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通勤電車の図書室

2017-09-20 広告

[]勝率2割の仕事論

著者は電通出身。自らの代理店タグボートを主宰し、ヒットを連発する。嘘の日記で書き溜めたアイディアの引き出しから、クライアントの要望に沿ったストーリーを紡ぎだす。数多くの広告賞を受賞。代表作はユニークでくすとさせるシリーズが多い。品質にはこだわり収益より作品を優先する。文章は明快で説得力に富む。電通マン向きの新書。

2017-09-17 誘拐

[]豆の上で眠る

アンデルセンの童話に題材を取ったミステリー。二人姉妹の姉が誘拐され家族は大騒ぎとなるが、2年後に無事帰って来る。妹である私は姉が入れ替わったのでないかと疑いを持つ。最終的には出生の秘密まで明かされる。産院での意図的な取替。読み応えのあるプロットと展開。楽しめました。

豆の上で眠る

豆の上で眠る

2017-09-15 ワイン

[]クイズでワイン

ワインに関する蘊蓄をクイズ形式で語る。ランク別に難易度が上がっていくが、ついていけたのは初級まで。中級以上は趣味の世界で実用性は乏しい。気軽な繋ぎの一冊。どこかでネタになればというレベル。

2017-09-14 監禁

[]ケモノの城

九州で実際に起こった家族監禁、殺害事件をモデルとする。警察の捜査とカップル宅に転がり込んだ怪しい中年男の挙動を並行して語る。犯行はまさにケモノの所業で気分が悪くなるほど。生来の悪人と暴力に支配されそれに従う人間の弱さがある意味で主題。最後に謎の男が救いを演じるのは著者の仕掛けたプロット。ただこの程度では読後感は救われない。

ケモノの城 (双葉文庫)

ケモノの城 (双葉文庫)

2017-09-12 王道

[]王道経営

著者の経営指南書。経営には3ランクあり、王道をめざすべしとの主張を繰り返す。日本の長寿企業に代表される3方良しが基本。短期利益を狙う覇道皇族秩序に反する邪道は厳しく批判経営者は自らの信じる道を根気よく社員に説くべしとする。言葉はそのための唯一の武器。使いたい引用多数。参考にすべし。

  • 感服より心服
  • 不易80% 流行20%
  • 王道経営は民主主義独裁主義
  • 実行には覚悟を伴った胆識
  • 黒田家の異見会
  • 冷えた4本のビール
  • 理念とは理想を念じること