櫻の花が咲く好季節に行われる、4月の探鳥会…。今年も参加しました。
朝は冷え込みましたが、暖かくなるとのこと…。雪が残っていると思われたので、長靴を履いて出かけました。
周囲の木々は芽が出始めたばかりで、4月になっての低温が影響しているようです。
ツグミ、カケス、カワラヒワ、エナガ、メジロ、アトリ…順調に出現しています。
珍しいのは、夏鳥の「コムクドリ」♂♀が可愛らしい姿を見せてくれました。特に、♂の赤いほっぺと♀の柔らかいベージュ色…。
地面を歩いて餌を啄む「シロハラ」…、ツグミの仲間だけあって、歩いては立ち止まるという同様な仕草が見られて、楽しかったです。
画像、花の早い「シダレザクラ」がなんとか咲き始めていました。
広い牧草畑には、揚雲雀が賑やかに…。聞きなしの「ピーチクパーチク」は、「ヒイチブ(日一分)」とも…。
北には、雪化粧の浅間山が…、牧場の「ソメイヨシノ」の花は、まだのようです。(昨年は満開で、花見客で大賑わいでした)
野草などにも、目が止まりました。
昨年に見て名前が分からなかった、「オランダフウロ?」、総苞片が反り返らない「在来種タンポポ」です。
午前中、約8000歩歩きました。かなり疲れました。
駒場公園の集合場所に戻って、「鳥合わせ」をしました。
上記した種のほかに、オナガ、スズメ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、シジュウカラ、トビ、ハシボソガラス、ノスリ、オオタカ、ハクセキレイ、シメ、ビンズイ、コゲラ、アオゲラ、モズ、ウグイス、ツバメ、カシラダカ、イワツバメ、キジバト、アオサギ、キジ、セグロセキレイ、ホオジロ、キセキレイ、オシドリ、カワセミ、ムクドリ、チョウゲンボウ、トータル38種に上りました。おまけに、ノーカウントでドバトとガビチョウがありました。
でも、この目で姿まで確認できた種は、残念ながら半分ほどです。
昨夜、遅くに観たもう一つの天体ショウです。
『星空ガイド』で、月と牡牛座の「プレアデス星団」(散開星団M44との接近の記事を見ていて、偶然に知りました。
それが、火星と、かに座「プレセペ星団」(散開星団M44)の接近です。
プレセペとは飼葉桶とのこと、また、ビーハイブ(蜜蜂の巣)とも呼ばれます。
(21:52)
試行錯誤を繰り返し、写真に収めました。
「赤い火星」が「飼葉桶」または「蜜蜂の巣」に顔を突っ込んでいる?
ちょっと無理な連想ですが、珍しい現象には違いありません。
ふたご座としし座の間に、肉眼でもぼーっと見えるという「かに座・プレセペ星団」に親しみを感じました。
午後から雲が空全体を覆いました。今日、「弥生五日」の月はあきらめていました。夜になって外に出てみると、桜の枝を透かして月光が漏れています。
早速、カメラを向け撮りました。(19:27)