土浦城

先週金曜日の午後、ある事件の関係で水戸地方裁判所土浦支部へ行く用事があり、最近、移動の際に愛用しているティグアンに乗って行ってきました。予定よりやや早めに着いたので、裁判所の近くにある土浦城跡をちょっと見て、用事が済んだ後、さらに見て回りました。
ネットで検索しても、土浦城についてはいろいろなサイトがヒットしますが、その歴史は古く、1400年代から存在し、次第に大規模になって江戸時代に至ったようで、櫓の中にある資料館内で、発掘の際に判明した、おそらく1400年代の当初の築城時の土塁の上に、その後の築城により何層も積み重ねられてきた形跡があることが紹介されていて、興味深く見学しました。別名を「亀城」と称されたのは、水を巧みに利用して築城され、城が水の上に浮かぶ姿が亀に似ている、ということでそのように言われていたそうで、今では市街化の波の中でその面影をたどることは困難ですが、往事がしのばれると思いました。
私は、検察庁にいた当時、支部に所属して勤務したことがありませんでしたが、今さらながら、こういう歴史と伝統に彩られた支部で勤務するのもおもしろかったかもしれない、などと思いながら、再び車を駆って土浦を後にし帰京しました。

オバマ大統領の両陛下への「お辞儀」、米で波紋

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091116-00000480-yom-int

保守系メディアは米大統領の外交儀典上、不適切だと批判し、大統領の際立った低姿勢ぶりに疑問を投げかけている。

終戦後、マッカーサー昭和天皇が並んで映った写真(マッカーサーが腰に手を置いている有名なもの)が、日本国民に衝撃を与えた、ということが、この記事を読んで思い出されました。
写真を見ると、お辞儀と握手を同時に行ったようですが、お辞儀はお辞儀、握手は握手で、分けて行ったほうが見た目は良かったような気がします。私は、オバマ大統領が、傲岸不遜になることなく、他国の「象徴」への敬意を精一杯表そうとしたものと、かなり好意的に受け止めましたが、米国における上記のような反応は、それはそれとしてわかる気もします。外交儀礼というのは難しいもの、ということは言えそうですね。

メルセデスベンツ MクラスHV 発売

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091116-00000034-rps-ind

2個のモーターは、それぞれ83ps/23.9kgm、80ps/26.5kgmのスペック。エンジンは3.5リットルV6ガソリンをアトキンソンサイクル化したユニットで、最大出力275ps、最大トルク35.7kgmを発生する。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、335ps、52.7kgmと強力。駆動方式は4WDの「4マチック」である。
2次電池は蓄電容量2.4kWhのニッケル水素バッテリーで、荷室フロア下に配置。アイドリングストップ機能や回生ブレーキも装備された。これらの結果、ML450ハイブリッドは0 - 96km/h加速7.8秒、最高速210km/hのパフォーマンスと、米国EPA環境保護局)燃費で市街地8.93km/リットル、高速10.2km/リットルという燃費性能を両立。排出ガス性能は米国のSULEV基準に適合する。燃費は5.5リットルV8を積む「ML550」比で、約46%改善させた。

米国でのML450ハイブリッドは、リース方式のみで販売。リース料金は3年契約の場合で、月々659ドル(約5万9000円)、5年契約の場合で月々549ドル(約4万9000円)だ。

日本とは、カーリースのシステムが根本的に異なっているのか、これだけの素晴らしいスペックでありながら、毎月のリース料が異様に安いですね。この車の高性能以上に、なぜこのようなリース料になってくるのか、むしろそのほうに強い興味を感じます。
日本で、このリース料はあり得ませんが、何とか手が届く範囲で販売されるのであれば、次の1台として、是非検討してみたいという気がします。
今後、輸入車でも、次々とハイブリッド車等が発売されるようですが、高度な技術力が熾烈に競い合う、一種の戦国時代に突入するというところでしょうか。