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2017-08-25 地の底の人

yo-en2017-08-25

山本作兵衛 画文集『炭鉱に生きる』

明治三二年七歳の頃から坑内に入って生涯ヤマを見つめてきた山本作兵衛さんの画文集を手に取り、初めから後りまで一気に読み干した。

臨場感溢れるこの画文集を食い入るように見つめるうち、いつしか私もヤマに入ってゆく。

毎日がいつ落盤やガス爆発などの災いが起こるかもしれないという緊張感が少し迫った気がした。



『ガスケの花』  YO - EN

黒いトンネルに 燃える石を求め

カンテラの炎が 銀の汗を散らす

あゝガスケの花よ

見る者を焼き尽くす

ツルハシ響け 塊炭叩け こん畜生

こん畜生の炭坑節

友の命と引きかえに 

燃える未来はどこにある? 


黒いトンネルに 燃える石を求め

カンテラの炎が 銀の夢を揺らす  

あゝガスケの花よ

見る者を焼き尽くす

ツルハシ響け 塊炭叩け こん畜生

こん畜生の炭坑節

私の命と引きかえに 

燃える火の国どこにある?


  


労働環境からこの時代、災いを避けるため、禁忌や呪術を信じるのも無理はないだろう。

本文中に特に気になる怪奇現象がある。

ガス爆発で大火傷で重症の一坑夫の見舞いにと、医者と見舞客に化けた狐どもが大勢でやってきて、治療をすると言って包帯を取り、身体中の瘡蓋をベリベリ剥がして死なせてしまったというのだ。狐は火傷の瘡蓋を好んで食べるという。

そういえば、ジブリアニメの『もののけ姫』にも、そんなシーンがあったのを思い出した。


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2017-08-16 新作『からゆきさん』

yo-en2017-08-16

最近はよく読書をする。

以前は100円の中古本を気兼ねなく買って読み捨てたこともあるが、それも無くなり、もっぱら図書館で借りまくる。

読みたい本も予約をすれば大阪中の図書館から探し、大方手にできる。

長編小説などは、今は読む気が起こらないが、少しでも興味のあるものを常時、7、8冊を同時に少しづつ読み進めるのが、沢山読める私の秘訣だ。

私にも好きな作家はいるが、ずらりと本棚に並べておく趣味はあまりなさそうだ。

好きなアーティストのレコードなら気が向けば取り出して聴くが、本の二度読みはあまりない。

それでも手元に置いて、また読みたいと思う本に出会う時がある。

そういう本は、自分にかなり影響を与えてくれた本だ。

しかし、本について語れない。

私にとっては、どの作家が書いたとか、何と言うタイトルとか、本当はどうでもいいのだ。気にしない。

覚えていないのだ。

からゆきさんの本を読んだので、こんな詩ができました。

(唐行きさん)は九州で使われていた言葉で、19世紀後半、主に東アジア・東南アジアに渡って、娼婦として働いた日本人女性のこと※ウィキ 

(騙されて海を渡る少女多し)


『からゆきさん』


お薬くれんね

お父さん

ほんなごつキツかね

おしょうばいできる

身体にせんとね 

しゃんとせんとね



寝かせてくれんね

お父さん

どがん言うても

男ん人やめんば

泣いてもやめんば

朝になりよる



聞いてくれんね

お父さん

幼か妹

血ば吐いたけん

うちが変わるけん

許してね



どげんしよったら

お父さん

里へ帰れると?

ばってんうちの借金

死んで返されん

死んで返されん



教えてくれんね

お父さん

生みのちちはは

うちを捨てたやろ

うちを捨てたやろ

仕方なし



うちを売ったとね

お父さん

ゆんべのうちに

死んだあの子の

顔が綺麗で

羨ましか


         作詞/ YO-EN

kunukunu 2017/09/17 23:13 20年前にボルネオ島のサンダカンに行きました。
海を見下ろせる小高い丘の上に、娼館の女将がつくったという日本人墓地があります。
小さな寂しい墓地です。
僕は線香の代わりにマイルド・セブンに火を点け、供養塔にお供えし、ひとり静かに手を合わせました。

2017-08-15 eo Music Try 2017 エントリー

yo-en2017-08-15

今年で4回目です。応募していたeo Music Try 2017 ですが、今年も無事一次審査を通過しました。

二次審査は皆様からのネット投票で、優勝が決まります。

さて何を選曲したか気になるお方は、下記のリンク先でわかりますよ。

その際に、ポチッと一票、投票と応援コメントをよろしくおねがいいたしますね〜。(コメントは本当嬉しい)

しかしこの曲をカバーした理由という欄の、私のコメントだが、なにか変だ。

ちょっとしっくりこないなあ。


http://eonet.jp/musictry/2017/over40/detail.cgi?artist_id=6

2017-08-12 新タイトル『太陽の血汐』

以前作った未完成の『黒い太陽』の歌詞を引っ張り出し、少しばかり歌詞とタイトルを改変した。

改変前と変わらず、ストレートな反戦メッセージはない。

もともと『生』がテーマなので、『黒い太陽』改め、『太陽の血汐』にした。


『太陽の血汐』



髪に挿してたの

母の簪の

蜻蛉玉を握って

夜に震えたの


あの子逝っちゃった

かあちゃん」と恋しがり

夢に怯えてね

負けてしまったの


この焼け野原鬼火が照らす

この瓦礫山に真っ赤な太陽が昇る


強くなりなさい

強くなりなさい

こらえた悲しみは

人を助けます


生きてゆくんです 

生きてゆくんです

こらえた苦しみは

命与えます

            作詞作曲/ YO-EN

2017-07-09 8月のライブスケジュール

yo-en2017-07-09

<近日中のライブスケジュール>

■8月2日 (水) 大阪中崎町『創徳庵』ブッキングライブ出演

18:30 OPEN    19:00START    

前売\2,000- 当日\2,300-   + 別途1ドリンク(\500〜)

〜闇も光も、心からほとばしる言葉と音で表現する、三者三様のギター弾き語り〜  

出演:影野 若葉/元橋 たいぞう/YO-EN

創徳庵 https://www.facebook.com/pages/創徳庵/223694567970521:title=https://www.facebook.com/pages/創徳庵/223694567970521]

出演者紹介

http://soutokuann.com/event/82(水)影野-若葉-%E3%80%80元橋-たいぞう-yo-en:title=http://soutokuann.com/event/82(水)影野-若葉-%E3%80%80元橋-たいぞう-yo-en]


■8月9日(水)京都『Blue Eyes』ブッキングライブ  詳細後日 

http://blueeyeskyoto.com


■8月10日(木)京都 五条坂 陶器まつり 野外ライブ出演 詳細後日

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足立です足立です 2017/08/08 10:41 御無沙汰しております。6月には浜松でのライブ、ありがとうございました。改めてネット上で拝見し、心を震わせながらしみいってくるようなYOーENさんの歌声に感動しています。またぜひいらしてください。

yo-enyo-en 2017/08/08 10:52 >足立さん
嬉しいです、ありがとうございます。
浜松では、美味しい鰻茶漬けをいただき、砂丘と楽器博物館も楽しみました。
また遊びに行く約束もあるので、今年中にでも行きたいと思っています。
その時はお待ちしておりますね〜。

2017-07-04 女ギター旅がらす 関東プチツアー

yo-en2017-07-04

プチ関東ツアー終了。深夜高速バスで今朝、東京から帰って来た。

ちょうど一週間前に出発して、大阪〜浜松(静岡)〜福生(東京)〜国立(東京)〜大阪と、計四か所の移動だが、気管支炎が完全に治っていない私は、常に余裕を持ったスケジュールと身体に無理のないペースで、ライブに向けて体調管理に気をつけた。

決して余裕は無いが万全を期し、行きの交通手段は浜松も東京ともに新幹線ぷらっとこだま)。

しかし帰りは節約の為、深夜の高速バスを利用。

東京-新宿-八王子経由、八王子から乗車すると4列シート満員車内はムンとして、何人か咳をしている為、急遽マスク2枚重ね、内側にお茶で湿らせたティッシュを挟んで、静かに息をして過ごした。

その後私は目を瞑り、この一週間を振り返って、心地良い疲れと、終わったという安堵、そして浜松の砂丘で友と交換した手の中の小さな貝殻を思い出して、いつの間にか浅い眠りに落ちていった。


7/2 国立ギャラリービブリオ 十松さんのブログにライブの詳細、セットリストまで記載。

http://d.hatena.ne.jp/banka-an/20170702

ビブリオライブ YO-EN FB記事

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1738449926168477&id=498015156878633&notif_t=like&notif_id=1499078465159788

福生 休みの国 ワンマンライブ FB記事

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1735593393120797&id=498015156878633


浜松シンガーソングライターkiyosakuちゃんのブログ YO-ENとの想い出

http://ameblo.jp/singerkiyosaku/entry-12288112029.html

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photo by 白石ちえこ

2017-06-22 誰も悪く無い

今月初旬に喉が腫れ声が枯れ、そして熱を出した。

ここのところ年3回くらいは、39度前後(最高40.2度)の高熱が2日程続く、熱は解熱剤は飲まずに細菌もしくはウイルスと戦い、その後、気管支炎を併発する。熱と気管支炎はセットみたいだ。

ライブがあれば、気管支炎も悠長に自然治癒を待っていられないので、家のすぐ近くの診療所に行くのだが、いつも診察はおざなりな感じがぬぐいきれない。それでも市販薬よりか良い薬が欲しいと期待して行くのだが、どうも処方してもらった抗生剤はすっきり治らない。

それでやはり、専門の先生に診てもらおうと大きな病院の呼吸器内科を紹介してもらう。

そこの病院では、担当者から経過等を聞かれ、その場で、診察前に受けるべく検査項目を示された。尿検査、血液検査、肺活量検査は2種、そして胸部レントゲンがあった。

なんでも直ぐにレントゲンというやり方に不信感を持っている私は(呼吸器系の検査にレントゲンは必要な場合もあるだろうが、診察も無くいきなりレントゲン検査に拒否反応がっ)、(しかも、担当医師でもないのに検査を指示するのかという不信感がっ)、

『それならレントゲンだけは、診察と他の検査結果で判断してもらって、どうしても必要なら受けます』と、言ってみた。

私の提言に少し動揺を見せた担当者は『どうしてレントゲンを拒否するのですか?』と聞くので、問題ない被曝量事態、どこにも保証されていない事だから、不要な被曝は避けたいと言った。反対に私が『どうしてレントゲンが診察前に必要ですか?』と聞くと、肺炎や肺がんの可能性を見ると言うので、『それは、血液や尿や肺活量の検査等の結果でわかりませんか?』と聞くと、なにやら的を得ない説得をしだしたが、本来争うことが嫌いな私は、少し面倒になり、空気に負かされやむなく承諾した。

しかし解せない気持ちのまま、検査待ちのベンチで客観的に自問自答しているうち、

(流れ作業業務短縮?この段階で胸部レントゲンはリスクの方が大きいのでは)....

(なぜ、担当医に聞きに行かず検査を受けるよう指示するのか、自分の業務遂行の為、私の意見を無視?)と怒りさえ込み上げてきた。

怒りは絶大なパワーなのだ!

私は、レントゲン室を素通りして、受付でやはりレントゲン検査をしてこなかったと言うと、先ほどの担当者が来て、やがて担当医に伝えることになった。

そのままレントゲンはしなくて済んだが、扱いにくい患者とレッテル貼られてしまっただろう。

だがそれも仕方ない。誰も悪くない。自分の意見を述べて、医者任せにしたくないだけ。自分の体じゃないか。


様々な情報はネットで真偽入り乱れ氾濫している。情報は多方面から考え、極端に走らず柔軟に考え、思い込まず、人はすぐ影響されるが、北寄りになれば南にむかい、心身常に真ん中にバランスよく生きたい。情報の起因を考え、操れず、操られれば、弱さを認め、涙を流して独り我が道を行く。疑問を持って。

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その他の検査結果は全て正常範囲で、肺炎や肺気腫の疑いは無いと診断された。

担当医は優しそうな目元だった。それを裏打ちするように、患者の話を急かすような対応もなく、説明もはぐらかさず、専門用語を多用せずわかり易く、こんなに気分の落ち着いた診察は何年振りかと、診断も安心して聞いていた。

長年地方に住んでいた頃は、地元の評判の医者は教えてもらえるし、歯医者や耳鼻科、眼科以外は、市立病院で不審などなく通ったものだ。病院も多いし患者も多いこの大都市大阪で根付かず転々としていると、どうしても病院や医者不審になってくる。病院に限らずだが、人の足元を見た卑しい対応を何度か経験すると、こちらの心も硬くなるのだ。

そういうわけで、医者選びはいつも自分でネットであちこち調べることになる。ネットだけの情報じゃ物足りないが、致し方ない。口コミだけでは信じない、自分の経験と感だけ。今回もこの先生に担当してもらいたくて、紹介状を書いてもらっていた。

『少し膀胱炎の反応が出ているが(自覚症状なし)、薬を出すほどでも無く、今でも体温は37.2度あるが、今後も体温が上がるのならば、その原因を考えて検査したらいいんじゃ無いですか?』と担当医。


『したらいいんじゃ無いですか?』という言葉の端に、一瞬トゲを感じた私は、すぐに気のせいだと振り払いつつも、少し担当医の言葉が遠くなりかけていたら、

『この診察室は重篤な患者しか来ませんので』と追い討ちのような。

レントゲンを拒否したという後ろめたさがあるのか、私クラクラ、嫌味に聞こえる。

だがそれも仕方ない。誰も悪くない。システムが悪いのだから。

たんぽぽたんぽぽ 2017/06/24 20:38 体には気をつけてくださいね。30日、楽しみにしていますo(*´o`*)o

yo-enyo-en 2017/06/24 21:42 >ありがとうございます。こちらも楽しみです。

2017-05-22 6月〜8月ライブ予定

yo-en2017-05-22

お元気でお過ごしてしょうか?今後のライブスケジュールです。

当日開場であなた様のお声がけを心よりお待ちし申しております。是非是非に〜〜!


6/15(木)大阪天満『フラットフラミンゴ』 YO-ENワンマンライブ

      19:00開場 20:00開演 チャージ1500円+飲食代

     [ https://flatflamingo.jimdo.com:title= https://flatflamingo.jimdo.com


6/27(火)浜松 モンターニュ石原店カフェ内 Kiyosaku ピアノ弾き語りライブ 

      ゲスト出演  18:30開演 20:00終了 

6/30(金)東京福生 ライブ酒場『休みの国』YO-ENワンマンライブ

      18:00開場 19:00開演 チャージ1500円+飲食代

     

7/2 (日)東京国立 GALLERY BIBLIO (ギャラリー・ビブリオ) 

     ビブリオ特別企画 YO-EN 昭和歌謡スペシャルライブ 30名様限定

     16:30開場 17:00開演 チャージ2000円(1drink 付き)

     ライブ終了後 自由参加 打ち上げ参加希望の方は1500円別途必要


7/5(水)大阪梅田 granada グラナダ YO-ENライブ

     2ステージ制 演奏時間 20:00 21:00 

     http://granada.bopoji.com

     老舗の小さな酒場 好きなカバー曲を弾き語ります。 


8/2 (水)大阪中崎町 『創得庵』ブッキングライブ 

     http://ameblo.jp/soutokuann/


8/9 (水)京都『Blue Eyes』ブッキングライブ   

     http://blueeyeskyoto.com


8/10(木)京都 五条坂 陶器まつり 野外ライブ出演

2017-05-07 飛鳥の仏様

yo-en2017-05-07

大阪市立美術館で開催の特別展示に行ってきました。今の私にはタイムリーな展示物。

『飛鳥の仏から円空へ』

沢山の展示物の中、一目見るや瞬時に私の身体が緊張し、ゾワワ〜ンと逆毛立つオーラを放つ仏様がおられましたので、一つだけ祈願しようとコソッと手を合わせました。

何を御祈りしようか考えれば、(一つだけって自分で決めちゃうからっ)、(この仏様は私の頭の中はお見通しだ)、(欲張りはバチあたり)、(清らかに、私よ今、清らかであれ)、(いやいや、正直に)などと別の意識に占領され、結局、(兎にも角にも塩梅良く何卒よろしくお願い致します)としか言えなかったのでした。

2017-05-04 大津皇子に恋しとよ

yo-en2017-05-04

私の故郷の岐阜に近いものを感じて奈良贔屓な私ですが、偶然手にして読んだ歴史物語が、歴史を覆す内容で(真偽は兎も角として)、非常に説得力があり、読者を最初から最後までグイグイ引き込む展開と面白いミステリーだったので、歴史に興味薄だった私でさえ、非常に楽しく読ませてもらい、奈良好きに一層拍車がかかりました。

私が歌っている『恋しとよ』は本の中にも登場する天武天皇の息子の大津皇子と、密通相手の石川郎女の万葉集恋の唄ですが、この大津皇子は、謀反の罪(策略冤罪の可能性も)で若くして死んだ悲運の皇子であり、もし生きていればなどと、奈良の里に想いを馳せていました。

それで先週の事、二上山に眠っている大津皇子の墓に参拝したくて、二上山に行ったのですが、皇子の墓がある山頂付近までは、装備不十分の上、体力不足で、時間も無く断念し、後ろ髪引かれる思いで山を下りました。

それでも風に呼ばれたのか振り返ると、二上山の山並みが、何だか私を待っているかの様に感じてしまい、大津皇子の唄を、独り言のように静かに唄えば、大伯皇女伊勢神宮斎宮、大津皇子の姉)と、山辺皇女(大津皇子の妻)の想いまでも重なり、胸が締め付けられ、じんと目頭が熱くなりました。


『恋しとよ』

作詞/大津皇子、石川郎女、補足YO-EN

作曲/YO-EN