TransferJet SDカード 一括送信と選択送信 制御できた

一括送信の制御ができました。ファイルのタイムスタンプを見ています。最後に送ったタイムスタンプを内部的に記録しておき、それ以降のファイルを転送対象としています。
一括送信という名前ですが、前回転送した差分、新たなファイルのみを転送するモードです。
ということで、手順です。
一括送信
1 転送したいファイルをTransferJet SDカードにDCIMディレクトリにコピーします。
2 コピーしたファイルの作成日時/更新日時を、前回転送したときよりも後のものにします。
(私はDOSプロンプトの copy /b ファイル名 +,,として作成日時/更新日時を変更しました。これで今の日時となります。)
3 転送したいファイルの数だけこれを繰返します。
4 SDカードを抜き、再度装着します。
5 転送先のデバイスを近づければ、上記のファイルが転送されます。
昨日の選択送信についての手順です。
選択送信
1 転送したいファイルをTransferJet SDカードにコピーします。
2 コピーしたファイルの情報をMISC\AUTOPRINT.MRKに書き込みます。
3 転送したいファイルの数だけこれを繰返します。
4 SDカードを抜き、再度装着します。
5 転送先のデバイスを近づければ、上記のファイルが転送されます。
一括送信では、ファイルの作成日時/更新日時を変更するのがポイントです。カメラでは撮影画像が最新の日時になることを利用しています。パソコンで使う場合、ファイルの作成日時/更新日時を変更すれば、同様に使えます。

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TransferJet SDカード 抜き差し不要?

制御方法がわかったのですが、SDカードの抜き差しが必要です。抜き差ししないで転送できないか、試行錯誤中。
まずは、そもそもその機能があるのかTransferJet SDカードのマニュアルを読んでみましたが、はっきりとは書かれてません。
抜き差しは必要なようです。Pentax Optio WS80でやってみたのですが、転送されるタイミングは調査通り。唯一、抜き差しせずに転送されるのは、DPOFモードでない状態で、SDカードが設定されていて、DPOFファイルを作ると読み取って転送されます。しかし、その1回のみでそれ以降はだめです。
一度転送すると、TransferJetの転送モードを低消費電力化のためにオフにする記載があり、転送後に新たなファイルを書き込んでも転送はしなさそうです。やはりSDカードの抜き差しが必要と読めました。

TransferJet SDカードを使って地デジ録画サーバを作るというアイデア

録画データをTransferJet SDカードに書き込み、選択送信モード用にファイルを作り、保存します。
転送先デバイスがいつかざされるのか不明なこともあり、低省電力化のため、録画直後は転送モードがオフのままでいいでしょう。
かざす直前に、SDカードをオフ、オンして転送モードに切り替え、かざせば転送されます。ただし、かざそうとしている時に録画中で書き込み中だと転送できないというマイナスポイントになる。