駿府マラソン

走ってきました、駿府ラソン

昨日の静岡は、朝から快晴。6時に起きて、ちゃちゃっとシャワーを浴びて、コンビニのおにぎりで軽い朝ごはん。それから着替えて、ストレッチして、8時半にホテルを出発。

歩いて10分ぐらいで、会場の駿府公園に到着しました。



思いっ切り、城、です。初マラソンが城なんて、城好きにとっては嬉しいですね。


公園内は、既にかなりの人でにぎわっていました。ランニングウェアの人、応援の家族連れ、ペットのわんこ、などなど…。

みんなあちこちにシートを広げ、既におやつをぱくついている子どもたちの姿も。きっと遠足気分なんだろうな〜。地元の一大イベント、といった感じで、次第に気分が盛り上がってきました。



会場内の様子はこんな感じ。


エントリーを済ませ、私達も公園の一角にシートを設置。ウェアにゼッケンをつけて、軽くストレッチしたり体を動かしたりなど。いつものこの時間は、着々と準備する夫を見ながら「寒いな〜」「ヒマだな〜」と思っているところですが、今回は私も一緒に準備タイム。

こういうのって、楽しいわ〜。夫からは準備の仕方や段取りについてたくさんアドバイスしてもらったので、初参加とは思えないほど気持ちが落ち着いてました。ありがたいことですね。

9時半に10kmがスタート。ハーフに出場した夫は10時5分、5kmの私は10時20分がスタートでした。

スタート地点は公園の外。15分前からスタート地点への移動を開始したものの、公園内からは結構距離があり、しかも移動経路は観客との仕切りが既に設置されていて、ものすごく狭いのです。そこにランナーが一度に殺到するので、経路は激混み状態…。

周りではみんなぶつくさ文句を言っていて、私もイライラしそうになりましたが、走る前から楽しい気分を壊したくなかったのでiPodの音楽に逃げました。

ノロノロと移動していたら、「間もなくスタートなので急いでください!」と急かされ、仕方なく走る羽目に。スタート前からこれかよ〜、とまたイラッとしそうになりましたが、これもいいウォームアップだと前向きに考えて、ぐっと我慢。

スタート地点はものすごい人、人、人で、またノロノロ動いているな〜と思っていたら、もう前の方からだらだらとスタートしちゃってました。うーん、メリハリがないなあ。

でもまぁ、楽しもうと決めたんだからとにかく楽しむべし!と思って走り始めました。

スタート直後から、周囲は結構なハイペース。最初は楽しいので、みんなどんどん飛ばしていきます。が、気温が高めで日差しが強く、周囲につられて調子よく飛ばしていったら途中で絶対へばると思ったので、自分はいつものペースに集中。

周りがどんどん追い抜いて行き、5kmを走る集団のかなり後ろの方になっている自覚があって少し焦りそうにもなりましたが、現状の自分以上の無理をしても楽しくないしな〜、と思ってひたすらマイペースで走る。

結果的にはそれが正しかったようで、最後までペースを落とさずに安定して走り切ることができました。ラスト2kmは、序盤に飛ばして私を追い抜いて行った人達が歩いている脇を抜き返したりして、ちょっぴり気分が良かったです。別に競争してるわけじゃないですけどね。

それでも、大会ともなると気分はハイになってますし、周囲につられたり沿道の応援に励まされたりで、普段の練習よりはペースが上がっていたようです。事前に夫が「大会はいつもよりタイムが良くなるものだよ〜」と言っていたのですが、結果はその通り。

1kmのラップは、6:56、6:35、6:36、6:29、6:29、トータルタイムは34分ちょうど。なんと、これまでの練習全ての中でのベストタイムでした。このタイムでも走れるんだ〜、という自信にもなりますね。これは嬉しい。


走りながら、いろんなことを思って、胸がいっぱいでした。ゴールゲートが見えたとき、ちょっと泣いてしまったぐらい。

たった5kmだけど、練習でも走っていたぐらいの距離だけど、ここでこうやって走っている自分が嘘のようで、とにかく嬉しかったのでした。


大会後は、滞在していたホテルが15時まで部屋を使わせてくれたので、ホテルに戻ってシャワーと着替え。一休みして、駅でお昼ごはんとおみやげを買って、15時ちょい前のこだまに乗りました。

駅で買ったまぐろメンチバーガーは驚きの激うま!缶ビールで祝杯をあげ、またしても富士山の写真を撮りまくって喜ぶ夫を横目に見ながら、私は爆睡。気づいたら東京に着いてました。

駿府ラソン、本当に楽しかったです。また来年も出たいな〜。