。
パジャマに着替えた? じゃあベッドの部屋に行って。リビングの電気は消してね。
何も心配しないで寝ていいのよ。明日起きたら、ヘルパーさんが来てくれるから・・・・」
うんぬんかんぬん、噛んで含んだように。繰り返し繰り返し。

それは、15分ほど彼女が降りるまでずっと、で、
電話の向こうに話しながら、「ごめんね〜。おさき」のジェスチャーをして降りていった。

「いやあ、ほんと大変ですよね」
と、あたしが口にしたら、
運転手さんも「聞いてて涙出そうになりました」とかとか。
「ウチも、これこれこういうふうに、ああいう時期が7年続きましたよ」とかとか。
運転手さん、語る語る・・。
「そうなんですか。それはそれは」と応えるしかないあたし。

ウチに着いた。
降りるとき、「これ、さっきの人にあげてください」と運転手さんがあたしに小冊子を手渡すではないか。
表紙に、お寺の写真。「なんですの?これ」
「しんどいときも、心の持ちようでラクになるんですよ。さっきの人にここへお越し下さいと伝えてあげてください」と運転手さん。
とある新興宗教への誘い冊子だった。ひえ〜〜〜。

「ああああ。ありがとうございます」と受け取り、
家に帰って、サクッとページをめくり、
こんなものMさんに渡したら、余計に負担になるわ。とつぶやき、
ゴミ箱に捨てた。

2016-04-06

わんこの思い出

ちょうど今日みたいに、青空+満開な日だった。7年前。

暮らしていた大阪の家から最寄駅まで8分間に桜の木が37本あった
(沿道の家の庭とか葬儀会館の敷地に)。
昼下がりに、見ながら歩いて、駅に向かった。
構内に入って、改札をくぐり、ホームに降りた。

ふと振り返って、目を疑った。
5メートルほど後ろに、うちのわんこがいたのだ。
ホームにわんこ!

目が合うと一瞬きょとんとし、そして尻尾を振り、にこにこした。

えええええええ〜 
ついてきたの???
まったく気づかなかった。

あたしがもたもたドアを閉めているうちに抜け出し、
そうっと、しかしるんるんと、あたしの後ろをつけてきたとしか思えない。

途中に信号が2つある。よく無事で〜〜。
改札もそろりとくぐり抜けたのね。
えらいえらい(というのもナンだが)。

抱きかかえられるほど小さくないし、
もちろんリードはない。
首輪を持って、中腰になってホームの階段を上がり‥‥、
37本の桜が咲く道を、中腰スタイルで家までわんこと戻ったのだった。

わらかしてくれたよな、ラブ。

と、今しがた、写真の前のお皿に、
近所の公園で拾ってきた桜の花びらを浮かせた。