稲穂が垂れ、「ノハラアザミ(野原薊)」が咲き始めました。

yatsugatake2006-09-05

秋風が心地よく感じる一日でした。
休耕田に、メヒシバやイヌビエなどの草が、意外なほどに繁茂しました。
少しでも、種子が熟れないうちにと刈り払い作業に出かけました。
稲穂が垂れ始め、収穫近しを感じさせます。
刈り払い機のエンジン音に、虫たちが大パニックで逃げ惑います。特にイナゴ(蝗)が数多く、ピシパシと元気です。いずれ、「一石三鳥」に蝗捕り、つまり稲の害虫捕り・昆虫蛋白摂取・機敏な運動…を楽しむつもりです。
土手に、「ノハラアザミ(野原薊)」が咲き始めました。虫たちも訪れています。近年、薊さえ見かけることが難しくなり残念です。これは、花を楽しむために、以前から刈らずに残しておいたのです。
先日、高峰山で見た薊は、「ノアザミ(野薊)です。名前が似ていて、紛らわしいのです。頭花の首を指で摘んで粘るのがノアザミです。土手の薊は粘りません。花期も遅いです。
子どもの頃の、ラジオ歌謡「あざみの歌」(伊藤久男を口ずさみながらしばし眺めました
「山には山の愁いあり 海には海の悲しみや ましてこころの花ぞのに 咲きしあざみの 花ならば…」


画像は、昨年9月15日撮影の同一株です。
夕方から、十三夜のお月様が、雲に隠れたり出たりしていました。明日は、久しぶりに雨が期待できそうです。