50年前、新生児取り違えか=順天堂医院、HPで公表

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180406-00000157-jij-soci

取り違えられた相手については、過去のカルテからある程度絞られたが、現在の平穏な生活を乱し、取り返しのつかないことになる恐れがあるとして、伝えていないという。ただ、本人や家族から問い合わせがあれば、「誠意をもって適切に対応する」としている。 

民事上、不法行為除斥期間(20年)も経過していて、法的に何らかの義務があるかと言えばなさそうですが、これだけの重大な事実を伝えないというのは、道義的にいかがなものかという疑問は感じました。ただ、確かに、伝えることがさらなる不幸を生むということもあり得て、この措置が誤っていると言い切ることも、私にはできません。
幸福というのは、実は重大な誤り、ボタンの掛け違えのようなことの上に、脆くも成立しているものなのかもしれません。

2018年04月05日のツイート