修行続行中

(乾燥肌の)かゆみに耐えるための。
……たぶん、虫歯の歯痛とおんなじようなものなんです。歯が痛くなったときにはすでにかなり虫歯の症状は悪化している。自覚症状があらわれるのはタイムラグがある。自覚してから治すには、時間がかかる。かゆみの範囲が広がっているのも、ケアしはじめたときには、すでに遅かった部分、と、思う。

心の痛みにもタイムラグがあるのか、という疑問が浮かんだけど、疑問の意味がわかんないな。
いや、まあ、心の痛みはあまり自覚したくないというか、自覚しなければなかったことになるって思ってる節があって、必然的にタイムラグがいつもある。というか、怪我みたいな、タイムラグのない衝撃も、あとから思い返して衝撃の意味をはかるっていう過程があって、どうしても二度痛い。
なんか前にも似たようなこと書いたような気がする。
「痛い」という記憶と、「痛み」そのものの違いは、なにか。

(写真は2015年8月23日)