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2011年07月20日

豊かな日本語を使うために☆☆


ビジネスブックマラソンで紹介されていた本。土井さんによれば、「語感」のセンスがなければベストセラーは生み出せないそうだ。本に限らず、売れるネーミングは必ず「語感」がいいらしい。意味とは違う「語感」というものに興味があったので読んでみた。
ビジネスブックマラソンの紹介記事はこちら

「語感」とは、簡単に言えばニュアンスのことだ。意味はほとんど違わないのに使い分けている言葉は意外に多い。
意味と語感の違いについてはこう書かれている。

「意味」はその後が何を指し示すかという論理的な情報を伝えるハードな面であり、「語感」はその後が相手にどういう感触・印象・雰囲気を与えるかとeった心理的な情報に関わるソフトな面での表現選択だ。前者の選択があまいと意味があいまいになり、後者の選択を誤ると思わぬ違和感や時には不快感を招きかねない。


この本では、語感の要素を年齢や性別、立場、語の性質や具体性などさまざまに分け、それぞれクイズ形になっているので、楽しみながら自分の語感センスを確認できる。少しずつ難易度が高くなっているので、読み進むうちに知識が増える楽しみもある。
何となく使い分けていたものに根拠があるとわかって安心したり、かん違いを正すこともでき、非常に有意義だった。

ことばというのは生き物であり、時代と共に変化していく。また数学のようにはっきりした「これが正解」というものでもないので、著者の見解と違うところも出てくる。そしてそれは自分の語感を研ぎ澄ませる刺激にしてほしい、と押しつけがましくないところも好感が持てた。

あとがきを読んで知ったが、この本は先に出た『日本語 語感の辞典』の副読本的存在だ*1。両方並べて読むとさらに楽しそうだ。


表現力を身につけたい人や、ことば、日本語そのものが好きな人にはとても楽しめる1冊。
好き嫌いがわかれると思うので、興味のある方はどうぞ。