おまえにハートブレイク☆オーバードライブ

2004-07-09

文藝別冊とユリイカ楳図かずお対決

奇しくも(?)相前後することになった、文藝別冊とユリイカ楳図かずお特集について、「半魚文庫」のオーナー・高橋“半魚”明彦氏が詳細な比較レビューを発表されています。

一言でいうと「鬼」ですね(笑)。辛い辛い。が、半魚さんの「辛さ」はぶっといバックボーンによってもたらされているものなので、理不尽さは感じない。いいと判断したものはいいといってるし。ただ、急いで書いたのか、脱字とかが多い。

半魚さんは、仲俣暁生id:solar)氏が文藝別冊にお書きになった楳図論「笑いと叫びの間にあるもの」にとくに納得のいかないものを感じたようで、『わたしは真悟』に関する部分、

「ナレーションを『構成上の破綻』としてしまったのも失策。『真悟』論の基本的スタートにさえ立っていない。ていうか、読めてない」

をはじめ、いろいろと疑問を呈している。ぼく個人の解釈は半魚さんに近いのだが、このあたりについてお二人が議論されると、来たる楳図かずお作家生活五〇周年に向けてのすばらしい助走になるのではないかと思いました。とりわけ『真悟』は難しいから、一読しただけのごく普通の読者は大部分、そこまで(何が争点になっているのかまで)到達していないと思われるので(それがごくノーマルなマンガ受容のあり方だと思うし、悪いといっているわけではありません。もったいないとは思うけど)。

以下参考。

リンク

マンガ評論家伊藤剛さんからリンクしていただきました。この↑日記が発見され「締め切りもとうにすぎデッド間際だってのに何やってるんですか!」とお叱りを受けてしまったので、とりあえず逆リンクだけw

半魚半魚 2004/07/12 21:48 辛いですかね。個人的には、「ユリイカ」を初めて一冊全部読んだという貴重な経験をしました。ともかく、こんなアホに付合ってないで、お仕事に御精をお出しくださいませませ。チェックしていただいて、ありがとうございました。

ykuriharaykurihara 2004/07/13 09:02 ご心配ありがとうございます。原稿を落とすようなマネは死んでもしないで大丈夫です(んなことあたりまえですが)。半魚さんの評は辛いと思いますよー。この国の言説空間においては、当該言説以外を斟酌しない論評行為は一般に「辛い」と見なされるのではないでしょうか(笑)。■ところで、昨日の「爆笑問題のススメ」、ゲスト楳図氏でしたがご覧になりました? なぜか文藝別冊の方だけ紹介されてました。http://www.stv.ne.jp/tv/susume/rateran/search?idno=20040628194140

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