Cygwinでsshってマイナー？

仕事では手元のOSはWindowsで、そこからSSHしている人は多いと思うが、WindowsのSSHクライアントといえばTTSSH2やPuTTYがよく話題に上ってくる。
その一方CygwinにもOpenSSHがあって（標準では入らないので気づかない人多いかも）、これが普通に使える。それでいつも便利と思って使ってるのだけど、今までに周りで、SSHクライアントとしてCygwinを使ってる人にお目にかからないので書いてみる。

SSHで接続するサーバ側って、OpenSSHなことがほとんど（というかそれ以外見たことない）なので、ローカルでもそれと同じものを使っとけば鍵の変換とか面倒なことがない。（Cygwinのssh-keygenで作った公開鍵は、そこらのLinuxサーバのauthorized_keysに登録してそのまま使える。）

OpenSSHの設定は ~/.ssh/config というテキストファイルなので、取り回しがしやすい。

• 設定の共有（自分、他人）が楽。移行するときは単にコピー。アプリケーションごとにインポート、エクスポートと大げさなことがいらない。
• エディタでその場でさっと編集できる。

テキストファイルの設定の利点ですな。（PuTTYは設定の保存がレジストリみたい。コピーしにくいやん。）
まあ設定ファイルの読み方がわからないと読めない（書けない）とかあるし、SSHの場合はパーミッションをミスって気がつくまで最初ハマることがあったりするし、無理に人に薦めることもないけど、.bashrcや.emacsなんかを普通にいじるのに.ssh/configをいじらないとはもったいないとは思う。

テキストファイルがいいんだというような話はこの本にたぶん書いてあったと思った。（いま手元にないので確認できない。）

UNIXという考え方―その設計思想と哲学