恋都の狐さん

恋愛メルヘン。女子大生のヒロインは東大寺の節分で知り合った謎の狐面の男に振りまわされる。次第に恋に落ち、ハッピーエンドかと思えたが、長年彼を支えた年上の美女に譲り初失恋。奈良の風情と行事を舞台に親しみは覚えるものの、プロットはやや平凡。大学院生の著者としては完成度は高いが、ライトノベルの域は出ない。

恋都の狐さん

恋都の狐さん