認知症:症状(収集癖)

認知症の人に現れる症状は、言葉にできない訴え(非言語の語り)として捉えることができることが多々あります。そのためにはまず、行動や今迄との変化をよく観察することが大切です。
症状として、「行動・心理症状」に関連する症状として『収集癖』があります。例えば次などです。
・ゴミやがらくた類や残飯などを拾い集めてくる。
・チラシやトイレットペーパーなどを細かくちぎって引き出しにため込む。
本人にとってはそれが貴重品或いは必需品と思えるがゆえの行為の場合もあります。集めておかないと大変なことになるなどの脅迫的な妄想や空虚感・孤独感が関連するとの見方もあります。
認知症サポーターのひとりごと』
参考:認知症サポーター育成「ステップアップ講座用テキスト(NPO法人地域ケア政策ネットワーク/全国キャラバン・メイト連絡協議会)」より引用・編集