2011-03-18
前年の反省です
2010年は灼熱の年になった。
四月は途中大雪のため、芋やビート移植ができず、五月からとなり、結果ビートの移植スタート後に馬鈴薯植え付けとなった。
6月中旬までは気温は低めに推移してたのだが、その後僕の考えられる中では(観測でも最高)特別極めて熱い夏がずっと続いた。
暑すぎる夏は全作物に大打撃を受け、北海道における畑作四品(大豆だけは高収量)とも収量に大きく影響を受けた。
その中では僕の暮らす地域は、20世紀までは作物ができる限界的な寒さの地域であるため、かえって影響が薄かったといえる。
*小麦
収量はがた落ち。
花時期までの低温と花が咲いてからのすぐの大雨降水・高温により過去二番目になる低収量。
きたほなみはホクシンと比べて高収量となるはずだったのだが、ホクシンよりも花時期が遅れ&大雨により(実質2日後くらいに大雨)低収量に。きたほなみはこうすれば多收になる言う商系もいるが、とりあえずは参考にならない。
*馬鈴薯
ビートの移植を優先させたので植え付けが5月10日くらいになる。
その後も低温と雨が多めで続き生育がかなり遅れる。
7月上旬は大雨・高温だった時の軟腐病対策としてバイオキーパーをかけたのがとっても効いてくれた。
スターナはまだ効くのだが、我が家では全く効かない銅ストマイやマイシン系統の剤を使うくらいなら、バイオキーパー
の方がよっぽど効くようだ。ただしとっても高いのと培養させないといけないのが難点。
中旬は気温が若干平年値に戻ったことによりイエスクリーンのメークインに疫病が発生し始める。
これ以上は危ないっと思った矢先に強烈な高温がかかり、さらに昼間のランマン散布が効き罹った葉っぱがショリショリになり、何とか踏ん張ることができた。
八月も高温が続き、夏疫病が出るほどの高温である。
8月20日くらいからメークインのチョッパーを始めるが、毎日5.6反ずつかけていった結果、収穫時にどんどん収量が増えていく格好になったのだが、残念ながらオウコンの収量は変わらず、くず製品が増えるだけ・・・結局は23日頃のチョッパーが良かったみたい。
収量に目を移すと今年は株あたり個数が少ないため、製品絶対収量は上がりづらい格好になった。
しかしながら我が家では、たまたま運良く男爵は植えず、トヨシロにはあまりつかなかった。
やはり近年における7月の高温・大雨は馬鈴薯の生育を急成長させ中心空洞や早熟化に寄与する影響を当たるようだ。
それをコントロールするため植え付けを遅くし、追肥も7月後半あたりにもっていったのが良かったようだ。
ただしそれには株あたり個数をコントロールしないと収穫時が遅くなってしまう。
今年は個数が少なかったので23日位で良い製品歩留まりになるが、これが多かった場合は5〜6日遅くなる可能性がある。
5〜6月の低温での生育遅れがあるため実際には問題なさそうだが、やはり5月5日くらいの植え付けが良さそうだ。
あとは倍土なでのあるなしで個数をある程度コントロールできるだろう。
春の整地時のパワーハローの爪が減った&圃場の高水分のため耕板層が少し残る→新品に交換すればOK
疫病対策→軟腐が克服され他品種はいいが、イエスクリーンは回数が決められているので疫病防除が困難になってはきている。
基本僕はグリーンペンコをかけた後フロンサイド6日・ランマン10日の交互のローテを組み途中にホライズン10日を挟めていく。
そうすれば八月20日あたりのちょっぱーに持たせれるのだが、気温を考慮して我慢せずもっと周期を短くするほか無い。
それで封じ込んでおければ近年7月末からは高温傾向があるので、そこで周期を長くして逃げ切って行く方が無難そうだ。
また八月上旬のペンコが茎葉を復活することができるらしく、フロンサイドとの混合防除も良さそうだ。
全体的に収量はやや減ったものの値段がカバーしてくれそうなので、馬鈴薯は良い年になったと思う。
序盤寒く、夏が暑い・・・ビートにはとても厳しい天気の年になった。
また各地葉腐れ病・根腐れ病・根腐病にあった。
しかし我が家の地域はまだ寒い地域なので、十勝ではトップの成績に。
その中での平均値を収量・糖分ともに上回ってくれた。
ビートを芋前に移植したことと、防除を徹底したことが成功と見える。
やはりビートの防除は日甜のはがきに従うのが一番だ。
除草剤は6月の昼間に薄くかけるのが効き目が良くコストもへらせれる。
豆
十勝中央部では小豆が小粒・減収に泣いたようだが、これも我が家では問題なく計画よりは多く取れた。
手亡もそこそこ、大豆は最高収量だった。
総じて
良い年だったと思う。
去年も書いたがメークインの本精算が楽しみ。特に今年は10ha播いたのは当たったwww
2009-12-31
■やあキッズ諸君ww
↑庄司のまねしてみたけどやっぱりだめだねww
というわけで、スパムコメントもおもしろいから放置してみましたが、さすがに恥さらしなので消去。
ダービーでは惚れ込んだロジユニバースが晴れてダービー馬となった訳ですが、秋に一目惚れしちゃったイコピコさまはG1ではいいところなく、自分の馬をみる目の無さに愕然とした一年でした。
でも懲りずにイコピコは応援するでしょう。
まあ雑談はここまでにして
■仕事の話です。
春一番さくっと畑に入り、馬鈴薯を定植するも50cmの大雪に見舞われる。
ビートの移植時が大幅に遅れたうえ、乾燥・強風に見舞われ活着が大幅に遅れる。
六月・七月は大雨・長雨・日照不足・低温により厳しい状況に追い込まれた。
八月は無難にやり過ごすし、九月前半も長雨で収穫に支障が出るものの中盤以降はいい天気で無事収穫を終える。
が、12月としては異例の寒波→大雪で今日も除雪三昧の気の抜けない年であった。
で作物別に・・・
■いも
移植後の大雪は特別な被害はなかったものの、黒あざが多い傾向はあった。
加工用は総じて悪い結果となった。
特にトヨシロは倒れなくても男爵から軟腐病が移っていき、早く枯れてしまう。
メークインはすさまじくよい場所があった。
過去の僕の経験からいくとみたこともない水準の芋があがってきた。
減収と増収のさかえ目はどこだろう?
一つは窒素分。
今年は基肥の窒素分が少なく、大雨による肥料流亡が収量を左右した。
デントコーン後はやはり窒素分が吸われているので、早くあがってしまった。
しかし大豆後は地力が奪われていないので最後までいい感じで仕上げることができた。
また、黒土・赤土での場所の違いでも収量の違いが顕著に出ている。
また定植時期・倍土時期おいて最適な作業時期を見直しをかける必要性があるだろう。
近年の早期定植・倍土にはあまりよい結果が得られない気がしてきた。
これには芋の齢が関係している。
早くやればやるほど早熟傾向となってしまい、結果後半の大事な時期を見捨ててしまっているのではないか?と勘ぐっている。
近年における十勝の気候をみていると7月上中旬まで突発的な雷を伴った大雨が続く傾向がある。
これは本州の梅雨に関連しているもので、年々北の寒気と南の暖気の差が強くなっており、それが梅雨前線を活発させ、そのあおりを受けていることが原因だ。
そしてその時期に馬鈴薯の茎葉が仕上がってしまい、倒伏がみられるのがここ数年のパターンである。
では今年のメークインはどうだったか。
定植は早いものの大雪により萌芽の時期はかなり遅れ、大雨大風だろうが倒れないですんだ。
そして追肥も開花期が終わったくらいにやったことにより、後半の最後の最後まで最低限の窒素分で緩やかなイメージで肥大していったと思う。
今年追肥を遅くして緩やかな曲線にするという考えを持っていたがここまで通用するとは思わなかった。
またナンプ病を抑えきれなかったのにも、多少原因がはっきりした。
しかしナンプ病はもう抑える気がしない・・・
なので、これからは得意なメークインを多くしていきたいなと思う。
幸いシンジェンタからレーバスフロアブルという新薬が登場した。
この殺菌剤は新しい単成分疫病殺菌剤で世界でも定着しつつあり、なんと丸14日の持続が見込めるそうだ。
別にセールスマンではないが、殺菌力・浸透力・浸達力・定着力ともに高い効果が歌われており、何とも期待の持てる逸剤である。
ペンコ→リライアブル→プロポーズ→フロンサイド(菌核)としてから大事な時期はレーバスorランマン高温もしくは羅病時はホライズンと攻めていけば、かなり期待の持てる防除体型が組み立てれるだろう。
■ビート
なんと言っても初期生育につきる。
大雪が降った後の高温により、苗が大きくなりすぎた上、定植時からの乾燥・風害により、活着が大幅に遅れけっ株もあり悲惨な有様だった。
■豆
雑草だらけで大変な目に。
手亡は根腐れを起こし悲惨な状態。
小豆はいつまでもあがらず、霜に少し当たったものの収量はなかなかなもの。
大豆は茎の水分が抜けず、11月の20日くらいの夜のしばれが入ってから収穫したものが、全く汚れがつかなかった。
■あっとしこしちゃった・・・
2009-06-05
■ビートが不同
一列悪いと思ったら、途中から良かったり2列悪かったりよろしくない。
移植時からずっと乾燥が続き、活着が遅れた状態で霜害・強烈な風害をうけた。
苗自体がやや乾燥気味なやつがあったので、それらが活着の遅れにつながった可能性が高い。
籾軽くんは軽いという利点があるが、こういう年には結構厳しいと思った。
またポットの移植高も要因だろう。
うちではなるべく1cm未満に抑えるよう努力しているが、ポットの上が見えるようなポットはやはり被害が大きい。
やはり中断してでもポットが見えない位のセッティングになるように努力すべきだ。
そして肥料にも注目してみた。
1枚目は燐酸の少ない農配のエコ銘柄肥料で、2枚目はいつも使っている農配1号なんだけど、二枚目の方がやはり生育がいいみたい。
ここでは燐酸の違いではなく、窒素成分の違いを指摘してみる。
実はエコ銘柄の方はチリ硝石が入っていなく、一号は入っている。
チリは育苗時の悪いところにばらまいたり、葉面散布したり、そして追肥にも使う効果的な資材だと思う。
注文してから気づいて、とりあえず追肥でカバーするつもりではあったが、やはり違いはありそうだ。
今度はちゃんと一号だけ注文しすること。
2009-05-31
■雨
やっとまとまった雨が降った。
当初言っていた天気占いですが、みごなまでに当たりませんねwww
でも何となく4年前の天気が二週間ずれて来てる感じはします。
4月下旬の大雪は50cmつもり芋にはあまり支障はなかったものの、仕事には大きく穴を開けられ、結果ビートが遅くなり、高温・霜・強風にやっつけられてしまった。
2009-05-25
no-ota
こんにちは。待望の雨になりそうです。芋の培土終わってると思いますが、パワーハローからロータリーヒラー体系はロータリー仕上げの時と比べてどんな感じでしょうか?うちはタフローター深さがあるし盤が無いからひび割れが出来なくていいかんじだなと今のところは思っていますが、赤土の畑にぶつかったため完全に水不足です。雨沢山降って欲しいなぁ〜豆播きに忙しかったためにビートの草ひどいです。
yatti
こんにちは。
培土時のパワーハローとロータリーとの違いはあまりなさそうですね。
というか毎年セッティングが変わっているのでよく分かりませんwww
うちもビートの草がひどいです。
早めにやりたいところだけど、風で弱っているビートもあるから困っちゃうな〜
no-ota
こんにちは。
ビートに対する風の被害は、結構あるみたいですね。
結構大きくなっているやつが風であおられプロペラみたいに回転してねじ切れた固体が発見されております。
自分の周りでは、移植に被害はなさそうですが直播は発芽不良に残った移植の苗を捕植。もしくはロータリーで潰して移植機再出動なんて人もいました。
自分は、正直余裕が無いのでリスク管理は徹底的にやってます。ホクトウでは、移植機や直播の鎮圧りんを狭いやつでぎゅっと踏んでくぼんだ溝の中に苗がいるようにしています。狭い幅でぎゅっと踏むと盤がなければ毛管水が上がってきて活着が早いのとくぼ地のようになるので温度も少し高くなり結果霜に対抗できるようになるそうです。
豆まきにも後ろのタイコ細くしているのですけど、発芽率が15パーセントぐらい上がりますので、それも冷害年には結構差が出ます。1個5000円ぐらいのものなので安いし失敗して投げてもたいしたこと無いぐらいの気持ちではじめたのですけど、実績で下がる率が少なくなっているのは感じます。
そして1回目のカルチのとき両サイドにある土を崩して株間の草を埋め殺しできるので、除草剤も後半のネギワだけで済むようになりました。
除草剤まいたら糖分下がりますよとはがきが来た後すかさず除草剤散布の適期ですのfaxが来ました。
情報の洪水ですな。
やっちさんは、一杯植えているからカルチのみはできないと思いますが。お隣さんで除草剤雨前にかけてたけど、どっちつかずな感じになりそうです。
お気をつけて、お互い頑張りましょう。
yatti
う〜ん僕もタイコの溝の話は聞いていましたが、今年のような年は必要でしょうね。
うちも4畦にしてカルチでやっていきたいなぁと思いますが移植機を変える勇気がでないんですよね。
ビートの除草剤は半端じゃないのでもとはそのうち取れると思うのですが今の移植機が動かなくなったら考えるか・・・






本別でプラウやめてソイルクランブラーだけで植えている人がいるのですが、乾燥年の根のつきはいいと聞いていましたので滑り込みでセーフといったところでしょうか。
どうりでレベルアップ君が売れるわけです。
でも自分も耕盤層対策をしっかりするようになってから、微生物資材や追肥の効果が出てきて安定してきたので、間違ってないのではないかと思うのですが。
こちらよりも更別のほうが自然が厳しいですが、あきらめないでください、逃げたら癖になりますから。
株式会社ライフラボの大塚と申します。
私は日本の農業を応援すべく、農業専門のサイト運営や、農家さんの生産物をレストランにご紹介している仕事をしております。
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