「用水溝」に、「クレソン」が…。

「霜月二十六日」の細い月。(28.1.5)(6

朝のラジオで、「東京の空は、昨日より白っぽく霞んでいる…」。
それでは、佐久では無理かな…」、外に出ると、金星・明けの明星がまたたき、「霜月二十六日」の細い月がかかっています。(6:20)
梅の枝の向こうに、「チェシャ猫」の口よりは太めでしょうか。

7時過ぎに空を見上げると、明るさに負けず見えました。(7:09)

二十六日の月と言えば、宮沢賢治の「二十六夜」、「二十六夜待」があるように、特別なお月さまです。辞書には次のような解説があります。
 旧暦の一月と七月、二十六日の夜に月の出るのを待って拝むこと。
 月光の中に彌陀・観音・勢至の三尊の姿が現れるといわれ、高輪から品川にかけて盛んに行われた。〜
今朝のお月さまに、三尊は認められませんでしたが、気象条件が合うと実際に観られるのかも知れません。
今日も朝から小3の孫娘を預かりました。
軽トラに乗せて、あちこちを連れ回しました。
先ず、スーパーで「七草セット」などを買い、次に図書館に寄り年頭挨拶と本の借り初め…。
「木のすきなケイトさん」は、すでに貸し出し済みでした。
落合恵子さんのラジオ放送が効いて?タッチの差、他館から回してもらうようにお願いしました。
孫娘と一緒に、「き」の棚から数冊選びました。
『12月の夏休み』、『キャラメルの木』、『奇跡の一本松』、『木』、『木の実とともだち』の5冊。
「読書通帳」に印字されました。
また、インターネット予約について、パスワードをいただいてきました。
次は、野良回り…。孫娘は、本読みを続けていて車から降りません。
暖冬のために地面はまだ凍らず、「ワサビ菜」や「ラデッキオ・ウェスト・ロケット」などは生き生きしています。

隣の「アシタバ(明日葉)」は茶色に、枯れたかな?
用水溝を覗いてみると、「クレソン」が青々と元気でした。
これも暖冬のため?例年だと寒さのために、葉がうす紫色に変色してるはずなんですが…。

子どもの頃は「台湾ゼリ」と呼んで、ニワトリの餌用に摘み、人間様は口にしませんでした。
今では、サラダや肉料理には欠かせない食材・野菜です。
そうそう、上田・佐久地方では「バンカゼリ」の名も通用します。
小諸義塾で藤村とともに教鞭をとった、画家の丸山晩霞(ばんか)が、フランスから持ち帰り定着させたとされるからです。
休耕田が原野になた所で、繭玉を挿すためのヤナギ(川柳)の枝3本採りました。
これで、「繭玉」作りの仕事が約束されました。
アメダス、最低気温は氷点下4.0度(6:20)、最高気温は11.3度(12:20)でした。