大和但馬屋日記

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2004-07-10

[][][]デビッドソンのストップ原因はギアボックストラブル

アメリカGPのバトンと同じトラブルだとしたら心配だ。泣処はエンジンだけでたくさんだぞ。

[][][]第11戦イギリスGPフリー走行三回目

気温十四度、路面温度二十度、コンディションはドライ。

まずはフェラーリ二台が十九秒台。そしてモントヤもトップタイムをマークした。ウィリアムズはここのところセットアップが決まるまで時間が掛ることが多かったので、今日はこの調子で行ってほしいものだ。

残り十五分、バトンがトップタイム。トゥルーリクルサードも十九秒台に入るが琢磨はわずかに届かない。そして、走り始めるのが遅かったライコネンがトップに踊り出た。マクラーレンが普通にタイムを出せるようになったのは良いことだ。

ミナルディは二台ともインストレーションすら行っていない。何かあったのだろうか。スポーティングマネージャーのJ・ウォルトン氏が前日心臓発作で急逝し、哀悼の意を表したとのこと。

2004年第11戦 イギリスGPフリー走行三回目結果

順位 ドライバー チーム タイヤ タイム トップとの差
1 K・ライコネン マクラーレンメルセデス Mi 1'19.315 0
2 J・バトン BARホンダ Mi 1'19.468 +0'00.153
3 M・シューマッハー フェラーリ BS 1'19.571 +0'00.256
4 R・バリチェッロ フェラーリ BS 1'19.585 +0'00.270
5 J・P・モントヤ ウィリアムズBMW Mi 1'19.699 +0'00.384
6 J・トゥルーリ ルノー Mi 1'19.966 +0'00.651
7 D・クルサード マクラーレンメルセデス Mi 1'19.979 +0'00.664
8 佐藤琢磨 BARホンダ Mi 1'20.177 +0'00.862
9 F・アロンソ ルノー Mi 1'20.482 +0'01.167
10 M・ジェネ ウィリアムズBMW Mi 1'20.552 +0'01.237
11 F・マッサ ザウバーペトロナス BS 1'20.685 +0'01.370
12 G・フィジケラ ザウバーペトロナス BS 1'20.759 +0'01.444
13 C・ダ・マッタ トヨタ Mi 1'21.017 +0'01.702
14 M・ウェバー ジャガーコスワース Mi 1'21.295 +0'01.980
15 O・パニス トヨタ Mi 1'21.416 +0'02.101
16 C・クリエン ジャガーコスワース Mi 1'21.706 +0'02.391
17 G・パンターノ ジョーダンフォード BS 1'21.984 +0'02.669
18 N・ハイドフェルト ジョーダンフォード BS 1'22.503 +0'03.188
- G・ブルーニ ミナルディコスワース BS - -
- Z・バウムガルトナー ミナルディコスワース BS - -

[][][]第11戦イギリスGPフリー走行四回目

フェラーリ勢にライコネン、バトンと今まで通りに上位に並んでいたが、ここにきてアロンソが1'19.169ときた。トゥルーリも千分の二秒差。予選と決勝は混戦必至だな。

そしてライコネンが一気に1'18.280。これは面白くなりそうだと思っていたら、残り十八分になんとマイケルがコース上でストップ。スピンアウトかクラッシュかトラブルか。ますますわからなくなってきた。‥‥と思ったらピットには戻った様なので、たいした事はなかったのかもしれない。ことによると単なるトランスポンダ(計測用の車上装置)のトラブルかもしれず。とりあえず問題はなさそうだ。

おおう、モントヤばかりかジェネまでが十八秒台に乗せてきた。こうなると、BARはもう中団チームの一つにすぎなく感じられてくるな。それにしても今回はバトンもタクも今ひとつ冴えない。予選は大丈夫かね。と思ってみていたらバトンはあっさり十八秒台前半のタイムを叩き出した。まだ安心には遠いけど、速さはある。大丈夫だ。‥‥しかし琢磨があまり周回をこなしていないのが気がかりだ。セッションの後半、まったくコースに出ていない様だが。

2004年第11戦 イギリスGPフリー走行四回目結果

順位 ドライバー チーム タイヤ タイム トップとの差
1 K・ライコネン マクラーレンメルセデス Mi 1'18.280 0
2 J・バトン BARホンダ Mi 1'18.414 +0'00.134
3 R・バリチェッロ フェラーリ BS 1'18.623 +0'00.343
4 J・トゥルーリ ルノー Mi 1'18.694 +0'00.414
5 M・ジェネ ウィリアムズBMW Mi 1'18.832 +0'00.552
6 J・P・モントヤ ウィリアムズBMW Mi 1'18.912 +0'00.632
7 D・クルサード マクラーレンメルセデス Mi 1'18.919 +0'00.639
8 M・シューマッハー フェラーリ BS 1'18.951 +0'00.671
9 F・アロンソ ルノー Mi 1'19.169 +0'00.889
10 G・フィジケラ ザウバーペトロナス BS 1'19.895 +0'01.615
11 C・ダ・マッタ トヨタ Mi 1'20.183 +0'01.903
12 F・マッサ ザウバーペトロナス BS 1'20.281 +0'02.001
13 M・ウェバー ジャガーコスワース Mi 1'20.310 +0'02.030
14 O・パニス トヨタ Mi 1'20.531 +0'02.251
15 N・ハイドフェルト ジョーダンフォード BS 1'20.726 +0'02.446
16 佐藤琢磨 BARホンダ Mi 1'20.837 +0'02.557
17 C・クリエン ジャガーコスワース Mi 1'20.913 +0'02.633
18 Z・バウムガルトナー ミナルディコスワース BS 1'21.980 +0'03.700
19 G・パンターノ ジョーダンフォード BS 1'22.014 +0'03.734
20 G・ブルーニ ミナルディコスワース BS 1'23.941 +0'05.661

[][][]第11戦イギリスGP公式予選一回目

バトンの新ヘルメットと黒い空

初端のマイケルがいきなりスピン。どうも珍しく挙動が安定しない。フリー走行でもやはりスピンしたらしい。そしてアロンソを挟んでバリチェッロまでもクラブコーナーでコースアウト。フェラーリに異変か?

ヘルメットの模様を変えたバトン、ユニオンジャックカラーから青を抜いてイングランドカラーに。マシンには合ってるが、新人みたいだ。1'18.872、ぶっちぎりのトップタイム。

クルサード、バトンに迫るタイムを出しながらコントロールライン手前で謎の失速。ライコネンも途中でアクセルを抜いた。どうやら第二予選の途中で雨が降ると読んで、第二予選の出走順位を調節しているらしい。モントヤはほとんど止まる様にしてマイケルよりも遅いタイムに。後続のマシンもすべて前車よりも遅いタイムでラインを跨ぐ。フィジケラは一セク最速ながらもスピン。エンジン積換えペナルティも確定しており、アタック中断。

わかる、わかるんだけどね。しかし最初にこの手があることを知らしめたマクラーレンは順調に順位が繰上って四番手と六番手。ハッキリ言ってやるよ、このドアホウ。

マッサとパニスは普通にアタック。さて、最後に出走するタクはどうするかね? ハイドフェルトはコースアウトを演じつつアタックとりやめ。パンターノは普通にアタック。ミナルディ勢は両者ともエンジン積換えだが、ブルーニは普通にアタック。それでもライコネンより遅いのは皮肉だ。バウムガルトナーも普通にアタック。さあ琢磨。やはり緩めて十三番手。それより二セクまででバトンより一秒近く遅いのが気掛りだ。

ともあれ、琢磨とクルサードの間に雨が降ることを祈ろう。バーカバーカ。

2004年第11戦 イギリスGP公式予選一回目結果

順位 ドライバー チーム タイヤ タイム トップとの差
1 J・バトン BARホンダ Mi 1'18.872 0
2 F・マッサ ザウバーペトロナス BS 1'19.317 +0'00.445
3 O・パニス トヨタ Mi 1'19.697 +0'00.825
4 G・パンターノ ジョーダンフォード BS 1'21.350 +0'02.478
5 J・トゥルーリ ルノー Mi 1'21.496 +0'02.624
6 K・ライコネン マクラーレンメルセデス Mi 1'21.639 +0'02.767
7 F・アロンソ ルノー Mi 1'21.923 +0'03.051
8 C・ダ・マッタ トヨタ Mi 1'22.507 +0'03.635
9 G・ブルーニ ミナルディコスワース BS 1'22.529 +0'03.657
10 Z・バウムガルトナー ミナルディコスワース BS 1'23.116 +0'04.244
11 D・クルサード マクラーレンメルセデス Mi 1'23.521 +0'04.649
12 R・バリチェッロ フェラーリ BS 1'24.817 +0'05.945
13 佐藤琢磨 BARホンダ Mi 1'28.910 +0'10.038
14 M・シューマッハー フェラーリ BS 1'30.293 +0'11.421
15 J・P・モントヤ ウィリアムズBMW Mi 1'34.386 +0'15.514
16 M・ジェネ ウィリアムズBMW Mi 1'34.981 +0'16.109
17 M・ウェバー ジャガーコスワース Mi 1'35.853 +0'16.981
18 C・クリエン ジャガーコスワース Mi 1'38.648 +0'19.776
- G・フィジケラ ザウバーペトロナス BS - -
- N・ハイドフェルト ジョーダンフォード BS - -

[][][]第11戦イギリスGP公式予選二回目

  1. ハイドフェルト、1'22.677。
  2. フィジケラ出走せず。
  3. クリエン、アウトラップですでに区間タイムがハイドフェルトより速いよ。1'21.559。
  4. ウェバー、1'20.004。クリエンとは格の違いを見せ付けたか。マシンの動きにも特に問題なし。
  5. ジェネ、1'20.335。ウェバーを見た後では挙動もおかしいし、何より遅い。やはり役者不足かしらん。
  6. モントヤ、1'19.378。ジェネより一秒近く速い。
  7. M・シューマッハー、1'18.710。速いけど、なにか物足りない感じだな。
  8. 佐藤、1'19.688。重そうな動きだったなあ。
  9. バリチェッロ、1'18.305。スムーズな動きだった。
  10. クルサード、1'19.148。やはりそれなりにいいマシンなのかもね。それにしても雨が降らなくて残念。
  11. バウムガルトナー、1'24.117。
  12. ブルーニ、1'23.437。
  13. ダ・マッタ、1'20.545。空は暗さを増しているようだが、今のところコンディションには変化なし。
  14. アロンソ、1'18.811。十番手降格がもったいない、いい走りだった。
  15. ライコネン、1'18.233。三セクが素晴らしかったね。このマシンがシーズン頭から用意されていれば。
  16. トゥルーリ、1'18.715。マイケルを超えられなかったのは惜しい。
  17. パンターノ、1'22.458。相変らずひどいマシンだ。シルバーストンを走る動きじゃないね。
  18. パニス、1'20.335。
  19. マッサ、1'20.202。アタック中、インラップに入っていたパニスにコースを塞がれた。これによりパニスはタイム抹消のペナルティ。
  20. バトン、1'18.580。空は真っ暗だが辛うじてドライコンディションは保った。さぞや焦りもあっただろう、三セクでミスもあったが全般的にはよい走りで三番手をキープ。

途中からコメントがなくなったのは連日の睡眠不足が祟って気絶してしまったため。目の醒めるようなことは起こらなかったのかな。意識が戻った時にはパニスの走りが終わっていた。後から見返してコメント追加。

えーと、ライコネンが本当に久しぶりのポールポジション。バトンにとっては幸いなことに結局雨は降らなかった、くらいしか言えることはないな‥‥

2004年第11戦 イギリスGP公式予選二回目結果

順位 ドライバー チーム タイヤ タイム トップとの差
1 K・ライコネン マクラーレンメルセデス Mi 1'18.233 0
2 R・バリチェッロ フェラーリ BS 1'18.305 +0'00.072
3 J・バトン BARホンダ Mi 1'18.580 +0'00.347
4 M・シューマッハー フェラーリ BS 1'18.710 +0'00.477
5 J・トゥルーリ ルノー Mi 1'18.715 +0'00.482
6 F・アロンソ ルノー Mi 1'18.811 +0'00.578
7 D・クルサード マクラーレンメルセデス Mi 1'19.148 +0'00.915
8 J・P・モントヤ ウィリアムズBMW Mi 1'19.378 +0'01.145
9 佐藤琢磨 BARホンダ Mi 1'19.688 +0'01.455
10 M・ウェバー ジャガーコスワース Mi 1'20.004 +0'01.771
11 F・マッサ ザウバーペトロナス BS 1'20.202 +0'01.969
12 O・パニス トヨタ Mi 1'20.335 +0'02.102
13 M・ジェネ ウィリアムズBMW Mi 1'20.335 +0'02.102
14 C・ダ・マッタ トヨタ Mi 1'20.545 +0'02.312
15 C・クリエン ジャガーコスワース Mi 1'21.559 +0'03.326
16 G・パンターノ ジョーダンフォード BS 1'22.458 +0'04.225
17 N・ハイドフェルト ジョーダンフォード BS 1'22.677 +0'04.444
18 G・ブルーニ ミナルディコスワース BS 1'23.437 +0'05.204
19 Z・バウムガルトナー ミナルディコスワース BS 1'24.117 +0'05.884
- G・フィジケラ ザウバーペトロナス BS - -