大和但馬屋日記

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一日カルカソンでた

yms-zun2007-11-18

AI相手に遊んでもに仕方ないのでランクマッチで野良対戦。相手がドイツ人だと少し身構へてしまふが幸か不幸かそんなに強い人とは当らなかつた。つか、時差を考へたら日中にドイツ人とはさうさう当らないか。
前からテーブルゲームとして遊んでる人は鼻白んでしまふだらうけど、いや実に面白い。ボイスチャットなしでもタイルの置き方でプレイヤーの癖や考へがダダ漏れで見える気がして、そこがたまらない。見えるからといつて必ず勝てるものではなく、タイルの引きに一喜一憂するのがいい。AIを相手にしても仕方ないといふのは強い弱いに関係なくさういふのがないからね。
もちろんこれは観察者気取りなのではなく、自分の意図もまたダダ漏れに漏れてゐるのが分るから面白いのだ。対面ではなく顔の見えないネット対戦だからポーカーフェイスとかは全く関係ない。タイルの置き場を探り、駒を置くか否か思案する様子から先の展開を予想して先回りしたり、かと思へば思惑を外されたり。
テーブルゲームとはさういふものだよ、と言はれればさうなのかもしれないが自分にとつての当り外れは分らないからねえ。XBLA版の「カルカソンヌ」はルールの分り易さとゲーム全体の見通しの良さと一回のプレイのボリューム感とテンポの良さが丁度良く、勝つても負けても楽しく思へる、本当にいいゲームだ。