トヨタ、グループ幹部を対象に裁判員制度の説明会

http://bizplus.nikkei.co.jp/news/index.cfm?i=2006041207634b1

会社は、会社とか同僚などの協力が得られれば休めると思いますが(これはそれほど困難なことではないでしょう)、裁判員自体が受ける精神的な負担が、私は心配ですね。普通の日常生活の中では、およそ見ることも聞くこともないような話を、その裁判員の一生分どころか、二生分、三生分も見たり聞いたりしてしまう可能性が高い上に、被告人の人生を左右するという、非常に重い判断を迫られるわけですから、裁判員の精神的負担には多大なものがあることは間違いありません。
そういった点へのケアも含めて周到に準備しておかないと、裁判員が自殺するとか、精神的に参ってしまって失踪する、といった悲惨なことが次々と起きかねないでしょう。

依佐美送信所:80年の歴史に幕 太平洋戦争開戦を打電

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060416k0000e040001000c.html

依佐美送信所は、日本初の欧州向け無線通信施設として1929(昭和4)年に開局した。当時、世界最大級とされた長波送信機と8本の鉄塔に張り巡らしたアンテナで、ヨーロッパ各地と通信を行った。当時の欧米向け通信はすべて外国の施設に頼っており、自前の送信所の建設は国家的事業だったという。
しかし、後に軍事目的での利用が優先されて海軍の専用施設となった。日米開戦の暗号もここから真珠湾攻撃の海軍部隊に打電されたという。

施設の一部は保存されるようですが、老朽化のためやむをえないとはいえ、こういった歴史的な建造物が姿を消すというのは寂しいことです。
上記のような歴史とか、果たした役割などを、どこかの資料館、博物館等できちんと紹介するようにしてもらいたいものだと思いました。

「最強ビジネス弁護士」(アエラ4月24日号)

私は、朝日新聞と一緒にアエラも定期購読しているので、最新号のアエラを、今日、配達してもらって読んだところ、上記の記事が出ていました。
中身は、よくある、こんなに活躍している弁護士がいるとか、こんなに儲かっている弁護士がいる、といった、ありきたりのものでした。
弁護士の世界も、情報開示とか客観的な評価、といったことを本気できちんとやって行かないと、いつまでたっても進歩がない、と、つくづく思いました。