女性巡査、イメトレ射撃訓練で発砲 神奈川、誤射相次ぐ

http://www.asahi.com/national/update/0625/TKY200906250256.html

神奈川県警は25日、青葉、厚木の両署で拳銃の訓練をしていた2人の女性警察官が誤って実弾を発射したと発表した。けが人はいなかったが、弾は訓練用ビデオが流れていたテレビ画面にあたったという。県警では、これまで一部に限られていた女性警察官への拳銃の貸与を、4月から約900人いるすべての女性警察官に広げたばかりだった。

女性だからけん銃の取り扱いに向いていない、といったことはないはずですが、同じ日に2件も誤射が、それも女性警察官によって起きたというのは気になりますね。
当面、神奈川県内で、特に女性警察官がけん銃を持つような状況に身をさらすようなことにならないよう注意したほうが良さそうです。

法曹を目指す法学部生の学生生活

私は、早稲田大学法学部に入学した直後から、緑法会という、司法試験等の国家試験を目指す学生が集まったサークルに入り、そこで勉強できたこともあって、比較的早く司法試験に合格することができました。
その緑法会では、私が在籍していた当時から、夏(8月下旬から9月上旬)には合宿を行い、2年生と1年生でゼミ形式で勉強し、そこに3年生以上も加わるなどして教えることもあり、締めくくりに顧問の教授出題による答案練習、解説を行うという、かなり念の入ったものでした。
最近、何度か、その夏合宿に私もOBとして顔を出していましたが、今年は行わなくなったという連絡を、数日前に受け、最近の夏合宿が、勉強はせず、遊びと、OBの話を聞くだけのものになっていたことから、やむをえないだろうと思うとともに、法科大学院を経て司法試験を受験する状況における、法曹を目指す法学部生の学生生活というものは、なかなか難しいものなのだろう、という印象を改めて受けました。
私が法学部生の頃は、教養科目について単位を取った後の大学3年生から司法試験(第2次試験)を受験でき、早くから受験を志している人は、その多くが3年生から受験していて、そういった人は、大学2年生の夏になると、来年の今頃は既に択一試験も論文試験も終わっていて、自分も、せめて論文試験まで受験するくらいにはなっていたいと思っていたものでした。そういう雰囲気の中で、上記のような緑法会の夏合宿も行われていて、かなり緊張した状態で、参加者が真剣に勉強していて、そういった中に、3年生、4年生で、択一試験に合格し論文試験まで受験したような、実力者の先輩(イメージとしては、「ハゲタカ」に出てくる鷲津のような感じかもしれません)が入ると、緊張感がさらに高まるとともに、自分も早く実力をつけ、択一試験をクリアし論文試験を受けられるような状態になって、合宿にも参加したいなどと思ったことが思い出されます。
現在のように、法学部を出た後、法科大学院で2年から3年学んで司法試験を受けるということになれば、大学2年生程度では、また、大学3年生、4年生であっても、昔の私が大学2年生以降、感じていたような切迫感、緊張感を感じつつ勉強しろというのは、かなり無理があるでしょう。とはいえ、最近の夏合宿に顔を出した際に見た、勉強せず無邪気に遊び興じている学生を、昔の緊張感に包まれた学生と対比しつつ思い出すと、今の学生たちはこのままで良いのかと、正直、疑問を感じずにはいられないのも事実です。
学生生活というものは、本来、楽しいもののはずで、私のように、自分を徹底的に追い詰め苦しみ抜いて司法試験を目指すような学生生活は決してお勧めできませんが、法曹を目指すということは、制度が変わり合格者が増えても、やはり厳しい道に身を投じることであり、法学部時代に遊んで暮らしてしまったことが、その後、尾を引き、法科大学院には進学できても、鳴かず飛ばずという状態から脱出できず本懐を遂げられないことにつながってしまう可能性は高いでしょう。その意味で、法曹を目指す法学部生の学生生活について、新たなモデルのようなものが、今後、確立されなければならないのではないか、という気もします。

警護役に短銃、山口組幹部の無罪見直しへ 最高裁

http://www.asahi.com/national/update/0625/TKY200906250314.html

被告は97年9月20日、山口組の定例幹部会に出席するため宿泊したホテルで、それぞれ実弾5発入りの短銃と予備の実弾5発を持った組員2人に身辺を警護させたとして、起訴された。事件の約1カ月前には、神戸市内のホテルで宅見勝・元山口組幹部が射殺される事件が起きていた。

この流れでは、無罪判決が破棄され、有罪方向での差戻になる可能性が高いでしょう。
問題となっているのは、共謀共同正犯の中でも、いわゆる「黙示の共謀」と言われているものですが、これがなかなか厄介なもので、認定が難しく、そういった問題点については、共謀罪の問題とも関連づけつつ、

暴走する(?)「共謀」概念
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060423#1145799880

とコメントしたことがあります。
共謀罪の問題がなくなったわけではない現在、上記の記事の事件について最高裁がどういった判断を示すかが注目されますが、最高裁が弛緩した解釈を示してしまうことが、冤罪に泣く人々を次々とを生み出すことにもつながりかねず、警戒を要する面もあるように思います。

追記(平成22年3月3日):

銃刀法違反被告事件につき、けん銃等所持の共謀が認められないとした第一審判決及びこれを是認した原判決に重大な事実誤認の疑いがあるとして破棄し、事件を第一審に差し戻した事例(最高裁第二小法廷平成21年10月19日判決・判例時報2063号155ページ)

かなり大胆、と言うか、乱暴な推認、という印象を強く受けるものがありました。一般人と暴力団関係者で、裁判所はダブルスタンダードなのでしょうか?

<仮釈放率>戦後最低…厳罰化が審理に影響 法務省まとめ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000007-mai-soci

仮釈放は刑務所長が申し出た場合などに、全国8カ所の地方更生保護委員会が審理する。悔悟の情や再犯可能性、社会感情などを基準に、委員が是非を決める。このため、社会の処罰感情の高まりの影響を受けやすいとされる。更生保護法の施行により、07年12月からは仮釈放審理に際し、被害者が意見できる制度が導入された。施行後は、被害者感情がより強く反映されているとみられる。
刑期を2割以上残して仮釈放を認められた受刑者の割合も、03年の45%が07年には32%に減少。満期近くまで服役するケースが多くなっていることを示している。

上記の引用部分にあるような状況は、先日読んでかなり参考になった

更生保護入門

更生保護入門

でも紹介されていました。犯した犯罪行為に対するペナルティ、償いとしてどこまで服役すべきかという問題と、更生、社会復帰促進のためどの時点で仮釈放すべきかという問題は、二律背反的な側面があり、現状では、前者のほうにやや傾斜しつつあるようです。しかし、前者に傾斜しすぎてバランスを失することになれば、過剰収容がますますひどくなったり、出所者の再犯率がますます高まるなど由々しき状態にもなりかねず、更生保護委員会の果たすべき役割に期待されるものは大きいのではないかと思います。
記事にあるような傾向が、今後、どのような方向で進むのか、当面、目が離せないという気がします。

永遠のセックス・シンボル ファラ・フォーセットさん壮絶な最期

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/090626/tnr0906260936009-n1.htm

25日、カリフォルニア州サンタモニカの病院で死去したファラ・フォーセットさんは、テレビドラマシリーズ「地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル」が大ヒット。難事件を次々に解決する美ぼうの女性探偵3人の一員、ジル役で、初代3人娘のなかでも圧倒的な人気を誇った。トレードマークのブロンドの髪、印象的な笑顔、小麦色に焼けたスレンダーな体形で、世界のセックス・シンボルとも呼ばれた。

私が小学生から中学生くらいの時に、チャーリーズ・エンジェルはテレビで放映されていて、ファラ・フォーセットというと、そのイメージが強烈ですね。
美貌、冨、知性といったことを兼ね備えたイメージで、強いアメリカ、というものを体現するようなところもあったような気がします。それだけに、亡くなったと聞くと、一つの時代が終わったという印象を強く受けるものがあります。
華麗な活躍ぶりを思い起こしつつ、ご冥福をお祈りしたいと思います。

iPhone新モデルを発売=直営店に200人の行列−ソフトバンク

http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&rel=j7&k=2009062600253

同店で行われた発売記念セレモニーで、孫正義社長は「(新モデルは)ビデオを撮影してすぐメール送信したり、ユーチューブに投稿できる。(皆さんが)ビデオを撮る頻度は10倍以上になる」とアピール。

孫社長は、相変わらず印象的な場に出てきて印象的に話すのが巧みですね。
確かに、3GSの機能にはかなりのものがあるようで、先ほど、

iPhone 3GS」はどれだけ進化した 実機で徹底チェック
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=MMIT0f000024062009&landing=Next
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=MMIT0f000024062009&cp=2

を読んでいたところ、

速度に関しては、メールやウェブ、アプリなどを使うときのサクサク感が本当に快適。いままで満足して使っていたはずのiPhone 3Gの動きがもっさりと感じてしまうほどだ。iPhone 3Gで画面が切り替わる際の一瞬の間がもどかしいのだ。それくらいiPhone 3GSは俊敏に動く。

などとあって、基本的には冷静な私も、動揺を抑えることができませんでした(笑)。
スマートフォンの「本命」として、今後、ますます人気が出そうな予感がします。

bamboo at Omotesando

http://www.bamboo.co.jp/omotesando/

今年の2月に、ある方からお招きを受け、ここで食事しましたが、料理がおいしいだけでなく、サイトの写真のような、日本ではないような建物、雰囲気で、表参道交差点からも近くて便利でもあり、これは今後も利用できるな、と思いました。
そう思いつつも、利用できずに現在に至っていますが、また行ってみたいと思い、ブログに書き留めておくことにしました。