著者が商売道を説く一冊。近江商人の教えを守り、清く、正しく、美しくを大商社の社是とする。人間には動物の血が流れていることを前提に、心で本能をコントロールすることが重要。そのためには教育が重要で、読書と人との邂逅が実践的。一次情報の重要性も強調。社長時代は大改革を断行。社員との信頼があってこそ。本書の収益は日中関係に寄付とのこと。頭が下がる。

  • 商売とは自分の人格を売買すること。(信頼を勝ち得ることが何より重要)