気温差が23度超、3月並みに…。

昨夜遅くに出た、早朝の月。(26.1.24)(

5時を回ったころ、早朝のお月さまを観ようと外に出ました。
空はよく晴れて、北西の空に双子座が低く瞬いています。
東目を向けると空高く、お目当ての「臘月二十四日(下弦)」のお月さまが、輝いています。(5:09)

昨夜遅く、23:46(長野)に出た月ですから、厳密には昨夜の残月と呼ぶべきなんでしょうか?
寝床に戻ってラジオを聞いていると、各地からのお便り…。
昨朝に続いて、「サメの干物」を氷柱(方言、「さがんぼう」)にたとえた食べ物・料理のようです。
ラジオなので、山国信州人には想像しかできません。でも、砂糖醤油で煮た煮凝りは目に浮かびました。
「誕生日の花 きょうの一句」は「エリカ」、しばらく前に、Fm放送をした花です、
『ステラMOOK』には、別の句が載っています。
「風の道は海鳴りの道エリカ咲く」伊丹さち子
千葉県房総半島では、春の訪れを知らせる花の一つ。「蛇の目エリカ」の群生を観たいものです。
早朝、月を観に出た時は、あまり寒さを感じませんでした。
アメダスを見てびっくり、氷点下11.1度(5:40) 予想最高気温は、9度(プラス7度)と、
一気に気温が上がる予報です。
二桁は予想外でしたが、風が無く静穏で、放射冷却によるためでした。
netatmonoも、低温を表示しました。

日中は、予想通り気温がぐんぐん上がりました。
午後、「ひろば」の植栽について相談のため、「育苗専門のハウス」に伺いました。
入り口は開け払って、外気を入れていました。
朝の低温、日中の高温…、温度管理は大変だなと思いました。
種まき体験をした、「シデシャジン(四手沙参)」が、発芽の気配を見せていました。
種子が冬の寒さを経ていないので、発芽するかどうか心配していましたが、セーフ…。
立派なポット苗に仕上がるまで、管理・世話をよろしくお願いします。
ハウスの中に、見慣れない蔓性の木が伸びていました。
その名は、「オオイタビ」だそうです。「イチジク」の仲間で、実もついていると説明されました。
なかなか見つかりませんでした。画面の中央に1個、左側にピンぼけの実…。

見つかると、やっぱり、クワ科「イチジク」の実に似ています。
帰宅して、改めて調べると、「イタビ」は「イヌビワ」とあります。
ずっと前に、近江八幡の川沿いで、「超ミニのイチジク」を観たことを思い出しました。
ハウスの外で、赤い実をつけた「野バラ」を観ました。
ローズヒップと言われるもので、バラの台木だそうです。サプリメントとしても使われるようです。
若い頃に、小生も「ローズヒップ」を植えてみました。しかし、苦い経験があります。
茎のまわり一面の細い刺に閉口…、数年前、とうとう伐ってしまいました。

宮沢賢治は、「ノイバラ(野茨)」を作品に登場させています。
赤田秀子:『イーハトーブ・ガーデン』に、紹介されているので、一部を引用します。
ノバラの芳香は限りなくやさしい。秋に色づく赤い実も美しい賢治の独自性はノバラの花よりその香り、赤い実、青い実を度々描いていることである。ばらと言ったら、野ばら、野茨のことだった。魔法の薬のように人をリフレッシュさせる。よく利く薬は、ノバラの実だった。
植物観察の楽しいひと時でした。ありがとうございました。
アメダス、最高気温は、12.0度(14:50)。
最低気温と最高気温との差、計算すると23度超…。体調管理をしっかりしないと…。