車内販売コーヒー代を着服 社員34人、JR寝台特急

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051214-00000168-kyodo-soci

同社は1989年のトワイライトエクスプレス運行開始直後から着服が始まり、退職者を含む約100人が不正にかかわったとみている。

トワイライトエクスプレスJR西日本のサイト内で紹介されていました。

http://www.westjr.co.jp/gallery/train/mi24_8.html

列車の感動とホテルの快適さを満喫できます。

「運行開始直後からコーヒー代をちょろまかし続けてきたスタッフが旅をお手伝いします。」と最後に付け加えておくべきでしょう。

http://www.westjr.co.jp/news/expert/vol_10/sub10.html

多くの商品のなかでも、根強い人気があるのがホットコーヒー。レギュラー豆から立てた本格的な味はビジネスでも観光でも、お客さまを香りと味でいやします。

人気商品でよく売れるので、少しくらいちょろまかしてもわからない、ということで、長年にわたって不正が続いていたのかもしれません。

放火事件における燃焼実験(後)

それは放火未遂事件でした。家屋の外に、プロパンガスのボンベが設置してあって、被疑者が、ガスボンベから伸びたゴムホースに木材を何本か立てかけるような状態にして、それに火をつけゴムホースからプロパンガスを噴出させ、家屋を全焼させようとした、といった事件だったと記憶しています。
これで本当に火が付くのか?という疑問が生じ、警察署の裏庭のようなところで、燃焼実験を行うことになりました。実際のプロパンガスボンベは危険で使えないということで、空のボンベなどで現場を再現し、木材を何本か持ってきて現場の状況を再現し、木材に火を付けてみました。
ところが、何度か試みても、なかなかホースにまでは火が付きませんでした。
一緒に立ち会っていた所轄警察署の刑事課長(だったと思います)が、えらく焦ってしまい、私に、「検事さん、火は付きますよ。」などと言いながら、被疑者が自白している以上に木材を持ってきたり新聞紙に火を付けたりして、燃やそう、燃やそうとして、多少、ホースにも火が付くような感じになりましたが、何とも迫力がなく寂しい状況でした。
私も、「これは徹底的に再現しなければ。」という気持ちになり、その後、警察に対し、「プロパンガスが入ったボンベを、河川敷に持って行って設置し、現場と同じ状況を徹底的に再現して、本当にホースからガスが噴出し火が付くかどうかやってみてほしい。」と強く要請(ほとんど強要?)したところ、その後、警察から、「検事さんが言うとおりに燃焼実験をやりたいと消防署に相談したら、そんな危険なことをしては駄目だと怒られた。」などと、泣き言を言ってきました。私も、このままでは起訴できない、という意識が強烈だったため、「これで起訴して無罪になっても消防署は責任をとってくれないだろう。何とか実施してほしい。」などと強硬に言ったところ、警察から次席検事に「泣き」が入ったようで、次席検事に呼ばれ、「落合君、消防署が、危険だから絶対に駄目だと言っているらしいぞ。消防署がそこまで言うということは、それだけ危険極まりない、ということだから、燃焼実験をしなくても有罪になるよ。」と諭され、渋々、あきらめました。
その事件は、特に争われることもなく、現住建造物等放火未遂罪が認定され、被告人には実刑判決が宣告されました。
若くて元気な頃が懐かしいですね。

拘置中の男、病院から逃走 100m先で取り押さえる

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051213-00000295-kyodo-soci

以前に似たような事件がありましたね。

「手錠から両手抜く、中国人が護送車から逃走…すぐ逮捕」
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050720#1121802406

護送のバスから100メ−トルほど逃走した後に逮捕された

この種の事件で、逃げてすぐに捕まる場合は、「100メートル」というのが1つの目安になるんでしょうか?
交通事故の実況見分のように、基点を定めて逃走開始地点から逮捕地点までの距離を厳密に計っているとも考えにくいので、警察が適当に「100メートル」と言ってしまっているのかもしれません。

山下達郎、「クリスマス・イブ」で大記録樹立! 20年連続TOP100入り!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051213-00000001-oric-ent

本格的ヒットは、1986年にJR東海『X'MAS EXPRESS』のCFソングに起用されるようになってから

牧瀬里穂が出ていたCMが懐かしいですね。新幹線、特に東海道新幹線のイメージを決定的に確立した、歴史的なCMであったと思います。
ネットで検索してみると、牧瀬里穂バージョンは、平成元年(1989年)に放映されたようです。時の流れは早いですね。

「民から官へ」

http://taki.air-nifty.com/fukumenkamen/2005/12/post_2b19.html

ソニーから経済産業省に転じた八尋氏の話題が取り上げられています。私も、日経の記事を読みました。
法曹の世界でも、収入、脚光を浴びる程度、出世等々を基準に進路を選択する人は多いですが、そういう進路選択から無縁な立場から見ていると、狙いが当たって成功している、という人は意外と少ないという印象があります。
本人の満足度、達成感という点では、自分自身の興味とか信念等に基づいて進路を選択したほうが、おかしな後悔の念も生じず、成功する場合が多いようです。
「人の行く 裏に道あり 花の山」という言葉を思い出しました。

偽装の経緯は?圧力は? 姉歯氏ら4人、きょう証人喚問

http://www.asahi.com/national/update/1214/TKY200512130424.html

各党によると、証人喚問では姉歯建築士ら4人を同席させ発言の矛盾を追及しようとの意見も出た。しかし、尋問が長時間に及び「人権上、問題がある」などの指摘や、出席者に過度のプレッシャーを与え「本当のことが言えなくなる」との声が出た。

いわゆる「対質尋問」は、慎重に行わないと、声や態度が大きかったり(先日の国会での参考人による暴言を思い出します)、口がうまかったりする人が優位に立って、かえって真相から遠ざかる恐れがあります。
検察庁でも、複数の被疑者や参考人を同席させて対質尋問を行う、ということは、まず、ありません。私自身、やった経験はありません。