金、女…マル暴刑事はこうして墜ちていった

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111211-00000529-san-soci

暴力団の捜査では、的確に情報を集められる刑事が高く評価される傾向がある。そうしたプレッシャーにつけ込まれたのか、飲食の接待を受けるなど次第に相手側に取り込まれた元巡査部長は、いつしか現金を受け取るようになっていた。この頃から、捜査で事情を聴いた事件関係者の女性と交際するなど、私生活も乱れていったという。

こういったケースは、時々見られて、記事を読んでいると、その典型的なケースだな、と感じましたね。
警察官に限らず、お金が動く、裁量が働く権限がある、といった場面では、本来はできないことをできるようにするため、様々な誘惑を使った働きかけが行われることが多く、そこで身を持ち崩す、場合によっては事件に発展する、ということが起きがちです。それは、例えば弁護士でも同様で、事件関係者に取り込まれ取り返しがつかないことになる、といったことは繰り返し起きています。
自分の欲望に負けない、誘惑に対して一線を越えない、といった、自分なりの基準に沿った生き方というものを、時々は見つめ直す必要があるように感じました。人間、自重自戒しつつ謙虚に、ということでしょう。

2011年12月11日のツイート