刑法犯が6年連続減少 08年前半、警察庁まとめ

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008071101000020.html

今年1−6月に全国の警察が認知した刑法犯の件数(暫定値)は、前年同期比5%減の87万9208件となり、上半期として6年連続の減少となったことが10日、警察庁のまとめで分かった。検挙率は0・3ポイント上昇して31・6%だった。
刑法犯は統計上、2002年の年間285万3739件をピークに減少しており、今年下半期もこの傾向が続けば、昨年と同様に200万件を下回る見通し。

好ましい傾向ですが、通り魔殺傷事件など、過去には稀にしか起きなかった事件が次々と起き、「数」「量」の問題には解消できない犯罪の質、中身ということは、今後も引き続き問題であり続けるでしょう。
特異な犯罪が発生した場合に、驚きあきれ怒るだけでなく、そういった犯罪が発生した背景、原因に目を向けつつ再発防止策を探る、ということの重要性を感じます。

山本モナ、不倫報道の代償は大きかった・・・謹慎処分を所属事務所が発表

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000025-oric-ent

プロ野球選手との不倫関係を10日(木)発売の一部女性週刊誌に報じられたタレントの山本モナ

自分自身が、言葉は良くないですが「商品」であり、商品価値を損ねるようなことをしてはならない、という意識が低いか、欠如しているのではないか、という気がします。
「サキヨミ」の第1回は、日曜日の夜にもかかわらず仕事をしながらちらちら観ましたが、こういうスキャンダルが起きたから、というわけではないものの、山本モナが調子に乗っているような印象があって、今後も観ようという気持ちはあまり起きませんでした。
自分自身の欲望に忠実に生きることは悪いことではありませんが、「謹慎」といったことになれば、多くの関係者に迷惑をかけることになる上、この人の場合、これが初めてではないわけで、考え方、生き方といったことを根本的に見直したほうがよいのではないか、という気がします。

iPhone 発売開始 表参道で購入客1000人、長蛇の列

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080711/biz0807110759003-n1.htm

アイフォーンは11日正午から全国のソフトバンク売店や家電量販店で発売されるが、東京・表参道のソフトバンク売店のみ午前7時から先行発売した。ソフトバンクが予約を受け付けなかったため、同店には3日前から客が並び始め、11日朝までに長蛇の列ができた。

久しぶりにこの種の大行列を見たという気がしますが、こういった大行列、それに関する報道が、さらに注目を集めて行く、注目が注目を呼ぶ、という可能性は高いでしょう。孫社長の商売のうまさ、ということを感じますね。
こういう状況を見ていると、私自身も欲しくなってきますから、私も乗せられつつある一人なのでしょう。

レンタル携帯の客装いおとり捜査 違法業者検挙へ警察庁

http://www.asahi.com/national/update/0711/TKY200807100381.html

この種の捜査の適法性について、最高裁が示した要件については、以前、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040714#p4

でコメントしたことがあります。
上記記事では、

レンタル携帯電話の広告は夕刊紙の求人欄などにあふれる。こうした広告をたよりに警察官が業者に連絡をとる。本人確認をしなければ検挙するとともに、家宅捜索などでそれまでの販売先を捜査。犯行グループ摘発のきっかけにしたい考えだ。
また、詐欺グループが使用している疑いのある端末の番号が判明すれば、その番号に警察官が名乗って電話する「追い散らし」も実施する。

とあり、当然、適法な範囲内でおこなわれるべき、そのはずのものですが、ここまで事態が深刻化している以上、やむを得ない措置、という印象は受けます。
現場の警察官が、よく、「うちは事件にならないと動けないから」などと言って、国民の信頼をどんどん失って行く、という構図がありますが、事件になる前に動き犯罪を未然に防止する、ということも警察の重要な責務であることは、是非、認識してもらいたいものです。