Hatena::ブログ(Diary)

安田クリニック_Dr.安田の独り言

2017-01-09

大河ドラマ

23:58

f:id:yasuda_clinic:20161105144409j:image

 今年のNHK大河ドラマおんな城主 直虎」がスタートしました。初回からスリリングでスピード感溢れるストーリー展開で、次の放送日が待ち遠しくてたまりません。特に子役のみなさんの愛らしくも迫真の演技力が、過酷な時代の空気を映し出していたと思います。

 舞台の井伊谷は、日常的に往診に訪れる地域です。今でも美しい田園風景が心を癒してくれますが、名門の井伊家にも、かつて存亡の危機があったということを、この静かな自然豊かな風景が対比的に語りかけてくれます。

2016-12-24

センチメンタル

16:21

 クリスマスイブです。

 ささやかで平凡な日常こそが、幾多の偶然を必然性としての縁や巡り合わせが紡ぎ出してくれた、幸せの本質であることを実感します。

 常にそこに在るべきものが、そこに居てくれるありがたさ。それをもっとも痛感するのは、実は、そこにあったものが変質する時なのかもしれません。

 私や家族にとって、今の平凡な日常のよりどころだった二軒のお店が、この年末に長い歴史の幕を閉じることになりました。

 ライトアップは、「不良医大生」とは名ばかりで、臆病で誰よりも自分自身が自分のことを好きになれずにモンモンとしていた若造だった頃、先代のママさんから「ウーロン茶はタダだから、淋しかったらいつでもおいで!」と言われて以来、気がつくと30年の月日が経ちました。こんこんと話しを聞いくれる診療スタイルは、ママさんから授けられたかけがえのない遺産だと、感謝を忘れたことはありません。このお店が青春時代の「失恋レストラン」だったのは、他の常連客も同じだったようで、お店を残して欲しいと泣きながらせがむ多くの声に、会社を退職してお店を再出発をしてくれた寡黙な現マスター夫妻。それも17年の歳月が積み重なり、29日にフィナーレを迎えます。

 御殿場駅前佇むカフェマルタは、敬虔なクリスチャンが店主の、静かでたおやかな時間が香り高いコーヒーハーブティーとともに織りなす癒しの空間です。店主から、このクリスマスで19年の歴史に幕を降ろすことになったと家内に御連絡をいただいたのは一昨日の22日のことでした。

f:id:yasuda_clinic:20161223162529j:image

 慌てて、取るものも取りあえず、23日に家族で駆けつけました。

 親族のいない町での双子の子育ては、連日手術や当直で家にいない、およそイクメンとはほど遠いパパを持ってしまったママや子供達にとっては凄絶な日々でした。カフェマルタのみなさんが、まるで孫に注ぐような眼差しでパスタを頬張る息子達を見守ってくださったことは、人は善意の存在であることを理屈抜きに教えてくださったと思います。

f:id:yasuda_clinic:20161223153807j:image

 マルタでいただく、いよいよ最後の1杯。香りが鼻腔を突き抜けて、涙腺まで働きかけてくるようでした。

2016-05-31

15000人

19:00

2016-05-13

イノベーション

15:31

 以前、ピエール瀧のしょんないTVで、鷹がさっそうと鷹匠の意のままに舞う姿が放送されたことがあります。「眼がかわいい」と、息子がすっかり虜になってしまい、「高校に受かったら、鷹を飼ってもいい?」と言い出し、受験生の夢をくじくわけにもいかず、「責任をもって自分で飼うならいいよォ。」と返事をするしかない状況で戦々恐々としていました。

 さすがに春休みの間にノウハウをリサーチしたら、高校生ともなると現実を直視するようで、なんとかあきらめてくれたようだと、ほっとしたのも束の間、縁側に布の覆いをかけられた見慣れぬプラスチックケースの中から、「チチッ、チチッ」「バサバサッ」と音がします。おそるおそる覗き込むと、幸せの青い鳥がいるではありませんか!?「バレちゃったぁ〜」と家内。どうやら私だけが知らなかったようです。そらバレるがな。

 桜の季節に家族に加わったセキセイインコの「さくら」は、今では私の肩にもとまるほどなついています。これが鷹の爪ではなくて、少しほっとしています。

 そんなながれで、ゴールデンウィークは、バードウォッチングのために秋葉ダム方面にドライブに出かけました。綿密な予定を組むわけでもなく出かけたものですから、午後1時を回り、152号線を昼食を摂りそびれたまま進み、横山町にさしかかると、「五平餅」の文字がf:id:yasuda_clinic:20160504144146j:image:w360:leftが眼に飛び込んできました。「五平餅」はなんとなく幼い日の郷愁を感じさせるキーワードでもあり、この飾り気のなさに美味しいオーラを家族全員で感じ取ったからには、即決Uターン!!

 「焦がしチーズ五平餅」???早速注文すると、気さくな御主人が、チーズをトッピングしてバーナーであぶってくれました。

 家族は定番の五平餅を注文したのですが、間もなく常連さんのライダーがやってきて、迷わず「焦がしチーズ五平餅!」。どうやら会話の内容から、少し前に営業場所を変えたようで、ライダーさんはこのお店がどこに行ってしまったのかと探していたようでした。ひとくち。新しくて懐かしい!!発酵食品同士の相性はいいと聞いていましたが、ライダーさんも「これ最高なんですよねぇ!!」と嬉しそうにほおばっています。その様子を見ていた子供たちも、おかわりとして焦がしチーズ五平餅をパクつていました。

 聞けば、「金ちゃん家」は、100年以上続く伝統のお店なのだそうです。定番の五平餅が、しっかりとした不動の伝統として確立し守られているからこそ、新たなことに挑戦することができるわけですね。「変化」したのではなく、チーズが触媒となって、みその素姓の良さをさらに引き立て、グレードアップしています。定番と焦がしチーズ五平餅、一度にふたつ食べる価値あり。

 紅はるかという品種の焼き芋を、試しにいただきました。しっとりとした上品な味わいで、心もおなかもいっぱいになりました。

f:id:yasuda_clinic:20160504144029j:image:left

2015-04-01

六周年

23:48

 早いもので、昨年5周年記念を行ってから1年が経過しました。この1年は特にあっという間だったような気がします。

 開院当初、けがの処置や予防注射に泣きじゃくっていた子供さんが、声変わりしてたくましい若者や、満開の桜も恥じらうような娘さんに成長を遂げた姿を、年度変わりの節目で予防注射や進学の健康診断などの機会を通じて拝見すると、月日の重みを実感します。地域の暮らしに寄り添う開業医の醍醐味を教えてもらった気がします。

 六年前と、変わらぬ美しい風景の都田ですが、年月は着実に少しずつ街の様子に変化をもたらしつつあるようです。このあたたかい人情味あふれる地域の良さを、私も守っていくべき立場の一人であることを、あらためて肝に銘じて、7年目の扉を開けたいと思います。

Connection: close