ぶたぶたさんのご紹介

ぶたぶたさんの紹介をします。このひとモン・スイユのホームページ)です。
フルネームは「山崎ぶたぶた」さんとおっしゃいます。こう見えても中年の男性らしいです。奥さんと、娘さんがふたりいらっしゃいます。転職がはげしいらしく、タクシー運転手だったりベビーシッターだったり刑事だったりします。しかし、特筆すべきは料理がとってもお上手!ということでしょう。その手でどうやって!?とつっこみたくなるほどの見事でちょっと懐かしいような料理を、手際よく作ってくださります。体質上、火は苦手ですが、ちゃんと気をつければ大丈夫、とのことです。

 けれど、嵐の夜に子猫を拾うように、道ばたの花を初めて美しいと思うように――ぼろぼろのぬいぐるみの命にでも目を留められれば、自分とその人の心は少しだけ救われる。

 そうぶたぶたは信じているのだ。

……。
矢崎存美の「ぶたぶた」シリーズの話です。

セキュリティホール対策?

自分の弱いとこをさらすとつつかれたとき痛くて泣くよ、という話ですが。

ひとつ、嘘を吐く。

それも、事実関係についての些細な嘘です。過去のことであると望ましい。22歳のときに上京したって書いたけどじつは23歳のときである、とか、中学のときの修学旅行は京都だったと書いたがほんとうは奈良だった、とか。ひとつだけでいいです。というか、あんまり嘘吐くと、どんな嘘を吐いたのかわからなくなってしまうので。あと、何々が好きと書いたけどほんとうは嫌い、みたいな、真偽の検証が不能な嘘は不可。嘘を吐いてます、と書くのも不可。
どんな効果が?
セキュリティホールといっても、書いたことと本名所属その他が結び付けられてしまう危険と、精神的急所を攻められる危険とがありますが、前者の場合だと、ひとつ明らかに自分と違うことを語っておけば、なんとなく安心っぽい? 後者の場合では、攻められても、攻めてくる人の知ってる自分はほんとうの自分と違う!とか心のなかで思っておけばちょっとは平穏でいられるかも? 些細な嘘だから、いつも見ててくれる人への裏切りにもならないはずだと自分に弁明できる? まあ、どっちにしろ、実効的ではないです。いざ攻められたときには役に立たないでしょうが、ふだん、いつ攻撃されるかと戦々恐々としてるよりはいいかも? 偽薬?みたいな。

マゾヒストになる。

言葉責めを存分におたのしみいただけます。
こいつには何言ってもムダだ、と見切られた日には、放置プレイがおたのしみいただけます。

どこがセキュリティホールなのか?

弱いとこをさらしていても、そこが弱いとこなのだとばれなければ問題はないのです。「ふつう」とずれた感性を持ってる人はそれだけで有利です。
大きくずれていなくても、人それぞれといえば人それぞれですから、自分の痛いとこをついてきた相手も、そこが痛いとこなのです。じつは似たもの同士なのです。少年まんがの伝統にのっとって、ケンカの後は仲間になりましょう。

私の場合?

……オチをつけない、とか。……いや、それは対策ではなくて、ほんとうに結論を考えてないだけなんですけど……。