「霜月満月」、天心に煌々と…。

「シャコバサボテン・クリスマス・カク

朝のラジオで、気象予報士が「今度の冬将軍は北で、強い…。」
以前からの予報のように、今夜あたりから冬型の気圧が強まるようです。
まだ今朝は暖かく、最低気温が3.5度(0:20)とプラスの気温でした。
それでも、日曜日から月曜日の朝が寒さの底とか…。
今年は、クリスマス寒波や年末寒波はないのかな?
「ひろば」の運営委員会があり、9時頃から出かけました。
毎回、皆さん方に紹介する植物は、何にしようかな…。
暖冬で季節外れに咲いた、我が家の軒下のロウバイ(蠟・蠟)梅」に決めました。

持参する車中にも芳香が漂い、真冬の季節を忘れるほど…。
「ひろば」にも数本が植栽されていますが、観ると、まだ蕾の状態でした。
皆さん方は香りを楽しみながら、「ソシン(素心・満月)ロウバイについて、会話が弾みました。
「一部の株を、陽だまりに植え替えたらどうだろうか…。」「苗はどこで手に入るのか…?」、関心が高まりました。
先日来、花壇の切り株に観られた「氷の華」にも、関心が高まりました。

植栽された宿根草は、やはりサルビアの仲間で、サルビア・アズレア」と判明しました。
バーク堆肥の散布など、湿り気条件にも有効だったのでは…、の意見も聞かれました。


来シーズンには、積極的に植栽し、観察・写真撮影などを呼びかけていきたいものです。
午前中から、冬型の冷たい西風が強くなりました。
アメダス、最高気温は8.0度(12:50)が最高、強い風のために体感温度もさらに下がりました。
冬型の天気なら、内陸の佐久地方は太平洋側の晴れてからっ風です。
今夜は、霜月十五日、お月さまは「満月(望:20:11)」です。
月の出を観ようと、「明日の暦」で時刻を調べると16:43(長野)。
山の分を考慮し17時過ぎからベランダで、待ち構えることしばし…。
山の端がほんのり明るくなり、山の端の木々のシルエット・月の出です。

ぐんぐん昇って、17:21には真ん丸お月さまがぽっかり浮かびました。
まさに、お盆のようなお月さまです。

倉嶋厚 人生気象学』から「霜月満月」を一部引用します。
一陽来復の日、新しい太陽の誕生日。クリスマスがこれに続くのは、古い時代に各民族の冬至祭と宗教行事が習合したもので、十日後の新年も冬至正月の流れを汲むものであることは、ほぼ定説になっている。クリスマスの風習が中国に伝来した時、これを洋冬至(ヤントンチ)と呼んだのも道理である。
〜ところで旧暦は冬至が十一月に必ず含まれるように調整されていた。
冬至月の太陽は一年中で空の最も低いところを通るが、これと真向かいになる霜月満月は空の元も高いコースをたどる。〜霜月満月は真夜中ほぼ天心に懸かるといってよい。
夜が更けて、気温が下がってきました。
佐久市のポイント予報、明朝は氷点下5度の冷え込み、「氷の華」を観るには好条件です。