大和但馬屋日記

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2007-06-17

[][][]2007年第7戦アメリカGP予選

今回のタイヤはミディアムとソフトの組合せ。

前戦で激しいクラッシュを喫したクビサは結局大きな怪我もなく済んだが、脳震盪があったためにドクターストップがかかり、代役としてセバスチャン・ベッテルが起用された。ベッテルはまだ十九歳、土曜午前のフリー走行では二番手タイムを記録している。

Q1

マクラーレンフェラーリBMWと上位に綺麗に並んだと思ったらハイドフェルドが二番手、ベッテルが四番手に割込んだ。

ブルツ、佐藤、 リウッツィ、スピード、スーティルアルバースが脱落。十五番手クルサードから十九番手リウッツィまでが十分の一秒以内に並んでいる。これが明暗を分けたか。

ここでゲンの悪いラルフが七番手とはビックリだ。

Q2

ハミルトン速いなー。今更だけどさ。つか、フェラーリが遅い。マッサは踏張るがライコネンが駄目すぎる。アロンソが十一秒台でトップへ。

クルサード、ラルフ、バトン、ロズベルグ、バリチェッロ、デビッドソンが脱落。またしても残るトゥルーリ

ライコネンとマッサは三、四番手で何とか持ち直した。

Q3

バーンオフのあとマッサライコネンハイドフェルドと並ぶが、それをあっさりとアロンソ、そしてハミルトンが塗変える。

三番手以下が確定した後でマクラーレン二台のPP争い、これを制したのは二戦連続でハミルトン。いや大したもんだ。以下アロンソ、マッサ、ライコネンハイドフェルドコバライネンベッテルトゥルーリ、ウェバー、フィジケラという順位になった。

決勝はまたマクラーレン独走かな。フェラーリに奇策を弄する余裕があるのかないのか、BMWがどう出るか、あたりに注目しようそうしよう。

蝗と個人

yms-zun2007-06-17

それあ、草むらでたまたま見つけた一匹と田圃を喰ひ荒す集団では対応も変るといふもの。
こちらから見て「集団」の側ととれるチャンネルをわざわざ選択してゐるのならそれを蝗の様なものと見倣す、といふ考へ方は有り得る。つかワシはさうしてゐる。コメントを本文にコピーするのはさしづめ標本採集か。

童夢が下位に沈んぢまつた

雨絡みのクラッシュらしい。つか、ドライバーのミスといふよりピットの判断ミスだよな。

  • 雨が上つてコースが乾きつつある
  • 少し早いタイミングだが雨でペースの遅かつたドライバーを交代させたい
  • ついでにタイヤをスリックにしよう
  • しかしピットではレインタイヤにしかウォーマーが掛つてなかつたよ、どうすんの

といふ状況で、何で冷えたスリックを履かせてまだ濡れてゐるコースにマシンを送り出すかね。その代償がトップの十九周分に及ぶマシンの修復作業時間。あーあ。
耐久レースなんだから、「敢へてスリックタイヤが温まるまでの数周を捨てる」といふ事態になつた時にそれをリスキーなコース上で行ふか、レインタイヤでもう一度出してコースが乾くのを待ちながらウォーマーで少しでも温度を上げておくかといふ判断はあつたと思ふのだけど。
まあ、サルトは一周が長いから、乾きはじめの路面にレインタイヤが保たないだらうといつた辺りで下された判断なのかな。
ドライタイヤをスタンバつておけなかつたのがそもそものミスだとして、それをカバーできなかつたのが残念。ドライバーに罪はなからう。耐久レースだもの、ドライバーに「ものすごい奇跡」を期待してる様では組織として負けてんだよ。


童夢レーシングチームホランド、総合二十五位で完走。