久しぶりのライブ
昨日の6月24日、西脇ライオンズクラブのパーティにバンドとしてお呼びいただき、ライブをしてきたのである。
ドラムを担当する小山氏はライオンズのメンバーでもあり、それが縁で声をかけていただいたのだが、正直、そういった身内のパーティに部外者として参加させてもらうのは初めてのことだったので、不安で一杯であった。
しかし、いざ本番が始まると、そんな不安はぶっ飛んだ。
ノリノリで一緒に歌ってくれる人がいるかと思えば、ステージに上がってきて踊り出す人までいて、想像していた以上の大盛り上がりを呈したのだった。
年齢層に合わせて、オールディーズを選曲したのが功を奏したのだろうか。
あるいは、すでにかなり酒が進んでいたので、誰がなにをやっても同じくらい盛り上がったのか。
盛り上がった原因はさまざまにあるだろうが、一番の原因は、やはりライオンズクラブのメンバーの方々の、繋がりの強さがあってこそのものであろう。
みなのはしゃぎっぷりは、子どものようであった。
盛り上がりすぎて、逆にこちらがドン引き恐縮したほどであった。
あんなに楽しそうな笑顔が見られるなら、我々の拙い演奏も、少しは役に立っているのではないかと思えるほどであったのだ。
まあ、演奏は拙かったのだが。
それはこの際、よしとしようではないか。
いや、よしとせねばならぬのだよ。
人に与えられたもっとも崇高な権利とは、赦すという権利であるからであるぞ。
人は己れの都合のいいように記憶を改ざんすると言うが、それのどこがいけないんだ?
改ざんしなければやっていけないということもあるでしょうが!
前を向いて歩いていくためには、己れを騙し、見て見ぬふりをせねばならないこともあるでしょうよ!
……そんなにまずい演奏だったのか?
ともあれ、お声をかけてくださったライオンズクラブのみなさま、ありがとうございました。