覚せい剤密輸無罪、裁判員裁判で検察初の控訴へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100703-00000212-yom-soci

千葉地検は東京高検などと対応を協議。その結果、判決は、被告が別の覚せい剤密輸事件で公判中の人物から30万円の報酬を約束され、渡航費も渡されていることや、税関検査で不自然な言動があったなどの証拠を過小評価していると判断した。協議では、覚せい剤の大量密輸という重大事件で控訴を見送れば、今後の捜査に深刻な悪影響が出るとの意見で一致したという。

この種の密輸事件で、なかなか自白は得られないもので、従来の検察官の立証としては、上記のような状況証拠を活用している面がありました。また、成田空港という大国際空港を抱える千葉地検としては、この種の事件が次々と無罪になるようでは、薬物密輸事犯を抑止できない、という危機感があることも、それはそれとして理解できるものがあります。
控訴審で、東京高裁がどのような判断を示すか注目されると思います。

2010年07月02日のツイート

竜馬の婚約者さなが結婚? 暗殺後、元鳥取藩士と

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010070301000108.html

10月4〜5日の記事によると、明治6年に横浜に移り住んださなが、定吉が剣術師範役を務めていた鳥取藩の元藩士山口菊次郎から求婚され、竜馬の七回忌も済んだことから受諾。
定吉が「おまえの命はかつて竜馬の霊前にささげようとしたものではなかったのか」と怒ってさなを切ろうとしたため、近くの商家が仲裁に入り、翌年7月に結婚したものの10年たたず離縁、亡くなるまで再婚しなかった。

にわかに真実とは断定できないものの、それなりに具体性がありますね。結婚したとされる元鳥取藩士側の裏付けも取ってみると、真偽がよりはっきりわかりそうな気がします。
千葉さなのイメージに変更を加える必要があるかもしれませんが、さなはさななりに幸せを求めていた可能性が高く、もし真実であったとしても温かく許してあげましょう。

「マツダ勤務時に物を盗まれた」盗聴器相談も 工場12人殺傷

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100625/crm1006251138011-n1.htm

容疑者は今年4月、事件現場のマツダ宇品工場で、期間社員として実質8日間勤務。調べに対し、この時期に「自分のロッカーの中から物が盗まれた」と供述している。
一方、同時期に自宅近くの警察署に「誰かが自宅に侵入している。盗聴器を仕掛けられた」などと申告。

こうした症状は、統合失調症の患者によく見られるもので、犯行と関連がある可能性もあって、責任能力についての徹底した捜査は不可欠でしょう。捜査段階で鑑定留置して鑑定を行うようですが、妥当な判断ではないかと思います。
今となって、こうしていれば、ああしていればと言っても詮無いことではありますが、この被疑者がより適切な治療を受けていれば、周囲がもっとケアしていれば、といったことを考え悔やんでいる関係者もいるかもしれません。引きこもりにも、深刻な精神疾患を抱えているケースが少なくないようであり、こういった問題に、より光をあてて行く必要性を感じます。