11月20日
水沢11レース サンケイスポーツ杯第29回ダービーグランプリ(M1・3歳・全国交流・クロフネ賞)
2000メートル・15:50発走


☆1 1浦ベルゼブブ     56川 山崎誠士 (小久保智) 牡3 埼玉新聞栄冠賞11着
△2 2大トロヴァオ     56大 真島大輔 (荒山勝徳) 牡3 東京ダービー4着
▲3 3北ジャストフォファン 56北 阿部 龍 (角川秀樹) 牡3 ビヤパーティーaiba浦河特別4着
 4 4 メジャーリーガー  56  関本 淳 (小林義明) 牡3 みちのく爽やか杯絆カップ9着
◎5 5 エンパイアペガサス 56  村上 忍 (佐藤祐司) 牡3 テレビ岩手杯不来方賞1着
   6 デルマオカル     54  高松 亮 (板垣吉則) 牝3 震災復興子ども達に夢と笑顔を1着
△6 7北スティールキング  56北 桑村真明 (角川秀樹) 牡3 道営記念6着
   8金スマイリーキュート 54金 桑野 等 (鈴木長次) 牝3 サーモンフィッシュ特別5着
 7 9 ノーノーイエース  54  齋藤雄一 (小西重征) 牝3 霜月特別7着
   10 ウインバーニング  56  山本聡哉 (小林俊彦) 牡3 テレビ岩手杯不来方賞2着
〇8 11大バルダッサーレ   56金 吉原寛人 (中道啓二) 牡3 マイルグランプリ4着
   12 サンエイホープ   56  菅原辰徳 (瀬戸幸一) 牡3 テレビ岩手杯不来方賞3着

今年は岩手ダービー馬VS東京ダービー馬、北海優駿に南関とホッカイドウの3歳戦線を引っ張って来た馬が複数参戦して楽しみなメンバー構成になった。ただ、土曜日に雨が予想されている事からこれがレースに大きく影響を与えそうか。

◎:エンパイアペガサス…去年11月21日から目下8連勝中でこの中には岩手ダービーダイヤモンドカップ不来方賞など重賞4勝が含まれている。前走不来方賞は4馬身差も着差以上の圧勝でなおかつJRAで勝ち星を挙げた馬を突き放した事から強豪が揃うここでも楽しみ十分。馬場が悪くなっても大丈夫な事からよほどな事が無い限りは連は外さない。ここを勝てばロックハンドスター以来岩手競馬史上3頭目に3歳三冠馬になる上に岩手の年度代表馬の有力候補になる事からここは負けられない。
〇:バルダッサーレ…JRA500万から転入初戦の東京ダービーで力の違いを見せ付けるレースをし、続くジャパンダートダービー4着とNARグランプリ3歳最優秀牡馬の最有力候補に挙げられている。戸塚記念は不良馬場が影響し2着、マイルグランプリは一線級相手に4着に敗れたが同世代相手となるここは勝ち負けの存在だが、小回りと馬場悪化がどう影響するか。小回りはこなせそうな感じがするも馬場は悪くなると馬券圏内を外す可能性もあるだけに当日の馬場が鍵になる。
▲:ジャストフォファン…北斗盃北海優駿とスティールキングの2着に敗れてきたが、最後の1冠の王冠賞は不良馬場を逃げ切りスティールキングの三冠を阻止。続く重馬場の大井の黒潮盃は4着に入りこちらもスティールキングに先着している。スティールキングと比べると良馬場では力に差があるも馬場が悪くなると一気に逆転するだけに馬場悪化が予想される今回はスティールキングだけでなくバルダッサーレに先着する可能性もある。良馬場だったら大幅割引も重・不良馬場だったら押さえて好配当に
△:トロヴァオ…道営時代からタービランスと数多くの好勝負を繰り広げ、ハイセイコー記念優勝、羽田盃2着、東京ダービー全日本2歳優駿で4着と南関の3歳戦線を引っ張って来た。今回は東京ダービー以来となるが全日本2歳優駿の内容から小回りも大丈夫で地力でカバー出来れば。エンパイア、バルダッサーレとは幾分差がありそうなだけにこちらも押さえで
△:スティールキング…去年の北海道2歳優駿など3つの重賞で一線級相手に2着に入り、年が明けてからは北斗盃北海優駿の2冠を制覇。王冠賞はジャストフォファンに逃げ切られてしまい三冠はならなかったが、その後は古馬一線級と互角の勝負をしている。力だけなら逆転の期待もありそうだが、重馬場や不良馬場は苦手で前走の道営記念もそれが影響。天気と馬場悪化は大きなマイナスポイントになりそう。また、川崎の全日本2歳優駿で9着と大敗している事から小回り、さらに中10日の遠征競馬もどうか。
☆:ベルゼブブ…JRA500万から7月に浦和に転入。初戦は大敗もその後は2戦続けて圧勝で挑んだ戸塚記念でバルダッサーレを破って重賞タイトルを手に入れた。ただ、その後の埼玉新聞栄冠賞で惨敗したのが気掛かり。今回は同型のジャストフォファンがいるのがどう影響するか。単騎なら上位の可能性あるも競られると… 馬場と小回りはプラスだが。
…:メジャーリーガー…昨年の岩手の2歳最優秀馬だが今年はここまで未勝利。やまびこ賞でエンパイアペガサスと半馬身差の2着になった事があるが、前走絆カップは岩手の一線級相手で勝ったナリタポセイドンから2.6秒離された9着と大敗。今回は全国の強豪が揃っているだけに今の状況では掲示板までか。水沢でのここ2戦の内容もマイナス材料。
…:デルマオカル…昨年7月の福島の芝千二の新馬でデビュー勝ちするもその後は大敗が続き岩手に移籍。前走B1戦は6番人気ながらも後続に8馬身差をつける圧勝劇を演じている。その前の不来方賞は7着大敗もスタートで立ち遅れたのが大きく影響。スタートで遅れなければ前走の勝ち方からもう少しやれてもいい。前走をきっかけに馬が変わったら怖い存在。
…:スマイリーキュート…門別で未勝利勝ち。金沢に移籍後は転入初戦、2戦目とも惨敗も以降は馬券圏内に入り続け、9月のサラブレッド大賞典を勝ち挑戦権を得た。ホッカイドウで1勝だけでその後条件戦で勝ちあがれなかった事やJRA交流戦で惨敗した事からそれ以上の強敵が揃うここはかなり厳しく静観が妥当。
…:ノーノーイエース…門別で未勝利勝ち。その後船橋に移籍し浦和でJRA交流を勝ちここまで2勝挙げているが、5月に岩手に移籍後は未勝利で条件戦でも同世代相手の重賞でも古馬牝馬相手の全国交流の重賞でも着拾いの競馬ばかり続けている。ビューチフルドリーマーカップ5着も今回の方が相手が強くなっており、ここは着拾い出来ない可能性も。もし、着拾うとしたら馬場が悪い時か。
…:ウインバーニング…JRA未勝利から10月に岩手に転入。転入初戦を快勝し、不来方賞では2着に入った。ただ、大井の交流で2着があるも全体的にレベルが低く、今回は相手が大幅に強化される事からこの戦績では厳しく静観が妥当。
…:サンエイホープ…1月に金杯を勝ち重賞勝ち馬になり、岩手ダービーダイヤモンドカップ2着、不来方賞3着と2冠とも馬券に絡んでいる。エンパイアペガサスとは3戦して全て0.8秒差。今回相手はかなり強くなるが水沢コースとの相性が良いだけに馬券に絡む可能性はありそう。来れば3着付けでも高配当に。

11月19日
東京11レース 第21回東京スポーツ杯2歳ステークスGIII・2歳) 
芝1800メートル・15:30発走

◎:5 トラスト(柴田大知
〇:6 ブレスジャーニー柴田善臣
▲:1 ムーヴザワールド(ルメール
△:3 キングズラッシュ(田辺裕信
△:8 エルデュクラージュ(ムーア)

今回は特別に東スポ杯も予想。
三つ巴ムードだが、本命は札幌2歳ステークスが着差以上の内容だったトラスト。
サウジアラビアロイヤルカップを制したブレスジャーニーの末脚も侮れない。
ムーヴザワールドもデビュー戦で先行して34秒の上がり脚ならブレスジャーニーの猛追を凌ぐ事も。

11月20日
京都11レース 第33回マイルチャンピオンシップ(GI)
芝1600メートル・外回り・15:40発走

◎:7 フィエロ戸崎圭太
〇:4 ロードクエスト池添謙一
▲:16 ミッキーアイル(浜中 俊)
△:1 ディサイファ(武 豊)
△:5 ヤングマンパワーバルザローナ
☆:13 ダコール(小牧 太)

今年も難戦で誰が勝ってもおかしくないマイルチャンピオンシップ
本命はフィエロ。昨年はモーリスの2着で春の安田記念でも3着に好走している。前走スワンステークスは道中躓いたのが痛かった事からまともなら突き抜けられる。
ロードクエストは出遅れ癖がどうかも末脚が魅力。GIでもその末脚は通用出来る。
ミッキーアイルは久々のマイル戦も3歳時はマイルで5連勝したことから単騎で行けるここならやれてもいい。

11月20日
高知7レース 高知ケーブルテレビ協賛第5回土佐秋月賞(重賞・3歳)
1600メートル・18:10発走

◎:3 ディアマルコ(佐原秀泰)
〇:11 ナスノフラッシュ(永森大智)
▲:9 ブラックビューティ(中西達也)
△:1 ハルノフェスタ(西川敏弘)
△:7 ロイヤルジレンマ(倉兼育康)

ここは全国区の力を持ったディアマルコの相手探し。
ナスノフラッシュは距離課題も菊花賞前の勢いからもっと差を詰めてもいいはず。
ブラックビューティは黒潮菊花賞は距離が長かったか。2走前と同じコースで反撃期待。