東京にきて3週間がたちました。仕事は相変わらず決まらないけれども、自分の芯が強くないのは知っているのです。
浅草まで歩いてみました。雷門にたどり着くまでに電池は切れてしまったけれども、良い写真が沢山とれてうれしい。東京にきてからか人と人の関係についてちょっと考え始めました。今まで作品に人という存在はいらなかったけど、なんだか写真には人をおさめたくなります。なにかの心境の変化なのでしょうか?ちょっとだけ考えてみようと思います。
前島アートセンターが無くなるという話をきいて、本当になくなるのかななんて考えてしまいます。僕はアートセンターに推薦してもらったから今もこうして東京にいることができているんだけれど、そのアートセンターの無くなる日に立ち会えないなんて、心がもやもやしてしまいます。実は2006年からなんらかの形で関わるけど、今まで一度もがっつりと関わったことはない。cotefがなければ知らなかっただろうし、大学に入らなけれどもっと知らなかったと思う。人とのつながりで知ったはずのアートセンターの最後に立ち会えないなんて。それは人として悔しい思いもあります。
弱いけれども毎日余震があり体が揺れている。けど、余震を体感しているうちに僕が揺れているのか地球が揺れているのかわからなくなってくる。すごく目がぐるぐるしてたちくらむ。大きな余震が来ると、自分が住んでいる地球は生きているんだなって強く感じることができる。きっと近いうちに大きな地震で東京もすごい事になるんじゃないかと思う。あぶないけど、その場に言わなくちゃ。時代が変わる節目。感じなくてはいつまでも沖縄という小さな島の感覚で死んでしまう。
展示開催まであと5日となりました。制作スタジオではいまだに作品としてできあがっていないものが沢山あってもうどういうふうに展示をしようか悩むところでございますが、いままでもなんとかなってきたのでどうにかなんとかしようなんておもいます。しかしやっぱり大きな絵を描けばよかったと少しだけ後悔。東京ではこないだ大雪がふって、雪の中に足を入れる音、雪が傘にあたる音、雪が溶けて下水を流れる音、雪一つで周りの音が全然変わっちゃうのに驚いて、真夜中に少しだけ遊んじゃったりしてしまいました。雪の音ってすごい。沖縄の太陽の音もすごいけど雪も本当にすごくすてきだった。毎日が移植ばかりで野菜不足の僕が入るお店お店は肉か揚げ物なのでもう野菜を食べるのはあきらめましたが、食生活よりも、筆を動かしたり、小さな音で遊ぶことがずっとできるのでその生活は楽しくてしかたない。また学生気分に戻ったみたいですが、そもそも社会人も半年ぐらいしかやってないので、いまだに学生気分と言えば学生気分なのでしょう。今朝は銭湯で朝風呂にはいって、コーヒーなんかのんじゃってゆっくりと時間が経つのを感じながら、作品とにらめっこをしています。そろそろ筆を持とうかな。